こんにちは。
突然ですが、あなたは大切な子供の歯磨きにどれくらいの情熱をかけていらっしゃいますか?
歯ブラシで歯を磨く、ただそれだけのことですが、「子供の歯磨きを情熱的に取り組めるか?」は、とても大切なことです。
なぜなら虫歯の治療は、薬ではできないからです。鋭いドリルで歯を削らないと、治らないからでありますよ。
歯を削って治療するとは、どこまでアナログな治療方法なのでしょうか。これだけ科学が発達しても、薬で虫歯が治らないのが不思議で仕方ありません。
歯の治療の痛みは、大人なら200%自己責任ですが、子供の歯の治療の痛みは、子供たちの責任ではありません。
・・・保護者たる親の責任でありますよね。
子供のうちから歯を削る痛み・・・なんて、私は最愛の息子たちには経験させたくありません。
そこで私は嫌がる子供たちにも歯磨きをさせ、虫歯から守るために立ち上がりました。
この記事では、嫌がる子供に歯磨きするコツを書かせて頂きました。
ぜひあなたも子供たちを虫歯から守るために、歯ブラシ片手に戦いましょう!!
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この記事の概要
なぜ子供は歯磨きを嫌がるのか?
「子供にきちんと歯磨きをさせよう!」
「歯を削る痛みを経験することのないように、しっかり歯磨きさせよう!」
・・・と思っても、当の子供たちって、ものすごく歯磨き嫌がりませんか?
私の子供たちは自慢ではありませんが、「歯磨きするぞ!」と言っただけで、この世の終わりが来たかのように泣いて嫌がりますよ。
ですがここで子供のパワーに負けてしまっては、ゆくゆく子供たちに痛い思いをさせてしまいます。
そこでまずは、「なぜ子供は歯磨きを嫌がるのか?」の原因を解明してみましょう。
体を固定されるのがイヤ。
なぜ子供は歯磨きを嫌がるのか、その答えは歯磨きをするときに体を固定されるからでしょう。
子供はじっとしているのが苦手でございます。
目に入るものすべてに興味深々な子供にとって、同じ場所でじっと固定されるポーズをとるのは、苦痛でしかありません。
歯磨きするスタイルは様々ありますが、どのスタイルも一時的に姿勢を固定しなくてはいけません。
普段親に甘えるときは自らゴロゴロすり寄ってくるのに、歯磨きのときにそれが出来ないとはどういう生き物なのでしょうかね。
口を開けているのがイヤ。
また子供が歯磨きを嫌がるのは、ずっと口を開けているのがイヤだからですよね。
子供の歯を磨くには口をのぞき込むようにして磨かねばなりません。そのためには、少し大きく口を開けてもらう必要があります。
ですが子供の小さな口をずっと開けているのは、どうやらとても疲れるようです。
歯磨きをスタートした直後は大きく開いた口も、時間(秒単位)とともに閉まっていきますからね。
また固定されるのがイヤでじたばたするので、歯磨きに余計に時間がかかってしまいます。
そのため、長時間口を開けることになるので、「歯磨き=イヤ」と刷り込まれてしまうのですよね。
歯ブラシが歯茎に当たって痛い。
また子供が歯磨きを嫌がるのは、歯ブラシが歯茎に当たって痛いのもありますよね。
子供の虫歯対策のために・・・と熱心に磨いていると、歯ブラシがすべって子供の歯茎に当たるのですよ。
なるべく丁寧に磨こうと心掛けてますが、結構な確率で歯茎にヒットしている気が致します。
親の熱心な歯磨きが空回りして、子供の歯茎にヒットする。これはですね、たぶん結構痛いと思います。
歯磨きのたびに長時間口を開けて、しかも歯茎をゴスゴス責められる・・・これでは子供が歯磨きが嫌いになるのも無理もありません。
そもそも怒られるのがイヤ。
そして最後に子供が歯磨きが嫌いになるのは、歯磨きを巡って親に怒られるからではないでしょうか。
だってイヤですよね、歯磨きを巡って怒られては。
