こんにちは。
貧困だった日々が遠い昔のように感じますが、つい2年前までは私は貧困に喘いでおりました。
リーマンショックで無職になった後、さらに転職に失敗。そして鬱症状に。
貯金も自信も失った状態で地元に帰ってきましたが、なんと無職のままと結婚。
急いで転職した企業は、社員数10名以下の零細企業での営業職(未経験)でした。
年収300万以下となり、その後の生活は決して豊かとは言えないものでした。
しかし私は、苦しい貧困生活に耐えながら、「いつか見てろよ・・・」と黒い炎を燃やし続けたのでした。
その結果、5年の月日をかけて年収400万に乗っかることができました。
年収400万あると、家族4人暮らすのはとても楽になりました。
ネット上には「稼ぐ方法」系のキラキラワードはたくさんあります。
が、この記事で書かせて頂くのは、まったくキラキラしていない、むしろ泥臭い、生々しい脱貧困ストーリーです。
ですがこれを実践すれば、「貧困を抜け出せる助けになる」と、私は確信しております。
このページを偶然開いたあなたのために、私が貧困を抜け出した方法について解説させて頂きます。
貧困で希望が見えなくても、諦める必要はありませんよ!
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この記事の概要
貧困を抜け出すために。【生活編】
貧困を抜け出すために「いまに見てろよ・・・」と黒い炎を燃やし続けましたが、しかしながら実際に貧困を抜け出すまでの道のりは、相当の茨の道でありました。
それでも無職、転職の失敗で「負け組」になってしまった、みじめな自分がたまらなくイヤでした。
ですので、私は次のことを歯を食いしばって実践しました。
1・プライドを捨てて、地元に戻る。
貧困を抜け出すために最も大切なことは、プライドを捨てて地元に戻ることです。
親がまだ元気なのであれば、迷わず頼った方がいいでしょう。
兄弟と確執があったとしても、頭を下げて頼るべきでしょう。
会社都合で無職になったり、職場に馴染めなくて失業(転職に失敗)することは、誰にだってあることです。
また夢破れて、なりたいものになれなかった時もあるでしょう。
しかしこれは、あなたが悪いから、そうなった訳ではありませんよね。
でもあなたは悪くないのですが、親、兄弟、友達でその事実を理解してくれる人は少ないのです。
身近にいる人ほど、近視眼的になって、見えるモノが見えなくなってしまうのかもしれません。
親との間に確執が生まれると、地元(実家)に帰りつらいものです。またプライドがあると、親に反発してしまうかもしれません。
ですが、やはり親は何だかんだ言っても親なんです。
夢破れて地元に戻ることをキツく言っていても、それでも受け入れてくれるのですよね。
貧困になったときほど、親を頼るべきです。
プライドを捨てて地元に戻り、親を頼るべきでございます。
それはもちろん、いつの日か再起を誓うためでございます。
今はまだ敗走の傷が癒えませんが、その傷もいずれ癒えます。
傷が癒えたときが、再びチャンスなのです。
しかし下手なプライドを持ち続け、親を頼らなかったら、そのまま貧困の闇に消えてしまい、再起不能になるかもしれません。
貧困を抜け出すためには、プライドを捨てて、まずは地元に戻りましょう。
2・お金がないからこそ、借金しない。
貧困に苦しむぐらいですから、基本的にお金がないのですよね。
何をするにも、何を買うにもお金がないのです。
しかし世の中怖いもので、自分が貧困であることを忘れさせてくれる魔法があるのです。それは「借金」です。
もちろん、借金は使い方によってはとても有効ですが、貧困に苦しんでいる人ほど、安易に手を出してはいけません。
なぜなら、借金をすればするほど、ますます貧困になるからでございます。
「借金をすればするほど、ますます貧困になる」
そう書くと、「何当り前のこと書いているの?」とハリセンで頭叩かれそうですが、これが実にダメなのですよ。
分かりますよ、借金(ローン)すれば、お金がなくても欲しいモノが買える気持ち。辛すぎる現実を忘れるには、それしかないですものね。
ですが、それに手を出してしまうと、貧困からいつまで経っても抜け出せないのですよ。
今現在貧困でお金がないのですから、きっと欲しいモノはほとんど買えないでしょう。辛いですよね。
そんなときこそ、「いまに見てろよ・・・」とお経を読みあげるのです。
辛い現実に出会うたびに、「いまに見てろよ」とつぶやきましょう。
これであなたのハートにも、再起を誓う黒い炎が宿ったはずでございます!さぁ、やったりましょう!
