こんにちは。
怖い上司に呼ばれただけで、びくびくビビってしまう!そんなビビる癖を何とか克服したい!
怖い相手にビビッてしまうあなたは、心底そう思いませんか?
ビビってしまうと、反論したいことも言えず、ただ怖い上司のお説教を聴くだけになってしまいます。
ですが、かくいう私も極度のビビりマンでございました。
怖い上司に呼びとめられようものなら、
って連呼して退散したくなります。(でも退散できない)
ですが私は営業マンになり、色んな人との交渉を繰り返すことで、ビビる癖を克服することに成功したのです。
もうですよ、私はビビりませんよ、ふふん。
ではビビる癖を克服するにはどうしたらいいのでしょうか?
この記事では極度のビビりマンだった私が、ビビる癖を克服できた方法について解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
怒られるのが怖いから、ビビる。
「人はなぜビビッてしまうのか・・・」
雲一つない青空を見上げながら、私はつぶやきました。
・・・あ、すいません、いきなり一人で哲学的になってしまいました。
ビビる癖を克服するには、そもそも
「どうして人はビビッてしまうのか?」
という心理を知らなくてはいけませんよね。
怒られたくないから、ビビる。
人はなぜビビるのか?
それはずばり、「怒られたくないから」です。
人がビビる根底には、失敗したら怒られる、という恐怖が流れております。
怒鳴られたり、理詰めで追い詰められる精神的ストレスが繰り返されると、ちょっとしたことで、「また怒られる・・・!」と自己防衛反応が働きます。
怒られるという言葉の暴力から身を守ろうとする防御反応こそが、「ビビり」の正体です。
仕事でミスをして、何度も上司から怒られることが続くと、仕事でミスをした時点で、
と、ビビるのです。
まだ怒られた訳でもないのですが、「ミスをした=怒られる」と結びついてしまい、すぐに防御反応をとってしまいます。
そして、案の定上司に怒られると、
と、さらにビビりまくるのです。
ビビる必要は全くない。
ですが、仕事でミスして上司から怒られることがあっても、本当はビビる必要は全くありません。
それは「ビビること」と、「反省して、謝罪すること」はまったく別だからです。
仕事のミスで怒られたならば、本来やるべきは「謝罪して、原因を特定し、繰り返さないこと」ですよね。
仕事でミスしたのは、私が悪うございますよ。謝罪もしますし、反省も致します。これから繰り返さないように気をつけますよ。
ですが、そんなに怒らなくてもいいじゃないですか。
怒って怒鳴って、いったい全体何がしたいのでしょうか?私をそんなにビビらせたいのでしょうか?
仕事でミスしたら、堂々と謝罪しましょう、堂々とね。
まずは自信を持つことだ!
ビビる癖を克服するには、まずは自分に自信を持つことが第一歩であります。
姿勢を正して、胸を張る。相手の目をしっかり見つめる。
ビビる癖を克服するには、まずはその姿勢を直すことから始めましょう。
姿勢を正し、胸を張る。目はまっすぐ相手を見ましょう。
しゃべる声は大きく、お腹の底から声を出しましょう。
歩くときも、肩で風を切って歩くぐらいがちょうどいいでしょう。
・・・え?なんですと?
こんなことして本当に効果あるのとおっしゃるのですか!?
ははー、なるほどですね。さてはあなたは、姿勢から得られるメンタル効果を甘くみていらっしゃるのですね。
だってほら、ビビっているときの自分を思い出してみれば分かりますが、ビビっているときって、すごく姿勢が悪くないですか?
・背中が丸まっている。
・目が泳いでいる。
・しゃべる声は張りがない。
・声が小さい。
どうですか?
逆にこんな人を見かけたら、「あいつビビってるな・・・」って思いませんか?
