こんにちは。
突然ですが、あなたは安物買いの銭失いをしたことはありますか?
それとも、
「安物買いの銭失いだな、なはは!」
と、小バカにされて猛烈に腹がたった経験はありませんか?
ひどい話ですよね、まったく。
こちとら好きで安物を使っている訳ではないのに、安物を買った人を小バカにするなんて、許せませんよね。
安物を買うのは節約志向であり、お金を効率的に使うという意思の表れなので、大変素晴らしいことであります。
ですが大変悔しいのですが、何も考えなしに安物を買っていると、本当に「安物買いの銭失い」になってしまい、大変危険でございます。
何も考えなしに買った安いものは、すぐに壊れたり、役に立たなかったりと、結局余計にお金がかかってしまうことは多々あります。
節約節約と自分を鼓舞しているのに、「安物買いの銭失い」と言われる典型になってしまったら、悔しくて悔しくて枕が涙でずぶ濡れではありませんか。
では安物買いの銭失いと言われないためには、どのようにしたらいいのでしょうか?
この記事では、「安物買いの銭失い」と言われて悔しい思いをしているあなたのために、安物買いの銭失いにならない節約のコツについて解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
「安物買い」は素晴らしいこと。
安物買いの銭失いにならない節約のコツを解説する前に、一言だけ言わせて頂いてもよろしいでしょうか。
安さを求めるあなたの意識は、とても素晴らしいです。他の誰が認めなくても、私がしっかりと認めさせて頂きますぞ。
どうにも世の中は、「高級品は素晴らしい」、または「高級品を買う自分は素晴らしい」、と認める風潮があります。
確かに高級品を買うだけ収入があることは、一定の評価をされることでしょう。
しかし批判を恐れずに言わせて頂きますが、たくさん稼いでたくさん収入があることは大変素晴らしいですが、稼いだお金をたくさん使って高級品を買うことは、微塵も素晴らしくはありません。
なぜなら高級品を買うことは、お金を出せば誰でも買えるからですよ。
3万円の腕時計も、
30万円の腕時計も、
300万円の腕時計も、
お金さえ払えば買えることですから。
でもあなたは、「お金がないから、買えないじゃない!」とハンカチを噛みしめておりませんか?
ですが心配いりません。ハンカチを噛みしめる必要もありません。
だってあなたは、そもそも腕時計に300万円の価値を感じていなかったのではありませんか。
何に価値を感じるかは、人それぞれ。
300万円もの高級腕時計が買えないのは、それはあなたがお金を持っていないのが原因ではありません。
そもそも、あなたは腕時計に300万円の価値を感じていないのですよ。
だって300万円の腕時計ですが、あなたが消費者ローンという最終奥義を使えば、簡単に買えるではありませんか。ハンコ一つ、ポンでございますよ。
その奥義を発動してまでも腕時計を買わないのは、あなたがハンコを押す勇気がないのではなく、そもそも腕時計に300万円の価値を感じていないからでございます。
この広い世の中ですから、厳しいご意見を指摘する方もいるかもしれません。
ですがあえて反論させて頂くならば、私は300万円よりも、ずっとずっと高級なものを手に入れましたよ。
それは家族(、子供たち)であり、持ち家でもあります。
家族には値札をつけることはできませんが、ファイナンシャルなシミュレーションをすれば、子供1人につき教育費は2000万円~ですから。子供2人で4000万円でございます。
また私は建売住宅と言え、2000万円の家を購入しました。もちろん、住宅ローンという奥義を使ってですが。
へーそれはすごいですねー(棒読み)
つまるところ、人が何に価値を感じるかは、人それぞれなのでありますよ。
だから「高級だから素晴らしい」とか、「高級品を買っている俺、素晴らしい」、という図式にはならないのです。
そんな状況の中、目的をもって節約するために安物をあえて選ぶ。
私はそんなあなたの背中をとても素敵だな、と思う訳でございますよ。
安物買いの銭失いにならないためには?
