こんにちは。
「・・・言ってる意味、分かりますか?」
これは実にいやらしい言葉ですよね。
優しく親切に内容を確認しているように見せかけて、あなたに対してマウントポジションを取ろうとしているだけなんですもの。
いや、そりゃマジギレして声が裏返ってしまいますって。
でもこの言葉はすごく陰険で、「イエス・ノー」どちらを答えても、相手にマウンティングされてしまうのですよ。
・分かります→俺にはお前が分かってないように見えたがな(つまり俺の方が立場が上だ)
・分かりません→俺の方が立場が上だろ?
うう、いやらし。
でも、そう言われたら返す言葉に困ってしまうじゃないですか。布団にもぐってめそめそ泣き寝入りするしかありませんよ。
それがですね、あるのですよ。キラー切り返しトークが・・・ぬふふふ
この記事では「言っている意味、分かりますか?」と言われた時の対応方法についてまとめさせて頂きます。
ぜひ今後の対応の参考にしてみて下さいませ。
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「言っている意味、分かりますか?」
言葉のとおりに意味を解釈するなら、これまでの話の内容を確認しているフレーズでございます。
ですが、違うのですよ。
この言葉の裏には、「私の方があなたより立場が上」というマウンティングの意味が込められています。
「・・・言ってる意味、分かりますか?」を言い換えるならば、
「私は分かっているけど、あなたは分かってないでしょ?」
で、ございます。実にいやらしいですね。
私の方があなたより詳しい。だから私はあなたより立場が上だ。と、言いたいのです。
立場が上だの下だの、そんなことどうでもいいのですが、言われた方がいい気持ちはしません。
おそらくこの言葉を多用する方は、自己肯定感が低いのかもしれませんね。
誰かを攻撃していないと自分の立場が危うい・・・と勝手に危機意識を募っているのでしょう。
「言っている意味、分かりますか?」の言葉には、
・自信のなさ
・虚栄心
・不安
が垣間見えるのです。
・・・素直じゃないのですねぇ・・・。
このように分析してみると、「言っている意味、分かりますか?」とマウンティングしたがる人に同情すら覚えますが、それでもイラっとするのですよ。
ですが売り言葉に買い言葉というように、そのまま口論しても相手のペース、相手の土俵で戦うことになります。
これでは消耗するばかりで実利がありません。
ではどうするのか?
・・・その答えがこちらでございます。
「言っている意味、分かりますか?」
やたらめったにマウントポジションを取りたがる人とは、何もせず、何も言い返さず、そっと距離を取るのがベストです。
・・・え?理由ですか?それは簡単ですよ。
それはですね、この人は「すごいめんどくさい人種」だからでございますよ。
言葉が通じる相手なら、話し合ってお互いの理解を深めることができます。
しかしこの手の人には、正直、手の施しようがありません。触るべからずでございます。
あなたにマウントしようとしたその人は、あなたにだけでなく、他の誰に対してもやっているはずです。
口には出さないかもしれませんが、あなたと同じように快く思っていない人も多いかもしれません。
しかしそれでも、その人がマウンティングを続けているのは、「誰にも止めることができないから」ではないでしょうか。
広い世の中には、関わってはいけない人種が存在します。
あなたの力でどうこうできる範囲を超えている人たちです。
そんな方と出会ったら、そっと距離を取りましょう。
・悩むのもムダ
・話し合うのもムダ
・分かり合うのもムダ
・時間を割くのもムダ
無駄の塊とはまさにこのこと。時間がもったいないですよ。
しかし・・・しかし・・・しかーーし!
どうしても言い返したいときもあるじゃないですか。
イエス、イエス、分かりますよ。私も「なんだてめぇ」の言葉が喉元まで来て、引き返すことはたくさんあります。
基本的には関わらないことがベストですが、どうしても言い返したいなら、次の方法を試してみてください。
※ただしケンカになる可能性もあるのでご注意を。
「・・・言ってること、分かりますか?」に対して、どうしても言い返したときは、受けた説明よりも、さらに詳しく説明してあげましょう。
ならやるべきことは・・・
聞かれたことを正しく答える必要はありませんし、正しいことを答える必要はありません。
必要なのは、相手がドン引きして諦めるまで、しゃべり(説明)続けることですから。
癖のある相手ですので口論に発展する可能性もありますので、丁寧な言葉で説明してあげましょう。
我慢するのが最善の手段だとしても、こちらにもプライドというものがありますからね。一言言い返したいときだってありますとも。
そんなときに、さらっと言い返せておすすめなのが、
『それは「ここまでの内容で、何か分からないことはありませんか?」という意味ですか?』
と、丁寧に丁寧に聞き返してあげることです。狙いは3つあります。
1・返報性の法則により、相手に丁寧な対応を促す。
2・質問で返すことで、立場を逆転させる。
3・丁寧な表現を披露することで、知識の差をみせつける(マウンティング)
でございます。
人は、人から何かしてもらったことに対して、お返しをしようと思おうこと。
丁寧に対応されると、こちらも丁寧に接してしまうこと。
口論では、質問している側が圧倒的に有利です。
質問された時点で、「相手の質問に答えなきゃ!」という意識が働きます。
その上、適切に答えられないと「そらみたことか」と相手にマウンティングされます。
つまり、質問を受けている時点で負けているのですよ。
ですので、質問を質問で返してあげます。しかもすごく丁寧な言葉で。
これには「丁寧な表現を知っているんだぜ?」という皮肉が込められておりますよ。
これで完全に逆マウンティングの出来上がりでございます。
これはかなり高い効果が見込める半面、危険な相手を刺激しまくってしまいますので注意が必要です。
できれば危険人物とは関わないのが一番ですが、「どうしても・・・」というときは、心の中でつぶやいてみて下さいませ。
「・・・言っている意味、分かりますか?」
この言葉は危険であります。この言葉を発した人物は要注意でございます。
危険センサーで感知し、今後お近づきにならないようご注意下さいませ。
しかしどうしても一泡吹かせたい・・・と闘志を燃やしちゃう方は、ぜひ丁寧な言葉で逆に質問してあげて下さい。
それが最も効果のある方法かと。(効果がありすぎて不安ですが。)
働くあなたの心が、今日も平穏でありますように。
それでは、また!