お恥ずかしい話ですが、ビビりまくっていた頃の私も、上司に問い詰められたときの姿勢が悪かったですね。
完全に相手に飲まれておりました。
ですので、ビビる癖を克服するには、まずは姿勢を直してあげることが大切です。
一言で言うならば、「胸を張りましょう、どんと構えましょう」に尽きます。あ、二言になってしまいましたね。
例え心の中でビビっていたとしても、ビビってない外見を装えば、自ずと本当にビビらなくなってくるものです。
小さな成功体験を積み重ねる。
ビビる癖を克服するには、自分に自信を持つことが大切です。
「そんなこと分かってるわ!!」
と、激しいツッコミが入りそうなので、さらに深く解説させて頂きましょう。
自分に自信を持つ為には、小さな成功体験を積み重ねることが必要です。
どんな小さなことでも「できた!」を積み重ねることで、やがて揺るぎない自信を築くことができます。
小さな成功体験を積み重ねて、自分に自信が持てるようになると、仕事で失敗したとしても、「次で挽回できるから、大丈夫」と思えるようになります。
その結果、失敗する恐怖が小さくなり、ビビる癖を克服することができるのです。
仕事で失敗してビビるときは、決まって
と、「どうしたらいいか分からない」ときです。
しかも怒られる恐怖に支配されて、ミスをリカバリーする方法を考える余裕すら失ってしまいます。
ですが、小さな成功体験を積み重ねて自分に自信をつけて置くと、
と、思えるようになります。
怒られるのは同じですが、冷静に「次はどうしたらいいか」が考えられるから、結果的に怒られる量も少なくなりますよ。
ビビる癖を克服する為には、小さな成功体験を積み重ねて、自分に自信を持つことです。
そうすれば、自ずと怒られる恐怖から解放されますよ。
先まわりして、失敗するパターンを考えない。
ビビる癖を克服する為には、先まわりして考えないことも大切です。
先まわりして考えると、
「やったら怒られそうだ」
「やらなかったら怒られそうだ」
「きっと失敗するだろう」
と、まだ起こりもしていない未来のことを考えて、まだ怒られる前にビビってしまいます。
私も新規営業でお客さんを訪問するときに、
と、訪問する前なのに、訪問して怒られるパターンを先まわりして考えてしまうときがあります。
先まわりして考える癖は、立派な自己防衛本能なのですが、先まわりして考えて、ビビるくらいなら、最初から何も考えない方が遥かにマシです。
あれこれ営業の戦略立てて、いざお客さんを訪問する時になって、
と、ビビるぐらいなら、いっそのこと何も考えないで、
と、突撃した方が、結果的にうまくいくことが多いです。
ビビるくらいなら、先まわりして悪い結果を想像するのを辞めましょう。
どうせ考えた通りになんてならないのですから。
開き直る。
ビビる癖を克服するには、開き直ることも大切です。
ミスをして怒られても、「だから何?」と言わんばかり平然とすることも必要です。
「開き直る・・・」と聞くと悪い印象がありますが、先ほども申し上げた通り、「ビビると謝罪する」はまったくの別物なのですから。
また開き直ることは、あなたの心を守る立派な防衛反応でございます。
ビビらせようと目論む相手の攻撃には、毅然とした「開き直り防御」が有効です。
またビビッてオドオドしていると、怒っている相手はその様子をみてますますご立腹されます。
そのうち顔を合わせるだけで鬼の形相になるようになり、完全に悪循環にハマってしまいます。
ですので、怒られたときは、いっそのこと開き直るぐらいがちょうどいいのです。開き直ってしまえば、ガミガミ怒る相手にもビビることはなくなりますよ。
開き直りは、大切な自己防衛本能であります。
怒鳴られるとき。
怒鳴られると、瞬間的にパニックを起こしてしまいます。
普段ビビらないようにしていても、怒鳴られると本能的にビビッてしまうから困ったものです。
では、怒鳴る相手にビビらないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?
