人口減少で家が余っても家を買うべき理由|この先も資産価値は下がらない理由とは?

こんにちは。

 

「日本の人口が減っている今、家は将来的に余るらしい。だったら、余って安くなってから買った方がいい。」

「むしろ、家が余って資産価値がなくなるから、買わない方がいい!」

 

「人口減少=家が余る」と思う方もいらっしゃるでしょう。イエス、分かりますよ、そのお気持ち。なにせ私も、

人口減るから、家安くならないかなー・・・安くならないかな・・・

と、これから始まる「家の大バーゲン」を期待して待ってましたので。

 

しかし結論から申し上げますと、家は将来的に余りますが、安くなることはない、でございます。

また、「価値ある家はこの先も価値のある家で、資産価値は下がらない」でしょう。

理由ですか?それはですね、単純なお話ですよ。

 

そこでこの記事では、人口減少で家が余ったとしても、家を買うべき理由についてお話させて頂きましょう。

残念ながら家のバーゲンセールは始まりません。それよりあなたのベストタイミングで購入することが大切ですよ。

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「人口減少で家が余る」の本当の意味。

「これからの日本は、家が余るらしい。」

 

少子高齢化の日本は、どんどん人口が減っていき、家が余っていく統計が発表されています。

イエス、もちろん、私も知っておりますよ。流行に乗り遅れることに定評のある私ですら、知っておりますとも。

しかしですね、みな様、「家が余る」と簡単におっしゃいますが、「家が余る」の本当に意味を知ってますでしょうか?

 

人口の二極化がすごい。

「家が余るらしい。」

 

それは間違いない事実です。ですがそれはあくまでも、統計上のお話でございます。

統計上の数字には、リアルの人口減少の実態は反映されていません。

 

私の住む栃木県も人口が減っている地方ですが、栃木県のすべての市町村で人口が減っているかと言えば、そうではありません。

県庁所在地の宇都宮では微増しておりますし、新幹線がとまる小山市でも人口は増えております。

宇都宮市や小山市では、今日もどこかでマンションが建設され、分譲地が作られております。新しくモダンに作られたマンションは、すぐに完売されます。

 

「これのどこが人口減少?」

 

宇都宮、小山に住んでいると、ニュースで流れる「人口減少」は、自分たちに無縁だと勘違いしてしまいそうになります。

 

しかしその一方で、すべり落ちる勢いで人口が減っている市町村(日光市、那須烏山市など)もございます。

日光市を例にとれば、

2010年:90,064人

2015年:83,699人

2016年:82,327人

と、着実に人口が減っているのが分かります。

 

そしてもう1点注目して頂きたいのが、人口減少のスピードでございます。日光市の5年ごとの人口減少スピードを見てみると、

1995年→2000年:1,845人減少

2000年~2005年:3,852人減少

2005年~2010年:4,227人減少

2010年~2015年:6.365人減少

と、人口減少のスピードは加速度的に速くなっているのです。

 

さらに厳密に言えば、日光市の中でも二極化は進んでいます。

日光市の中でもアクセスのいい場所には人が集まり、若者でにぎわいます。

しかし昔ながらの山間部付近の街(集落)には、高齢者すら残らなく、忘れられたように古くなった家が残っています。

こんな細かい話、地元民しか知らない事実・・・。

全国の統計には絶対に載ってないでしょう。

一口に「人口減少」と言っても、人口の二極化が進んでいます。

人口減少が起きている地方でも、

・人口が増えている便利な地域

・人口が減っている不便な地域

に分かれています。

増えている地域の分を差し引いても、人口減少と言われるぐらいなので、いかに地方の中でも不便な地域で人が減っているかが分かりますね。

 

人口減少時代に、これから「余る家」とは?

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では、人口減少で「余る家」とは、どんな家なのでしょうか。

人口減少の現場、栃木から人が減っていく様子を見ていると、次の事実が浮かびあがってきました。

 

不便極りない立地の家。

都市部、住宅地に住んでいると想像もつきませんが、「なぜここに住んでいらっしゃる!?」と聞きたくなる立地に住んでいるお宅を拝見します。

栃木県には宇都宮のような大都会もございますが、少し車を走らせれば、秘境のような場所にワープすることができます。

秘境にはかつての集落の跡がありますが、すでに人が離れていったのか、ボロボロに放置された家が目立ちます。

人が減っていく時代に余る家は、このような「不便極りない立地の家」でしょう。

 

近くにコンビニやスーパーがないのは、もちろんのこと、子育てに必要な学校や病院すらありません。

 

「最寄りの小学校に行くには、バスに乗って1時間」

 

・・・という話も、栃木では割と聞く話です(市町村によります)。

しかも、「同じ学年に生徒が1人しかいないので、修学旅行は他校の生徒と一緒に行った・・・」という、泣けるエピソードを聞いたこともございます。

4歳と2歳の息子を持つ身としては、こんな切ない話はありませんよ。修学旅行ぐらい、仲良しの友達と一緒に行って、楽しい思い出を作ってきて欲しいです。

 

「家が余って、安くなっていた!」と言って、このような秘境にある家でどうやって子育てをするのでしょうか。方法はゼロではないですが、私は自ら秘境で子育てしようとは思いません。

例え、特売価格で売られていたとしても、私は買いません。

結局、家が余っていたとしても、欲しいと思う家でなければ意味がないのです。

 

手の施しようのないボロ家。

人口減少時代に余っていく家は、「手の施しようのないボロ家」でございます。

「家が余る」と他人ごとのようにおっしゃいますが、その余った家は、築何年でしょうか?