子供としては自己主張の1つだったかもしれませんが、親は子供の虫歯対策にと熱心になっている訳ですから。そもそもの温度差が違います。
「歯磨きしたくない!」って言ったら怒られた。
という経験が重なると、歯磨きが楽しいものになるはずがありません。
子供たちは賢いですからね。歯磨きで怒られるのならば、そもそもやりたくありません。
嫌がる子供に歯磨きをさせる工夫。
子供たちが歯磨きを嫌がる理由は分かりましたが、イヤだからと言ってやらない訳にもいきません。
歯の治療の痛みは経験しない方がいいですし、それにキャラメル食べたら銀歯が取れた・・・なんて経験もさせたくありません。
ですので、ここは愛と知恵を工夫を絞って、なんとか子供たちに歯磨きをさせる工夫を考えてみましょう。
歯の治療の痛みを教えてあげる。
私が最も効果があるなと感じたのが、「歯の治療の痛みを教えてあげること」でございますね。
歯医者さんを経験したことのない子供には、歯磨きの重要性を認識できないものです。
そこで未だ歯医者さんを知らない子供のために、「歯の治療とは何か?虫歯を治すとは、どういうことか?」を教えてあげるのです。
強いパパでも泣いてしまうぐらい、痛いですぞ。
事実と違うことがあるかもしれませんが、この際、きちんと歯を磨くようになれば、まぁよしとしましょう。
笑顔+スキンシップで磨く。
子供に歯の治療の痛みを教えても、それだけでは歯磨きをするようになりません。
恐怖だけでなく、反対に包み込む優しさで子供の行動を促すことも大切でございます。
歯磨きは子供と密着してやりますので、子供とのスキンシップに最適であります。
子供のかわいい顔をゼロ距離で見つめながら、渾身のスマイルで歯磨きすれば、子供の不安も少しは解消されるでしょう。
歯磨きの時間を少しでも楽しいものに。このちょっとした工夫が大切でございます。
できたら褒める。
また歯磨きを頑張った子供たちには、きちんとお褒めの言葉をかけてあげることも大切です。
子供は子供なりに我慢して、一生懸命口を開けていたのですから、例え至らない点があったとしても、まずは褒めてあげましょう。
子供ってホントかわいいですよね。だって褒めると褒めただけ、次も褒められるように行動しますからね。マジでかわいいです。
これはもちろん歯磨きにおいても当てはまります。
歯磨きが終わるたびに褒めることを繰り返すと、自ずと膝に乗って口を開いてくれるようになりますよ。
やるべきものは、一貫してやる。
そして最後に、どうしても嫌がる子供には、時として「やるべきものは、一貫してやる」姿勢も必要でしょう。
子供が歯磨きを嫌がるのも分かるのですが、子供のイヤイヤの半分は親を試しているようなものです。
イヤイヤして親が妥協する引き際を、子供は見計らっているのですよね。
「泣いてわめいて何事か!?」と思う壮絶なぐずりも、子供の要求を飲んだ瞬間にぴたりと泣き止んだ・・・という経験、あなたはございませんか?
もちろん、すべて毎回において嫌がる子供に強行して歯磨きをすべきとも思いませんが、時として、親の覚悟たるものを見せてあげることも必要でしょう。
まとめ:子供を虫歯から守れ!
それでは、まとめましょう。
嫌がる子供に歯磨きをする工夫は次の通りでございます。
1・歯の治療の痛みを教えてあげる。
2・笑顔+スキンシップで磨く。
3・できたら褒める。
4・やるべきものは、一貫してやる。
歯磨きには情熱が必要でございます。
なぜなら歯は一生ものだからですよ。それが乳歯だろうと永久歯だろうと、歯磨きの習慣はとても大切なのです。
だから私は歯磨きについて、一切妥協することができません。
もちろん自分の歯もそうですが、こと子供の歯についてはもっと大切にしていきたいと思っております。
子供が歯磨きを嫌がっても、アメとムチを上手に使い分けて、きれいに歯磨きしていきましょう!
それでは、また!
・・・はっ・・・ゆ、夢でありましたか・・・。