その答えは、冷静に客観的に対応することがポイントです。具体的には次の2つのポイントを抑えましょう。
怒鳴り散らす相手は、感情のコントロールができない「お子様」。
まず、怒鳴り散らす相手はただ単に感情のコントロールができないお子様、ということを心得ましょう。
感情をうまくコントロールができてないだけですので、こちらが怒鳴る相手にビビる必要はありません。
相手の話は半分聞き流しながら、逆なでしないように、質問に冷静に答えていれば嵐は勝手に過ぎ去ってくれます。
ビビらせる為に、わざと怒鳴り散らす相手には、「無表情」を貫く!
そして注意したいのが、こちらをビビらせる目的で、わざと怒鳴り散らしているときです。
これはつまり、確信犯でございますよ。タチが悪いですなあ。
ですので、怒鳴り散らされて、こちらがビビればビビるほど、それはまさに相手の思うツボなのです。
さらに弱みを握り、付け込んでくるので注意が必要です。
わざと怒鳴り散らしているタチの悪いヤツには、無表情を貫きましょう。
無表情を貫くことで、「こいつには効果がないのか?」と思い、諦めてくれます。
ですがごく稀に「もっと怒鳴らないと効果がないのか?」と勘違いするおバカさんもおります。
ですがその手に乗ってはいけませんよ。あくまでも無表情で、「つーん」としていましょう。
さすれば最後は疲れ果てて諦めてくれますから。
格上の相手にビビるとき。
話す相手が年上だ、社長だ、有名企業の社員だ。
そんな格上の人にビビってしまうときは、次の方法がお勧めです。
相手と対等の目線に立とう。
格上の人にビビってしまうのは、自分の方が下で、相手が上だと「勝手に」思いこんでしまっているからです。
相手が格上だと決めつけて、格下な自分に引け目を感じてビビっているのですよね。
でも実際、どうなのかは知りませんよ?
けど、ビビッているあなたが真っ先に「相手が上だ」と決めつけているではありませんか。
だから格上(?)の人と話してもビビらない為には、できるだけ対等な目線に立って話すことが重要です。
年上の人なら、「ただ年とっているだけ。別に偉くない。」
肩書が上の人ならば、「責任背負っているだけ。別に偉くない。」
有名企業社員なら、「会社に知名度があるだけ。別に社員が偉い訳じゃない。」
そう思えば、対等な目線に立てて、ビビることがなくなります。
相手を格上と決めつけているのは、自分自身であることを自覚しましょう。
かわいい「あだ名」をつけてしまえ!!
格上の人にビビってしまうなら、その人に「かわいいあだ名」をつけてあげることもお勧めです。
怖い顔した役員さんでも、「かつら疑惑」なーんてあだ名をつけてあげれば、顔を見ただけで思わず笑ってしまいませんか?
かわいいあだ名をつければビビることはなくなりますが、くれぐれも真剣な表情で話を聞きましょう。
まとめ:ビビりは克服できる!
それでは、まとめよう!
ビビる癖を克服する方法は次の通りです。
1・小さな成功体験を積み重ねて、自信を持つ。
2・自信を持って、「失敗しても、大丈夫」と思うようにする。
3・先まわりして、失敗するパターンを考えない。
4・怒鳴る相手の話は、聞き流す。
5・ミスしたら、開き直る。
6・格上の相手にビビるのは、勝手に自分が格上と決めつけているだけ。
7・怖い人には、「かわいいあだ名」をつけてしまおう。
ビビる根底に流れているのは、「失敗したら、怒られる」という恐怖でございます。
何度も続けて怒られているうちに、この恐怖に支配されてしまい、ビビってしまうのが実に厄介なのであります。
でも、ミスしたり失敗しても、ビビる必要なんてないのですぞ。
なぜならビビることと謝罪することは、まったくの別物なのですから。
「失敗したら、怒られる恐怖」を解放して、楽しく生きていきましょう!
それでは、また!
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