こんにちは。
「子供にピアノを習わせようと思うけど、電子ピアノはちょっとな・・・」
あなたはもしや電子ピアノに対して、漠然とした不安を抱いていませんか?
・キーのタッチが軽いのでは?
・音色が機械っぽいのでは?
・反応が悪いのでは?
イエス、そのお気持ち分かりますよ。私も子供の頃からピアノを弾いて育ったので、電子ピアノは完全に未知の領域でした。
ですが子供のピアノの練習に電子ピアノを使い始めてみて、電子ピアノのクオリティの高さに驚きました。
子供の練習に付き添いながら、「なかなか電子ピアノも健闘しているな」とパパは感心しておりました。
電子ピアノは子供の習い事におすすめでございますね。
そこでこの記事では、電子ピアノのメリット・デメリットをパパ目線で解説させて頂きます。
・子供のピアノの練習に電子ピアノを使おうと思っている方。
・電子ピアノを検討しているけど、ちょっと不安と思っている方。
子供の習い事に電子ピアノがおすすめな理由を、メリット・デメリットを添えて解説させて頂きましょう。
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それでは早速解説させて頂きましょう。
電子ピアノのメリットは、次の4つでございます。
電子ピアノのメリットは、価格の安さです。
電子ピアノにはローコストモデルが充実しているので、子供の初めてのピアノの練習に最適なのですよね。
だってほら、子供って、「自分でやりたい!」と言うわりにすぐに飽きるじゃないですか。
君のために買ってあげたピアノはどうしたらいいのですか・・・?
子供のピアノやりたい宣言を真に受けて、高価なピアノを奮発して買ってしまったら大変ですよ。
電子ピアノは「どこまで本物のピアノに近づけているか?」によって、価格が変わります。
・音色
・鍵盤の反応のよさ
・鍵盤のタッチの重さ
・デジタル楽譜、録音機能などハイテク機能。
安く買える電子ピアノには、それ相当の理由があるのですが、子供の最初の習い事にはそれぐらいがちょうどいいかもしれませんね。
ちょっとやらせてみて、子供の「本気(マジ)」を感じてから、電子ピアノをグレードアップ(もしくは生ピアノ)しても遅くはないと思います。
また電子ピアノのメリットは、コンパクト&軽量なので、設置場所を選ばないことです。
電子ピアノは生ピアノに比べて一回りスリムな設計です。
アップライトピアノの弦を収納している空間が電子ピアノにはありませんので、奥行きはかなりすっきりしています。
また重量も電子ピアノは格段に軽いです。
電子ピアノ:40~80kg
アップライトピアノ:200~250kg
グランドピアノ(家庭用):300~350kg
生ピアノでは設置する床を補強しなくてはいけませんが、電子ピアノでは補強の必要はありません。
なんなら2階に設置することだってできます。(わが家は2階に設置しました)
また賃貸やマンションなどで補強が難しい環境でも、電子ピアノなら安心しておけますよね。
電子ピアノは音量が調整できるので、賃貸やマンションなど騒音を気にする環境でも心置きなく練習できます。
一軒家でも早朝、深夜など、時間帯を選ばないで自由に練習できるって、かなりありがたいですよね。
せっかく子供がやる気になっても、それに100%応えられないのは悲しいものです。
ですが電子ピアノならその点心配いりません。
・ボリュームが調整できるので、早朝・夜は小さい音で練習。
・ヘッドホンをつけて、外に音が漏れないように練習。
いつでも時間を選ばずに練習できるのは、電子ピアノの大きなメリットです。
ちょっと仕事で遅くなっても子供とピアノの練習ができるのは、大変ありがたい限りです。
また電子ピアノには調律が必要ありません。
通常、ピアノであれば1年に1回の調律が推奨されております。
1回あたりの調律の相場は、
アップライトピアノ:1回8,000円~12,000円
グランドピアノ:1回10,000円~18,000円
であり、決してお安いお値段ではありません。
さらにこの他にも、
・整音の調整
・タッチの調整
・弦の交換