3・節約は当り前。モノは買わない、捨てない。
貧困から抜け出すのは、茨の道でございます。
それは日々の節約にも言えることであります。
貧困から抜け出すには、節約は当たり前です。節約しなければ、日々の生活すら回らないですからね。
ですので、貧困の一歩先を行くためには、節約のさらに上、「モノを買わない・モノを捨てない」という修行のような日々をしなくてはいけません。
これだけははっきり申し上げますが、「モノを買わない・モノを捨てない」ができるだけで、お金はどんどん増えていきますよ。
その理由は実に簡単です。
だってモノを買わないから、お金を使わないのですもの。
お金の減りようがないじゃないですか。だからお金が増えるのです。
・・・え?なになに?それが出来たら誰も苦労しない、とおっしゃるのですか?ははー、なるほどですね。
ですが、実はモノを買わない生活をする、簡単なコツがあります。
それは「モノを捨てない」ことです。
今はシンプルライフ、ミニマリストなど、モノを持たない暮らしをするために、モノを捨てること(断捨離)が推奨される社会です。
この推奨とは逆行しますが、「モノを捨てない」ことは、お金を貯める観点でとても大切なのですよ。
なぜならモノを捨てなければ、同じもの(同じ機能、同じデザインなど)は買わないからです。
だって、あなたは経験ありませんか?
一度捨てたけど、その後時間がたったら、捨てたモノと似たモノを買ってくることを。
つまりは、そういうことなんですよ。
物を捨ててシンプルに暮すことは、ある意味で「その都度お金を払って、モノを買う生活」でもあります。
だからモノを捨てないと、モノを買う頻度が減っていきます。
その結果、お金を使う機会が減り、お金が貯まっていくのです。
4・1円でも多く貯金しろ。
これまた当然かと思われますが、貧困を抜け出すためには1円でも多く貯金することが大切です。
それは文字通り、1円でも多く貯金することですよ。
ちょっとした買い物、自分へのご褒美が例え少額であっても、買ってはいけません。
大丈夫です、あなたはそのプリンがなくても、頑張れますから(鬼厳しいですが)
また定額貯金として、「毎月○万円貯金しているから安心だ!」という思想も、脱貧困にはよろしくありません。
なぜならその考えに、甘えているあなたがいるからですよ。(鬼鬼厳しいですが)
だってそうじゃないですか?「○万円貯金した!ノルマは達成した!」と言って、仕事終わりのご褒美に、プリンを買っているではないですか。
貧困を抜け出すには、並大抵のパワーでは抜け出せません。
大好きなプリンを我慢し続ける、自分に厳しくし続けることがとても大切です。
ご安心下さいませ、あなたの努力は絶対にあなたを裏切りませんよ。
節約以上に節約した1円が、あなたを助けてくれる日がくるのですから。
貧困を抜け出すために【仕事編】
さて、ここからは貧困を抜け出すためにやるべきこと、仕事編でございます。
貧困な状況は、元を正せば働いている環境がブラックな状況である場合が多いのですが、それでも腐らずに次のことが必要になってきますよ。
5・直談判してでも、給料を増やす。
貧困を抜け出すためには節約も必要ですが、それ以上に収入を増やすことが大切です。
なぜなら節約だけでは、いずれ頭打ちになってしまうからです。
頭打ちになった家計を打破するには、収入を増やすしかありません。
「収入を増やすには転職を!」と、考える気持ちは分かりますが、私はそれはあまりおすすめできません。
なぜなら転職にはリスクがあるからです。
転職に成功し、収入アップすればいいですが、転職には失敗もありますからね。
もし仮に転職に失敗してしまったら、あなたはさらに貧しくなるかもしれません。
それこそ、もう戻れないぐらい貧困になるかもしれません。
(ただし状況によってはすぐに辞めた方がいい場合もあります。)
ですので、転職はある程度足場を固めてからの方がいいのです。
