こんにちは。
せっかく作ったご飯なのに、子供が全然食べない、または食べるのが遅い。
ちんたら食べる姿を見ていると、かわいい我が子とは言え、
と、怒りが大爆発してしまいます。
しかし烈火のごとく怒っても子供たちの食べるスピードは早くなりませんし、いちいち怒るのも疲れます。
そこでおすすめしたいのが、こちらの3つのメソッドでございます。
1・常に「おいしい」と言いながら食べる。
2・食べることに集中させる。
3・空腹を経験させる。
わが家の食卓では、この3つを鉄の掟とした結果、子供たちのご飯を食べるスピードは抜群に早くなりました。
そこでこの記事では、子供がご飯を食べるのが異常に遅い原因と対策について、探って参りましょう。
「子供のご飯を食べるのが遅い!」と悩む方、必見でございます。
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この記事の概要
子供がご飯を食べるのが遅い原因は?
子供が食べるのが異常に遅い。
怒りを感情のまま爆発させる前に、まずは冷静に原因を考察してみましょう。
お腹が空いていない。
子供が食べるのが異常に遅いとき、もしかしたら原因はお腹が空いていないことかもしれません。
・前の食事でたくさん食べた。
・おやつをたくさん食べた。ジュースをたくさん飲んだ。
・外遊びをしていない。体を使って遊んでいない。
・お昼寝の時間が長かった。
子供だって、お腹が空いていないときもありますよ。
大人同様、子供だってお腹が空いていなければ、食べる量も少なくなりますし、食べるスピードも遅くなるものです。
お腹が痛い、喉が痛い、熱がある、など体調不良。
また子供がご飯を食べるのが遅いときは、子供の体調が悪いことが原因かもしれません。
・お腹が痛い。
・のどが痛い。
・熱がある。
などなど、体調が悪いと、食欲が出ません。
食欲が出なければ、ご飯が食べるのも遅くなってしまいます。これは大人も一緒ですよね。
・・・え?子供は元気なのに、食べるのが遅いですと?
ははー、なるほどですね、それはですね、食べたくないんですよ。単純に。
イライラを爆発する前に、子供の体調をちょっとだけ気づかってみましょう。
嫌いな食べ物がある。
子供が食べるのが異常に遅かったら、本日のメニューに子供の嫌いな食べ物がある可能性があります。
たまご、お肉、野菜。
大人からすれば、「え?なんでこれが?」と思ってしまうものが、子供の嫌いな食べ物だったりします。
子供の反応はピュアなので、目の前に嫌いな食べ物があるだけでテンションがダダ下がりです。
私の(4歳)はとてもお利口さんなんですが、お肉が苦手なんですよ。まさに現代を生きる草食系男子の代表ですね。
ですので、子供の大好きな定番のハンバーグが登場すると、急激に食べるスピードが遅くなってしまいます。
食べるのが遅いと感じたら、子供の嫌いな食べ物があるかもしれません。イライラを爆発する前に、一言聞いてみましょう。
そもそも、早く食べる気がない。
しかし圧倒的に多い原因はずばり、「そもそも、早く食べる気がない」、でございますね。
だから私たち親は、頭に来てしまうのですよ。
お腹が一杯な訳でもなく、体調が悪い訳でもなく、嫌いな食べ物がある訳でもない。
でも食べるのが遅い。しかも尋常なく遅い。
っていい加減にしろーーーーーっふんがーーーーー!!
食べるのが遅い子供はある意味、恵まれておりますよ。
ですが、もっと「真剣に食べる」ということを学んで欲しいと切に願ってしまうのが親心でございます。
子供が食べるのが遅いとき、どうしたらいい?対処方法は?
