こんにちは。
「子供が小さいうちに楽器をプレゼントするなら、ぜひとも音楽を好きになって欲しい!」
「でも、小さい子供にはどうやったら楽器に興味を持ってくれるのだろうか?」
これは音楽を愛するパパ・ママなら、一度は悩んだことはないでしょうか。
楽器をプレゼントしたいけど、強制はしたくない。悩ましいところですよね。
私は息子が3歳になったときに、電子ピアノをプレゼントしました。
楽器のプレゼントを重荷に感じることなく、音楽の楽しさを知って欲しいと思っております。
そこで私は、息子に音楽の楽しさを伝えるために、次の4つの約束を掲げることにしました。
1・楽器をやることを強制しない。
2・高すぎる楽器をプレゼントしない。
3・楽器を1つに限定しない。
4・子供の演奏は必ず褒める。
この記事では、小さな子供に楽器をプレゼントするときの諸注意についてまとめさせて頂きます。
反省と自戒の念を込めて、お届けさせて頂きます。どうぞ最後までお読みくださいませ。
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この記事の概要
別に子供をプロにさせたい訳ではない。
まず最初に申し上げさせて頂きます。
私は自分の子供に楽器(電子ピアノ)をプレゼントしましたが、子供にプロになって欲しいとは1ミリも思っていません。
これでも私はプロを目指しながらも、道半ばで倒れた夢破れ人でございます。ですので、音楽の楽しさも厳しさも両方しっております。
ですので、まずは楽しんで欲しいのです。プロになるかどうか、それは子供が勝手に決めたらいいと思ってます。
子供がプロを目指すなら応援します・・・と言いますか、パパは頑張って君の学費を稼ぐ所存です。
ですので、「小さな子供に楽器をプレゼントする=プロを目指せ!」ということではありません。
「音楽の楽しさを子供と共有したい」、ただそれだけでございます。
子供に楽器をプレゼントするときの4つの注意。
「音楽の楽しさを子供と共有したい。」
私の願いはただそれだけでございます。楽器をプレゼントして、子供を縛るようでは本末転倒ではないですか。
ですので、私は自分自身と次の4つの約束(注意)をしました。
1・楽器をやることを強制しない。
2・高すぎる楽器はプレゼントしない。
3・楽器を1つに限定しない。
4・子供の演奏は必ず褒める。
それでは、以下ご説明させて頂きましょう。
1・楽器をやることを強制しない。
子供に楽器をプレゼントするのは、音楽の楽しさを知って欲しいからです。
ですが親の愛の方向性がブレてしまうと、子供を楽器に縛りつける結果になりかねません。
音楽を好きになって欲しいのに、逆に子供の気持ちが音楽から離れてしまいます。
ですので、楽器はプレゼントしても、楽器をやる(練習する)ことは強制しない。これが自分とのした約束でございます。
子供がやりたくないときは、やらなくていい。
子供が辞めたいと言ったら、辞めていい。
またやりたくなったときにやればいいのですよ。
イエス、音楽はいつだって自由でロックなのです。音楽の神様は束縛を嫌います。
では、さっそくパパが教えてあげましょう・・・しめしめじ・・・。
数日後・・・
・・・え?「もうやらない」ですと・・・そ、そうですかぁ~・・・。
小さい子供は熱中しやすく、飽きやすいものです。子供の気まぐれに振り回されていては、こちらの身が持ちませんよ。
【追記】
楽器をプレゼントした時点では、練習を強制しませんでした。
しかしその後息子がピアノ教室に通いたいと言ったので、毎日練習するようになりました。
現在はピアノ教室に通い始めて1年、毎日練習しております。
2・高価な楽器はプレゼントしない。
子供に楽器をプレゼントするときは、最初から高価な楽器はプレゼントしないことです。
子供に高価な楽器をプレゼントするのは、親の愛情がいかに深いかを物語っております。
ですが高価すぎる楽器をプレゼントすると、子供が楽器を乱暴に扱ったときに耐えられないのですよ。
君はパパが買ってあげた車一台買える楽器を破壊するのですか・・・・ワナワナワナ・・・。
音楽の魅力を知っているあなたは、「いい音」を知っているはず。そして「いい音」は「いい楽器」からしか生まれないことも知っているはずです。
しかし残念ながら、その気持ちは小さい子供には伝わらないのですよ。
小さな子供にとっては、1,000円のおもちゃのピアノも100万のピアノ(本物)もどちらも同じおもちゃなのです。
ですので、まずは入門用を買ってあげましょう。
安い入門用の楽器をプレゼントし、子供が本気で取り組めるようになったら、本格的な楽器をプレゼントしてあげると。
あとはお金の問題ですね。さて、今日も頑張って稼ぎましょう!
