こんにちは、年収300万で建売住宅を買った、でございます。
庭のデザインで悩むのが、
・開放感ある「オープン外構」にするのか
・閉ざされたプライベート空間を演出する「クローズ外構」にするのか
ではないでしょうか。
オープン外構は、自宅をフェンス・塀で仕切らないので、とても開放感があります。
一方、クローズ外構は、自宅をフェンス・塀で仕切るので、閉ざされたプライベート感があります。
オープン外構もクローズ外構も好みの問題ですが、私はオープン外構だった家を2度の工事により、完全にクローズな外構に仕上げました。
外構を「オープン→クローズ」にすることで、
・不便になるのでは?
・見通しが悪くなるのでは?
と不安もありましたが、実際にクローズ外構にしてみると、デメリット以上にメリットの方が多かったです。
そこでこの記事では、外構を「オープン→クローズ」にしてみて感じる、クローズ外構のメリット・デメリットについて解説させて頂きます。
クローズ外構に興味がある方は、ぜひ最後までお読みくださいませ。
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この記事の概要
オープン→クローズ外構に変更した、工事の概要。
まず始めに、私が自宅の外構を「オープン→クローズ外構」にした、工事の概要をお話させて頂きます。
私の購入した建売住宅は、広く見渡せるオープン外構でした。
お隣さんとの境界も、道路に面する土地にも、何もありませんでした。
狭くて囲まれた空間が大好きな私は、クローズ外構にするために次の工事を実施しました。
境界ブロックの上にメッシュフェンスを設置。
まず第一段階として、お隣さんとの境界になっている軽量ブロック(軽く跨げる高さ)の上に、メッシュフェンスを立てました。
初期のデフォルト状態では、軽量ブロック2段のみだったので、大人なら普通に歩いて越えられる高さでした。防犯性ゼロ、いやマイナスでしたね。
本当はメッシュフェンスよりもクローズ感がアップする「目隠しフェンス」にしたかったのですが、お隣さんとの関係性が悪くなるのを心配したに制止され、断念しました。
あまりにも壁らしい壁は、お隣さんとの心の壁になるかもしれません。
ご近所付き合いにも配慮したいですね。
道路側をブロック塀で遮断。
また道路側も完全にオープンな外構で、出入り自由な空間となっていました。
そこで道路側はブロック塀を増設することで、クローズ外構にしました。
それまでは予備の駐車場として使ってましたが、クローズ外構にすることで駐車場を1台分減らした形になります。
道路側はメッシュフェンスではなく、ブロック塀にしたのは、強度と目隠しの問題があるからです。
道路側のため、間違って車がぶつかる可能性もあるので、強度の高いブロック塀にしました。
またメッシュフェンスでは私の恥ずかしいプライベートがダダ漏れなので、目隠し効果のあるブロック塀にした次第でございます。
クローズ外構にして感じるメリット。
2回の工事をして「オープン→クローズ外構」を手に入れましたが、私が想像してたよりも外構のクローズ化はメリットが多かったです。
私が感じるクローズ外構のメリットは、次の2つでございます。
安心感がハンパない。(特に子供の)
クローズ外構のメリットは、何と言っても安心感でございます。
周囲を壁(フェンス)に囲まれているので、安心感がハンパないのですよ。
目隠し効果のあるブロック塀の内側は、屋外なのに、さながら室内にいるようなプライベート感があります。
また目隠し効果のないメッシュフェンスでも、「ここからは通れない」という心理的アドバンテージがあり、心のゆとりを作ってくれます。
また小さい子供を持つご家庭の方なら、それに加えて「子育ての安心感」も得られますよ。
子供を庭で遊ばせていると、どうしても「目を離した隙に道路に飛び出してしまった」・・・と怖い思いをされた方も多いはず。
私も5歳と3歳の息子を持つ親として、いつも道路に子供が飛びださないか目を光らせておりました。
でもオープン外構だと、限界があるのですよね。