子供が食べるのが遅い原因は分かりました。ではどうすれば、子供はご飯を早く食べてくれるのでしょうか。
冒頭でも申し上げた通り、わが家では
1・常に「おいしいね」と言いながら食べる。
2・食べることに集中させる。
3・空腹を経験させる。
この3つを鉄の掟としております。
その結果、子供の食べるスピードは大人をしのぐ早さになりましたよ。
常に「おいしいね」と言いながら食べる。
子供がご飯を食べるのが遅い。そんなときは、ご飯を食べる時に常に「おいしいね」と言いながら食べてみましょう。
ご飯にはおいしい以外にも、
・甘い
・すっぱい
・しょっぱい
・辛い
・苦い
などなど、味を表現する言葉はたくさんあります。
しかし、ここはあえてその全てを「おいしい」に統一してみましょう。
何を食べても「おいしい、おいしい」と。
念仏のように、呪文を唱えるように、「おいしい」と繰り返しながら食べてみましょう。あ、もちろん、笑顔を忘れないで下さいよ。
するとどうでしょうか、子供も親のマネして、「おいしい、おいしい」と食べるではありませんか。
これは特に離乳食に飽きてきた1歳、またイヤイヤ期の始まる2歳~3歳の子供に効果てき面でございますよ。
「おいしい」は魔法の言葉でございます。
相手に感謝を伝えられるだけでなく、子供もつられてご飯を食べるようになります。
食べることに集中させる。
子供がご飯を食べるのが遅い。体調が悪い訳でも嫌いな食べ物がある訳でもない。
なるほど、そんなときは子供に食べることに集中させる必要がございましょう。
ご飯のときには、テレビ禁止でございます。
ご飯を食べずにテレビばっかり見てしまいます。食べないどころか、画面の前にへばりつくかもしれません。
ご飯を食べるときは、ご飯を食べることに集中することが大切です。ご飯のときはテレビを消す習慣をつけておきましょう。
それでも効果がないならば、おしゃべりをしないでご飯を食べるのも効果的ですよ。
黙ってもくもくと食べるのです。ただひたすらに食べるのです。
本当はおいしいご飯を食べながら談笑したいところですが、談笑ばかりでご飯がおろそかになってしまいます。
「おしゃべりばっかりしてないで、早く食べなさい!」
あなたはこのセリフ、言ったことはありませんか?
お言葉ですが、そう言うならば、まずは親が見本となってもくもくと食べる必要がありますよね。
ねえ、パパ、ママ・・・大好き。
まあ、そんな沈黙は子供が容易く打ち破るのでありますけどね。
かわいいから全て許す。
空腹を経験させる。
そして最後に、食べるのが遅いことを改善するには、子供に空腹を経験させることも大切です。
「お腹が空いた」という経験こそ、「食べ物がどれだけありがたい存在か」を教えてくれる経典教科書でございます。
空腹を長い時間経験すればするほど、ご飯を食べられたときのありがたみが増すものです。
しかし飽食の現代で、食べ物のありがたみを教えるのは難しいですよね。
・3時になればおやつが出てくる。
・ママが愛情込めてご飯を作ってくれる。
・気軽に外食できる環境。
食に困らない日本社会で、食のありがたみを教えるのは難易度が高すぎます。
そこで私は、「子供が一定時間内に食べられなかったら、親が食べてしまう」、という鉄の掟を発案しました。少々厳しいのは承知の上です。
ちんたら食べているときは、問答無用で私が食べてしまいますよ。
私がありがたく食べてしまいます。では・・・
すると少し時間がたった頃に、「お腹が空いた」と言ってぐずってきます。
これね、まあ、当然でございますよね。ちんたらご飯食べて、全然食べてなかったのですから。
でも「お腹が空いた」と言われても、次のご飯の時間までご飯はあげません。もちろん、おいしいおやつもですよ。
空腹の経験こそ、食のありがたみを教える最高の教科書です。
私は大学時代に一人暮らしを始め、そこで空腹を経験しました。
「当たり前だった食べ物は、本当は当たり前ではなかった。」
この事実、もっと早くに知りたかったです。
思春期になれば、自然と早く食べるように・・・。
子供が食べるのが遅いと、あれこれ心配してしまいます。
ですがよく考えてみると、これは小さい子供特有のことではないでしょうか。
イエス、思春期になれば、自然と食べるのが早くなる・・・という現実が待っているではありませんか。
ああ、ちんたら食べていた頃が懐かしいでありますなあ・・・はらり・・・
子供の成長はうれしくもあり、寂しいものであります。
「ご飯を食べるのが異常に遅い。」
これは子供が小さいうちの悩みかもしれません。悩みの時期にいるときは辛いですが、成長とともになくなる儚さもあります。
この時期だけの「かわいさ」、抱きしめてあげたいものですね。
まとめ:食のありがたみを教えてあげたい。
それでは、まとめましょう。
子供が食べるのが遅い原因と対処方法は次の通りであります。
【食べるのが遅い原因】
1・お腹が空いていない。
2・体調が悪い。
3・嫌いな食べ物がある。
4・そもそも、早く食べる気がない。
【対処方法】
1・常においしいねと言いながら食べる。
2・食べることに集中させる。
3・空腹を経験させる。
子供がせっかく作ったご飯を食べない、食べるのが異常に遅い時、どうしてもイライラしてしまうもの。
しかしまずは、どこか体調が悪くないのか、お腹が空いてないのか、冷静に原因を考えてみる必要があります。
その上で、子供に食のありがたみを教えたいものですね。
それでは、また!
ちょっと厳しい子育てをしております。