ピアノを毎日練習させる(5歳男の子)には?怒らないで練習させる3つのポイント。

こんにちは。

 

「ピアノの習い事をしているけど、子供が全然練習しない・・・!」

 

せっかく音楽の楽しさを教えたくてピアノを習わせているのに、子供が思うように練習しないと頭に血が上ってしまいますよね。

ピアノの習い事では、レッスン日以外でいかに練習時間を確保できるか、が肝になります。

私は試行錯誤した結果、

 

「子供と目標を共有し、同じピアノイスに座ること」

 

が最も大切だなと、との結論にいたりました。

私は5歳と3歳の子供(男の子)にピアノを習わせております。

2人とも練習熱心で、めきめきと上達しているので、平成のモーツアルトが誕生してしまったとパパは内心ドキドキしてます。

この記事では、子供にピアノを毎日練習させるためにしていることをご紹介させて頂きます。

・ピアノを習わせているけど、子供が練習しない・・・。

・ピアノを練習しない子供を怒りたくない。

・ピアノの練習を通じて、子供に成長して欲しい。

ピアノを子供に習わせているマダムのお役に立てれば幸いです。

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練習しない子供の気持ちはよく分かる。

「どうしてうちの子はピアノの練習をしないのかしら・・・。お隣の〇〇ちゃんは、あんなに上手になったのに・・・。」

イエス、マダム。なぜ子供がピアノの練習をしないのか、私に回答させて頂けませんか?

なぜなら私は3歳からピアノを習わせて頂きながらも、まったく練習しなかった過去があるからですよ。

 

練習曲がつまらない。

「練習しないお前が悪いんだろ!」

 

そのご指摘、大変ごもっともでございます。しかし1つだけ弁解させて下さい。

なぜならピアノの習い事で練習する曲(練習曲)が、おもしろくないのですよ。

古臭いメロディ、ノリの悪いテンポ、牧歌的な雰囲気。

・・・もっと流行りの楽しい曲が弾きたいであります。

「ろくにピアノも弾けないクセに何を言っているんだ?」と思うかもしれませんが、実際そうなんですよね。

練習曲として渡される教本は、ピアノを上達するには最適な選曲になっているのですが、感動する名曲は含まれてない訳で。

「弾いても楽しくない」と純粋に思ってしまうと、どうしてもピアノに向き合う時間が少なくなってしまうのですよね。

 

1人で練習してもつまらない。

本来、音楽はソロ(1人)よりも合奏で演奏するものです。ライブやコンサートでも、2人以上で演奏するパターンが多いですよね。

しかしピアノの習い事では、基本1人で練習でございます。

練習はコツコツ1人で向き合ってするものなんですが、小さい子供の精神力ではハードルが高かったりします。

その結果、あっけなく心が折れてしまい、「ピアノ、練習したくない」と始まってしまうのです。

 

【男の子限定】ピアノ=女の子みたいでカッコ悪い。

また男の子限定ですが、「ピアノ=女の子みたいでカッコ悪い」という概念が邪魔をするのですよ。

いや、本当はそんなこと全然ないですよね。ピアノが弾ける男子って、クソかっこいいじゃないですか。

でもピアノ男子の魅力に気が付いてくれるのって、「中学生以降」なんですよね。

小学生までは「ピアノ=女の子みたい」と偏見を持たれ、みんなの前で披露するのが恥ずかしくなって仕方がないのですよ。

自分のやっていることに自信がもてないと、ピアノに向き合うのもだんだんイヤになってしまいます。

「自信を持て!」と言えばそれまでですが、やはり子供の精神力では周囲に流されないで続けるのは難しいものです。

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子供と目標を共有し、同じピアノ椅子に座ってみた。

私は自分の子供に、ピアノの練習をしっかりして欲しいと思っていました。

それは単に「お金を払っているんだから、練習しろ!」ではなく、ピアノを習っているのに練習しないと自分の可能性を自分で否定してしまうからです。

 

・「自分はダメな人間だ」と自己嫌悪してしまう。

・後から始めた友達に抜かれる情けなさ。

・「ピアノ男子はカッコいい」と気が付くも、時すでに遅しという無力感

 

大切な子供たちには、私のような苦い思いはして欲しくありません。

 

「どうしたら子供たちはピアノの練習をするのか?」と、試行錯誤して行きついた結論は、

 

「子供と同じ目標を共有し、同じピアノ椅子に座ること」

 

で、ございました。

 

子供の練習に付き合う。

やはり最も効果があったのは、子供のピアノの練習に付き合うことですね。

・「練習しなさい!」

・「なんで練習しないの?」

・「練習したら、ご褒美ね!」

ではなくて、

さあ、ピアノの練習をしましょう!

と、子供の練習に付き合うことが効果が高かったです。

「練習しなさい!」と言うとやりたくない子供は反発しますが、「一緒にやろう」と持ちかければ断られません。

1人で向き合うピアノの練習は楽しくありませんが、誰かが一緒に付き合ってくれると嬉しいですからね。

 

同じピアノ椅子の横に座り、練習(成長)を見てあげる。

子供の練習に付き合うときにおすすめなのが、同じピアノ椅子の横に座り、練習(成長)を見てあげることです。

練習に付き合うと言っても、

・リビングのソファから眺める。

・キッチンに立ちながら見守る。

・同じピアノ椅子の横に座り、見守る。

では、雰囲気がまるで違いますからね。

やはり練習に付き合うのであれば、子供の横に座るのがベストではないでしょうか。

子供の横に座って指導する必要はありませんが、

・集中して練習する。

・間違えたところを指摘する。

・できたところを褒める(これ重要)。

子供のとなりで練習(成長)をしっかり見守ってあげることが大切だと感じました。

ピアノ椅子にはいろいろな種類がありますが、子供の練習を見守る意味では横に長いタイプがおすすめですね。

 

子供と同じ目標を持ち、親もピアノを練習する。

子供の練習に付き合うと同時に、私も自身のピアノの練習を再開しました。

それは言葉だけでなく、行動でも示したかったからです。

100の言葉を言うより、1回の行動を見せた方が説得力ってあるじゃないですか。

 

しかし「親も練習を・・・」と聞くと義務感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違いますよ。

むしろ子供と同じ目標を持つことは、とても楽しいことですよ。

パパもピアノをやりますぞ!
うん、やろう!きゃいきゃい!

子供と同じ目標に向かって歩けるって、親として感無量でございますよ。子供の成長をこんな間近で見れるなんて、親明利につきますよ。

パパのピアノ技術なんて、あと数年で追い抜いてしまうのでしょうが、それはそれでうれしいことです。

子供がピアノを始めたら、あなたも一緒に練習をしてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ:「一緒に練習しよう!」が効果的。

それでは、まとめましょう!

5歳の男の子に毎日ピアノの練習をさせるのに大切だったのは、次の3つでございます。

1・子供の練習に付き合う。

2・同じピアノ椅子に座り、子供の横で練習(成長)を見守ってあげる。

3・子供と同じ目標を持ち、親もピアノを練習をする。

せっかくピアノを習っているにピアノを練習しないのは、とてももったいないことです。

時間とお金がムダになるだけでなく、子供も自分の才能を否定してしまいます

そんなときは「練習しなさい!」という言葉をぐっと我慢して、「練習しよう!」と言ってみて下さいませ。

誰かが練習に付き合ってくれるって、すごくうれしいことですからね。

ぜひ練習している子供の隣に座ってみて下さいませ。それでは、また!

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