別途費用がかかる場合があり、ピアノのレッスン代と重なり家計を圧迫することは明白でございます。
しかし電子ピアノであれば、この点心配いりません。
電子ピアノは何年つかっても、どれだけ弾いても「ド」の音は「ド」であり、ずれることはありません。
生ピアノでは定期的なメンテナンス(調律)をしなければ、音程がずれるだけではなく、ピアノの寿命も縮めてしまいます。
はっきり言って、自信がありません(きっぱり)。
自分の趣味として、お金と時間をかぎりなくつぎ込めるならいいですが、仕事に子育てとクソ忙しいですからね。
それならば「メンテナンスフリーの電子ピアノ、最高なのでは?」と思ってしまいます。
電子ピアノではじめた子供のピアノ練習は、かなり満足度の高いものでした。
しかしながら、「むむっ!」と眉をひそめてしまう瞬間もございます。
電子ピアノは本物に限りなく近いピアノなのですが、やはり繰り返し使っていると気になってくる部分があります。
・キーのタッチの重さ(電子ピアノは若干軽い)
・すばやく連続して打鍵すると、反応しないときがある。
・強弱の反応はピアノほど繊細ではない。
電子ピアノによる恩恵をありがたすぎるので、このちょっとした違いがとても残念に感じてしまいます。
実にもったいないであります!
電子ピアノはメーカーの努力により、かなり完成度の高い楽器に仕上がっています。
・ちょっと弾くだけ
・はじめたばかりの初心者
であれば、違いに気が付かないはずです。
しかし、弾き込んでいくと、小さな違いが気になってしまうのですよね。
人によっては「それぐらいどうした?」のレベルかもしれませんが、やり込むほど気になってしまうから仕方ないのですよねぇ・・・。
これも仕方がないと言えばそれまでですが、電子ピアノは電子楽器なのでスピーカーから音が出ます。
ですので、楽器全体が響くピアノとは違い、音が立体的ではないのですよね。
日ごろお世話になっている電子ピアノさんには申し訳ありませんが、平べったいのですよ、音が。
電子ピアノの中にはスピーカーの数と配置を工夫して、「生音感」を演出しているものもあります。
ですが、やはりスピーカーはどこまでいってもスピーカーの音なのですよね。素晴らしいスピーカーの音であり、やはりピアノの音ではないのです。
これまた小さな違いではありますが、長く続けるほど気になってしまいます。
電子ピアノは電化製品なので、壊れるときは突然壊れます。
特に電気系統は目に見えないので、昨日までは元気に音がなっていたのに、今日弾こうとしたら音が出ない・・・なんてトラブルもあります。
ちなみに電子ピアノを愛用している私も、このトラブルはありましたよ。
いつも通りに電子ピアノを弾いていると、「ミ」の音を弾いたときに「ビィーーーン・・・」って謎の音がするのですよ。
ド、レ、ビィーーーーン・・・な、なんだこれは・・・
「あっけなく壊れたか?」と思いましたが、電源を入れ直したら直りました。それから異常は見当たりません。
ですがこのようなトラブルは今後も起きるでしょう。なにせ電子ピアノは電化製品なのですから。
壊れることは仕方ないにしても、せめて発表会の直前に壊れないことだけを祈るばかりであります。
それでは、まとめましょう。
子供の練習に電子ピアノを使ってみて感じるメリット・デメリットは次の通りでございます。
【メリット】
1・価格が安い。
2・コンパクトで軽量だから、設置場所を選ばない。
3・賃貸、マンションでも練習できる。
4・調律が必要ない。
【デメリット】
1・本物に近いけど、生ピアノより劣ってしまう。
2・スピーカーから音が出るから、響かない。子供の
3・電子楽器だから、突然壊れる。
電子ピアノは子供のピアノ練習に最適でございます。
手ごろな価格から手に入る上に、設置場所もメンテナンスも気にする必要ありません。
ピアノの世界に足を踏み入れるのに、これほどまでハードルを下げてくれる楽器はありませんね。
最近の電子ピアノはメーカーさんの努力により、かなりクオリティが高いです。
子供の練習用として使ってみてはいかがでしょうか。それでは、また!