次の職場に飛び移るのも、足場がしっかりしてないとジャンプできないですよね。
だからまずは今の職場で収入を増やすことが大切です。
なかなか収入が増えない職場でしたら、社長・上司に直談判するのもアリです。
直談判は正当な労使交渉ですから。働いた分は払ってくれ、というだけですよ。
私は有難いことに、直談判で給料を増やしてもらい、おかげで貧困を抜け出せたようなものです。
独立して私が社長になった今、今度は私がそんな社長になる番でございます。
給料が上がらない・・・と思うのならば、まずは直談判を考えてみてはいかがでしょうか。
6・副業は今から始めるべき。
そして収入を増やすには、副業がとてもおすすめです。副業はやればやった分だけ、自分の収入になりますよ。
また副業は始めてから収益化するまでに時間のかかるものがあります。
ですので、副業はいち早く始めた方が、貧困を抜け出すのに有利でございますよ。
しかし一点ご注意頂きたいのは、「副業ビジネス」が存在していることですね。
「稼げますよ!」的なキーワードで集客し、高額な情報商材、セミナーなどでお金を取るビジネスがたくさんあります。
お金を稼ごうと始めた副業なのに、気が付いたらお金を払って赤字で終了・・・ということもあります。
もちろん、本業で収入を増やし、さらには副業で収入を得るのはとても大変なことですが、貧困を抜け出すには、副業はとても有効でございます。
一日でも早く結婚する。
そして最後に貧困を抜け出すために、最も大切なことをお伝えさせて頂きます。
それは、「一日でも早く結婚する」ということであります。
私は無職のときにと結婚したので、貧困になった引き金は「結婚」と捉えられるかもしれませんが、違います。その逆でございます。
私はと結婚したことで、「のために頑張る」という独身では得られないパワーを頂きました。
このパワーは絶大で、サボりに定評のある私のケツに火をつけてくれました。
おかげで私は今日も元気に仕事にいくことができます。ありがとうございます。
また結婚は、人生において最も大切なパートナーを得ることです。
一人では解決できないことも、二人で力を合わせれば解決できます。
一人では挫折してしまう辛い節約でも、二人なら楽しみながら節約できます。
一人では仕事終わりにプリンを買ってしまいますが、二人なら買いません。
あなたを本当に助けてくれるのは、お金でも親でも友達でもありません。
たった一人、あなたを愛してくれるパートナーでございます。
もしもあなたの身近に大切な人がいるのならば、その人のことを誰よりも大切にしてあげて下さいませ。
きっとその人こそ、貧困に落ちてしまったあなたを助けてくれる救世主となってくれることでしょう。
まとめ:貧困は必ず抜け出せる。諦めないで!
それでは、まとめましょう。
貧困を抜け出すためにやるべきことは、次の7つであります。
1・プライドを捨てて地元に戻る。
2・お金がないからこそ、借金をしない。
3・節約は当り前。モノを買わない、モノを捨てない。
4・1円でも多く貯金する。
5・直談判してでも、給料を増やす。
6・副業をして、収入を増やす。
7・早く結婚する。
「貧困であることと、その人の能力は関係がない。」
これは私が読んだ、「経営学大図鑑」という本に書いてあった一文であります。
貧困とはまさにその言葉通りで、その人の能力に関係なく、貧困になってしまうものなのですよね。
たまたまタイミングや環境が悪かっただけで、簡単になってしまうのです。
ですがこの考えは、貧困を経験したことのない人には、理解されにくいのも現状でございます。
貧困を抜け出すのはとても大変です。ですが、抜け出せない訳ではありません。
少々厳しいお話になってしまいましたが、私はあなたの将来が少しでもよくなるよう、応援させて頂きます。
それでは、また!
貧困に落ちてしまったとき、まずは足場を固めることが必要です。
しかしときとして、リスクをとってジャンプすることも必要ですよ。
・・・肉が食べたいであります・・・。