・・・何度言っても改善されません、もう手に負えません。
外構をクローズにすると、道路との出入り口を限定することができます。そのため、子供の飛びだしを防ぐことができるのです。
庭をクローズ外構にすることで、親も子供も安心して庭で遊べるようになりますよ。
土地が有効活用できる。
またクローズ外構にすることで、土地を有効活用することができます。
オープン外構の場合、広く開放的な空間ができる一方で、開放された空間にはモノが置けないのですよ。
だってオープンで開放されている場所ですから。
道行く人に「どうぞ、ご自由にお取り下さい」と言ってるようなものではないですか。そんなところに大事なモノは置けませんよね。
しかしオープン外構を、塀・フェンスで仕切ってクローズにすることで・・・
このようにクローズ化することで初めて、モノが置けるスペースが生まれます。
「クローズ外構にすると、圧迫感がある・・・」なんてイメージもありますが、実はその反対なんですよ。
クローズ外構にすることで土地を有効活用でき、スッキリと家を片付けることができるのです。
ちなみに私はクローズ外構にしたことで使えるようになった土地に、物置を設置しましたよ。
クローズ外構のデメリット。
メリットの多いクローズ外構ですが、デメリットがまったくないと言えばウソになります。
ですのでクローズ外構にするときは、次のデメリットを踏まえて工事することが大切です。
自由度が少なくなる。
「オープン→クローズ外構」にすることで、オープン外構ではあった自由度が少なくなってしまいます。
それがクローズ外構のデメリットでございます。
クローズ外構にすることで生活が不便になることはありませんが、開放されたフリースペースが少なくなることで、土地の自由度が少なくなってしまいます。
特定の目的の決まってないフリーなスペースは、その時々で自由に使えて便利なのですよね。
・友人が集まったときの駐車スペース
・バーベキューをするスペース
・子供が夏にプールで遊ぶスペース
しかしクローズに仕切ってしまうと、自由に使えたスペースは一気に減ってしまいます。
・・・なんと、それでは車をピタピタで駐車しなくてはいけませんぞ・・・。
土地を有効活用することは、つまり無駄な土地をなくすこと。
それつまり、余裕(自由)がなくなるということでもあります。
工事費用が高い。
またクローズ外構のデメリットは、工事費用が高くなる場合があることです。
オープン外構に比べて工事する場所が多くなるので、その分費用は高くなりがちです。
それに外構工事は上を見たらキリがない世界なのですよ。100万200万、軽く超えてしまう世界でございます。
おしゃれな外構、素敵な外構を100%イメージ通りに作ろうとすると、家が買えるほどのお金が必要になります。
費用を抑えるには、デザイン・素材を妥協するか、DIYで自力で工事する必要があります。
まとめ:クローズ外構のメリットは、抜群の安心感。
それでは、まとめましょう。
「オープン→クローズ外構」にして感じる、クローズ外構のメリット・デメリットは、次の通りであります。
【メリット】
1・安心感がハンパない。
2・土地を有効活用できる。
【デメリット】
1・土地の自由度が少なくなる。
2・費用が高くなる場合がある。
「オープン→クローズ外構」にすると、利便性が悪くなりそうだと心配される方も多いと思います。
しかし実際にクローズ化してみると、有効活用できる土地が増えるので、利便性は悪くなりませんでした。
クローズ外構は、閉ざされたプライベート感があり、安心感が抜群でございます。
特に小さな子供がいる家庭では、安心して庭で遊ばせることもできますよ。
庭をクローズ外構にすると、マイホームのリビングが、そのまま庭までつながってる感覚になります。
ぜひ素敵なプライベート空間をお楽しみくださいませ。それでは、また!
外構工事の業者は、どうやって決めますか?
同じ工事でも業者によって得意・不得意がありますよ。
素敵なマイホームは、クローズ外構が激しくおすすめでございますよ。