こんにちは。
2歳差育児で最大の山場は、下の子が生まれたときの赤ちゃん返りではないでしょうか。
2歳差育児では、上の子の精神が未発達の状態で下の子が誕生するので、生まれてからがとてつもなく波乱万丈なのですよね。
私は2歳差で男の子の子育てをして参りましたが、あまりの大変さに下の子が生まれた当時の記憶がありません。
しかし嵐は必ず過ぎ去ります。
上の子も下の子も成長し、5歳と3歳になった今では、二人で仲良く遊んでいます。親の付け入るスキすらありません。
2歳差の赤ちゃん返りは、激烈に大変なことでしょう。
しかし、その時期は必ず過ぎ去ります。嵐のときは、強風に吹かれても、右に左にただ吹き流される柳のように、やり過ごすのがいいのかもしれません。
この記事では、私の体験談が2歳差育児のヒントになればと思い、一思いに書かせて頂きました。
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この記事の概要
2歳差育児が大変すぎて、当時の記憶がない。
2歳差育児の最大の山場は、下の子が生まれた瞬間でしょう。
上の子はまだ2歳で、自分のことが完全にできる年齢ではありません。また精神的にもまだ未発達でございます。
ですので、下の子が生まれた瞬間に、
・新生児のお世話
・出産後ののケア
・赤ちゃん返りするのケア
・ついでに2倍になる育児費用の工面
のタスクをこなすことを要求される訳ですよ。
お恥ずかしながら私はイクメンとは遠い星に生まれてしまったようで、育児というフィールドでのお役に立てた記憶はございません。
この難局を乗り切れたのは、女神のように美しく優しい。イエス、のおかげであります。
いつもありがとうございます。これからもどうか見捨てないで下さい。
炎上する、心がすさむ、泣き止まぬ次男。そして私。
「何もしてないのに、どうして大変で記憶がないの?」
と鋭いご指摘をされたら、泣いて謝ることしかできないのですが、ただ1つ申し上げるならば、「間に挟まれて死ぬかと思った」ということです。
いや、何もしていないとは言え、毎日窓の外を眺めながらのんびり鼻ほじしていた訳じゃないですから。
当時私の年収は300万台で、子供2人の子育て費用をまかないきれる収入ではありませんでした。
ですので、私は「稼ぐ」ことを第一の使命として、毎日戦場(職場)に出かけておりました。
会社からの給料だけでは収入が足りないので、ブログ副業を始めたのも、次男が生まれたタイミングです。
ブログ副業を始めたときから、「家でくつろぐ」という選択肢はなくなりました。でも、当然ですよね、がそれだけ必死に育児しているのですから。私だけが家でくつろぐなんてあり得ませんよ。
当時の私の生活は、
・朝7時~夜7時:営業の仕事
・夜7時~夜9時:の遊び相手
・夜10時~深夜1時:ブログ副業
・深夜1時~朝7時:次男の夜泣き対応要員
でございました。
「育児しているぜ!」
と胸を張れない私ですら、この生活はかなり疲弊しました。
しかし、私よりも確実に疲弊しているのはでございます。
ニンゲンは大変すぎる状況になると、感覚がマヒして、記憶がなくなるようです。これは一種の防衛反応でしょう。
次男が生まれた当時の私の記憶がないのは、大変すぎる状況で感情にフタをしてしまったのでしょう。
感情にフタをすることで、苦痛も感じることなく、やるべきタスクを淡々とこなすことができます。
下の子が生まれて激変した生活は、その後次男が2歳になる頃まで続きました。
次男が2歳になって日常が落ち着いたときに、改めて次男の可愛さに気が付きました。
そのため次男については、年相応以上の愛情を注ぎがちです。2歳なのに、赤ちゃん扱いしてしまいます。
本当は「生まれてからもっと可愛がってあげたかった」という後悔が、そうさせているのかもしれませんね。
上の子の赤ちゃん返り対策として、有効だった方法。
育児の「い」の字もやっていない私が、赤ちゃん返りの対策を解説することはできません。
しかし、嵐のような2歳差の赤ちゃん返りの時期を過ぎてみて、パパ(夫)の役割をお伝えすることはできます。
これから2歳差の赤ちゃん返りを迎えるならば、パパ(夫)は次の役割をすべきでございますよ。
上の子を外に連れ出してあげる。
どうすれば赤ちゃん返りを防げるのか・・・と聞かれたら、「知らんがな」としかお答えできません。
ですが、赤ちゃん返りで心に隙間ができてしまった上の子のケアの仕方なら分かります。
それは、上の子を外に連れ出してあげることです。
家の中はママと下の子がいます。家の中にいては、突然現れたライバル(下の子)と一緒でストレスがたまってしまいます。
ですので、上の子を外に連れ出しましょう。
公園でもいいですし、近所の散歩でもかまいません。上の子を外に連れ出して、気分転換させることが大切です。
は出産直後で疲弊しています。ですので、上の子を外に連れ出すのは、やはりパパのお役目ではないのかと。
上の子の味方になってあげる。
2歳差の赤ちゃん返りのときに、パパに求めたいのは、上の子の味方になってあげることです。
突如現れたライバル(下の子)により、ママの愛を奪われたと勘違いしている上の子に、それまでより一層の愛情を注いであげる。これはぜひとも、パパに期待したい役割であります。
女神のように優しいは、無条件に小さく、弱い存在(下の子)を助けよう、お世話しようと必死になります。
これが母性本能なのでしょうか。
私も生まれたばかりのかわいい天使にも愛情を注ぎたいのですが、私までも下の子に愛情を注ぐと、上の子の立つ瀬がないじゃないですか。
ですのでせめてパパだけは、上の子をとにかく優先して頂きたいのです。
これはきっと母性本能の欠片もないパパでこそできること・・・ではないでしょうか。
2歳差の赤ちゃん返りの時期が過ぎ去るまでは、しっかりと上の子のメンタルをサポートして頂きたいのであります。
の味方になってあげる。
そして最後に、もっとも大切なのはの味方になってあげることです。
2歳差の赤ちゃん返りの時期は本当に大変なので、が炎上することは致し方ないことです。
普段なら穏やかな人でも、この時期に荒れてしまうのは「仕方がない」としか言えません。
ですのでパパ(夫)には、を全力で受け止めてあげて、何があってもの味方であって欲しいのです。
が右だと言えば右です。が白だと言えば、白なのです。黒いカラスだって、白だと言われたら白く塗って差し上げましょう。
この時期のはとにかく大変そうでした。私の想像を絶するほど大変だったことでしょう。
ですので、せめての味方でいて欲しいと思います。が望むものは、地獄の底まで探して参りましょう。
育児の苦しい時期は、時間が解決してくれる。
2歳差の赤ちゃん返りの時期はとても大変ですが、必ず時間が解決してくれます。
私の場合は、ちょうど下の子が2歳になったときでした。生まれてから2年が過ぎた頃に、ふと冷静になる瞬間があり、巨大なハリケーンを召喚した下の子が、急激に愛おしくなりました。
当時に記憶がなくなるほど大変な時期でしたが、今ではそれすらいい思い出になりつつあります。
これからはまた別な大変なことがあるのでしょうが、と二人強力しながら乗り越えられればと思ってます。それでは、また!