3・楽器を1つに限定しない。
子供に楽器をプレゼントするときは、楽器は1つに限定しないことが大切です。
なぜなら楽器は、音楽の1つの構成要素に過ぎないからですよ。音楽を楽しみたいのに、楽器が選べないのは不便ですよね。
ですので、子供が「やりたい!」と言った楽器はできる限りチャレンジさせてみたらいいのですよ。(ただし財布の状況による)
・ピアノ
・バイオリン
・フルート
・トランペット
・打楽器
などなど、たくさんの楽器がありますからね。
私ごとですが、3歳からピアノを始めた以外にも、楽器は色々と経験しました。
・ピアノ
・打楽器
・ドラム
・フルート
・ギター
・ベース
はっきり申しますが、どれも中途半端な結果となり大変残念なのですが、とても楽しかったですよ。
演奏できる楽器が増えると、音楽の幅が広がります。
音楽をより深く理解でき、もっともっと楽しめるようになります。
もちろん、子供が多くの楽器に手を出すほどパパの財布は瀕死状態になるのですが、ここは一つ頑張りどころかもしれませんね。
音楽って、お金かかるものですなあ・・・(絶望の目)
4・子どもの演奏は必ず褒めよう!
子供に楽器をプレゼントする最後の約束(注意)は、子供の演奏は褒めてあげることです。
下手でもなんでもいいです。音がなったら、取り合えず褒めておきましょうか。
「え、そんなこと?当たり前じゃん!」
鋭いあなたは、そう思ったかもしれませんね。
ですが一言言わせて頂きたいのですが、子供に楽器をプレゼントすると、つい、つい・・・やってしまうのですよ。
って、全然上手くなってないじゃん!むきーーーーー!!
ついムキになって小言を言ってしまうのです。これでは子供は音楽を楽しめませんよね。
どうせ楽器を弾くのだから、ちゃんとやって上達した方がいい。
できる曲が増えて、できる表現が増えた方がいい。
音楽の本当の楽しさは、音楽と真剣に向き合うことから始まりますもんね。
ですが音楽の本当の楽しみは、小さい子供にはまだ早いのです。
音楽の本当の楽しみは、今後子供が自分から本格的にのめり込んだときにとっておきましょうか。
・間違えて弾く。
・テンポがあっていない。
・ピッチがあっていない。
一言注意したいポイントは山ほどあります。ですが、ひとまず「まあ、よし」としましょうよ。
あまりの美しいメロディにパパは涙が止まりませんよ。
子供に楽器をプレゼントしたら、子供の演奏には全力で褒めてあげましょう。
いつまで経っても下手くそでも、まあいいではありませんか。
いつか自分で音楽の楽しさに目覚め、自分からのめり込んで練習するが来ますよ。
まとめ:まずは楽しむことから!
それでは、まとめましょう。
子供に楽器をプレゼントするときは、次の4つに注意しましょう。
1・楽器をやることを強制しない。
2・高すぎる楽器は最初からプレゼントしない。
3・やりたい楽器は全部やってみる。1つに限定しない。
4・子供の演奏はとにかく褒めよう!
楽器ができることは、すごく楽しいことです。
ですが楽器が楽しくなるまでの道のりは、厳しく大変です。練習は地味ですし、楽しくありません。(経験済み)
だからこそ、子供に楽器をプレゼントしたときぐらいは、純粋に楽しませてあげたいものですね。
過度な期待を押しつけないで、自由に音楽を楽しんで欲しいものであります。
ぜひ素敵なミュージックライフを。それでは、また!
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