安物を胸を張って購入するあなたは、とてもご立派でございます。
物事の価値を価格の高い低いで判断せずに、本質を見極めようとしていらっしゃるのですから。
しかしながら、安さを求める傾向に走ると陥りやすい罠があります。それこそ、「安物買いの銭失い」でございますね。
せっかくのあなたの志を無駄にしないために、どうしたら「安物買いの銭失い」にならないのか、節約マイスターの私が手取り足取りレクチャーさせて頂きましょう。
安物だからと言って、簡単に買わない。
安物買いの銭失いにならない為には、安物だからと言って簡単に買わないことが大切であります。
「安いから、お得だから」、という理由でモノを買ってしまうと、必要でないものを買ってしまったり、役に立たないものを買ってしまい、余計に出費が重なる結果になってしまいますよ。
特に気を付けたいのは、バーゲンセールでございましょう。
いつもは手が出ない高級品が70%で売られている値札を見ると、考えるよりも早くレジの前に並んでしまいます。
ですが例えいつもより安く購入できたとしても、それが本当に必要なものだったとは限りません。
バーゲンセールの罠に落ちてしまうと、高級品への未練がぬぐい切れずに余計に後悔の念が募ります。お気をつけ下さいませ。
安物だからと言って、粗末に扱わない。
また安物買いの銭失いにならないためには、安物と言えど高級品のように大切に扱うことが大切であります。
安い商品はえてして耐久力が高級品ほどありません。素材が薄かったり、作りがあまい部分は否めません。
だからこそ、安いものを買ったら高級品以上に大切にしてあげましょう。
いやいやいや、むしろ安物なんですから、その分大切に使ってあげないと、バチが当たってしまいますぞ。
「安く買えるから、壊れたらまた買いなおせばいい・・・」と思っていると、それこそ「安物買いの銭失い」の罠にはまってしまいます。
安物だからこそ大切に扱い、長く長く使うことで節約にもつながっていくのであります。
安物を買った後で、高級品を買いなおさない。
そして気を付けたいのが、安物を買った後で高級品を買いなおしてしまうことでありますね。
これはあなたも経験したことがあるのではないでしょうか?
安物で我慢したつもりだったけど、身近な人が高級品を使っているのを見ると、我慢できずに高級品を買いなおしてしまったことは。
高級品を買うことは何も悪くないのですが、結局、高級品を買うことになるのであれば、安物を買った分だけ無駄にお金を使ってしまったことになります。
安物を買うときは、その後に高級品を買いなおさないように気を付けましょう。
安物だけど、しっかりと愛情を注ぐ。
そして最後に大切なことをお伝えさせて下さい。
安物買いの銭失いにならないためには、安物と言えど高級品と同様にしっかりと愛情を注いであげることでございますよ。
安いものでも、高級品でも、作られたモノにしてみれば、モノの値段なんて関係ないじゃないですか。
どちらも、あなたに使われるために作られて生まれて来たのですよ。
それにほら、思い出してみて下さい。
小さい子供の頃、原価ゼロ円の得体のしれないおもちゃを「宝物」と呼んで、大切に大切に使っていませんでしたか?
ちなみにですが、5歳になる私のも得体のしれないおもちゃが大好きでございます。寝るときも枕元までもっていく、超かわいい子なんです。
モノの価値は、値段ではありません。ましてやステータスとかブランドとか、他人が決めることでもありません。
モノの価値は自分で決める。これがぶれなければ、いつまでも少年の純粋な世界を楽しむことができるのです。
まとめ:安物買いは素晴らしい心掛け。
それでは、まとめましょう。
安物買いの銭失いにならない節約のコツは、次の通りでございます。
1・安物だからと言って、簡単に買わない。
2・安物だからと言って、粗末に扱わない。
3・安物を買った後で、高級品を買いなおさない。
4・安物だけど、愛情をしっかり注ぐ。
「安物買いの銭失い」
この言葉は人生の教訓のように語られますが、ふと冷静に考えると、すごいひどい言葉だな・・・と思ってしまいます。
私は安物だろうが高級品だろうが、同様に大切にします。ですので、安物を買ったからと言って、銭を失ったことはありません。
しかしながら安さを求める節約志向は、時として言葉通りの罠に陥ってしまうことがあります。
そんなときこそ、今一度原点に立ち返って、値段ではないモノの価値を見直してみるべきでございましょう。
それでは、また!
建売住宅も「安物買いの銭失い」と言われます。ですが、本当にそうなのでしょうか?
建売住宅を買ってみて、「安物買いの銭失い」なのか、検証させて頂きました。
日ごろ悔しい思いをしているあなた。
大丈夫でございます。今の節約の先には、必ず希望がありますよ。