 

・・・新築?築3年?

 

いやいや、まさか新築とさほど変わらない、築浅物件が余る訳がありませんよ。

人気のある築浅の中古住宅は、販売開始と同時にすぐ売れてしまいます。

そもそも、快適に住める家なら最初から手放しません。売りに出さずに、ずっと住んでいます。だって快適なんですもの。

 

ですので、売りに出される家は、使い古され、ボロボロになった家です。

築20年、30年の中古住宅は、売りに出されても、なかなか売れません。つまり、余ってます。

 

築年数が古くても、定期的にメンテナンスをしてきた家なら、家の劣化も最小限度でしょう。いい感じに「古き良き」が残る、古民家になっております。

しかし定期的なメンテナンスをしていない、ただ古い家だったら・・・。それは単なるボロ家でございます。

見栄えがしないだけでなく、基礎や構造材が割れているかもしれません。白アリ被害にあっている可能性だってあります。

床がきしむ、たわむ。虫が多く出る。湿気が多くてカビ臭い。

どんなにバーゲン価格で売られていても、快適に住めない家を買おうとは思いません。

 

これから余る家は、

 

「きちんとメンテナンスされた家」

「メンテナンスしていない家」

 

どちらでしょうか?

その答えは私にも分かりませんし、統計を調べても分からないでしょう。

しかしただ一つ分かるのは、家のメンテナンスは面倒で、とてもお金がかかることです。

・・・え?屋根は10年に一度交換ですと?

・・・え?外壁の塗装は5年に一度塗り替えるですと?

・・・え?白アリの薬は2年に一回必要ですと?

・・・いや、私、家を買ってもうお金ないのですが・・・(汗)

家を家として保つには、定期的なメンテナンスが必要です。

しかしこのメンテナンス、めっちゃお金かかりますよ?定期的に忘れずにメンテナンスするの、すごく面倒ですよ?

人口減少時代に余る家が、きちんとメンテナンスされた家とは、到底思えません。

 

人口減少時代でも、資産価値は下がらない。

賢いあなたは、もうお分かりになったでしょう。

イエス、その通りです。価値ある家は、これからも余りませんし、資産価値も下がりません。

むしろ人口減少の二極化が進んで、家の値段が上がる可能性だってあります。

人口減少と言っても、その実態は都市人口の二極化でございます。人口も減っておりますが、それ以上に進んでいるのは、便利な都市部への人口流出です。

便利な都市部へ人が動くことで、都市部では「人口減少?うそでしょ?」という状況が続きます。

人気のある場所(立地)では家は余りませんし、家の資産価値は下がらないのであります。

 

家が欲しいなら、低金利のうちに。

「家が余って、空室率が40%を越える・・・」との統計もありますが、空き室率40%を超えるのは2040年のことですから。今から数えても、あと23年もありますよ?

33歳になった私。今から23年後って、56歳ですか。

ははー、56歳ですね、はいはい。・・・完全に人生やり切って燃え尽きております。

今から23年後の先の話を悩むより、今できることを真剣に考えた方が遥かに賢いかと存じます。

なぜなら、あなたが生きている今こそ、家を買う最大のチャンスではありませんか?史上最低水準の住宅ローンの金利、そうそうありませんよ。

 

私は住宅ローンを借り換えた結果、金利は0.5%(10年固定)になりました。これはもはや、「ただでお金を貸して頂いているレベル」です。恐縮です。

今から23年後の家の状況は、住宅の専門家ですら分かりません。しかし、「住宅ローンの金利は、これから上がるだろう」ということは、私にだって分かります。

迷っている時間がもったいないです。

まずは家を探してみる、その行動から始めませんか?

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まとめ:人口減少でも、早めに家を買った方がいい。

それでは、まとめましょう。

人口減少で家が余っても、家を買うべき理由は次の通りでございます。

1・人口減少の実態は、都市間での二極化。欲しいと思う家は、そもそも余らない。

2・これから余る家は、「不便極まりない立地の家」、「築年数の古いボロ家」。

3・先の話で悩むより、今の低金利を活用することがお勧め。

人口減少社会の日本。だから家が余るのは、当然のことでしょう。

しかしその実態として、余るのはどういう家なのでしょうかね。私は栃木県の過疎化が進む地域をこの目で見ているだけに、それが心配であります。

 

家が余る時代になっても、きっとあなたの欲しいと思える家は、余ることはないでしょう。人気のある家は、この先も変わらず人気の家でございます。

今の低金利のうちに、行動していた方が賢明ですよ。

ぜひ素敵な家作りを!それでは、また!

 

思い立ったら、すぐ行動した方がいい。

「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。

なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。

 

しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。

マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。

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ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。

ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。

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▽家が余ることを期待するより、住宅購入のベストタイミングを逃さないことが大切です。

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