こんにちは。
庭の水はけが悪くて、雨が降った後は水たまりでびちゃびちゃになってしまう。
これは家を買った人にとって、永遠の宿命でしょう。
私の購入した建売住宅の庭も、水はけがすごく悪くて雨が降るたびに大惨事でございました。
水はけの悪い庭は、実に使い勝手が悪いのです。
なんとかして改善したい水はけ。しかしとは言っても、外構工事業者に依頼して、お金をかけるのも嫌です。
そのお悩みはDIYで簡単にできる、こちらの工事で解決できます。
専門道具も知識も必要ありませんので、DIY初心者にもおすすめですよ!
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この記事の概要
DIYで簡単にできる、水はけ改善方法。
インターネットで庭の水はけを改善する方法を調べても、どれも大がかりな工事ばかりです。
さらに、
・専門的な技術
・プロ仕様の道具
が必要で、とても家を買ったばかりのDIY初心者にはできる気がしません。
そこまでやれば効果があるのは分かりますが、さすがに自宅の庭に大金をつぎ込むお金と時間はありませんよね。
そこでおすすめなのが、お金も時間も節約できるこちらのDIYでございます。
1・水が集まる低い場所に穴を掘る。
2・排水ルートを掘る。
たった2ステップで、完璧なる水はけを手に入れることができます。
この方法ならDIY初心者でも、簡単に庭の水はけを改善することができますよ。
1・水が集まる低い場所に、穴を掘る。
まず最初のステップは、水が集まる低い場所に穴を掘ることです。
水が集まる低い場所に穴を掘ることで、降った雨水が穴1か所に集約されるので、庭全体が水浸しになることが防げるのです。
掘る穴の大きさは、小ぶりでも結構でございます。
・直径30cm
・深さ15cm
小型の升(ます)程度の大きさでも、台風のような大雨や、連日降り続く長雨でなければ、溢れることなく水を保有してくれます。
ちなみに私が庭に掘ってみた穴は、こちらでございます。
雨が降っていない時は、何の変哲もない穴でございます。穴のまま放置するのももったいないので、取りあえず、庭に落ちていた葉っぱを穴に入れてみました。
そんな穴も雨が降ると、「貯水池」に変身します。
ご覧のとおり、穴に水がありますが、それ以外の場所には水はありません。
つまり、雨水が低い土地に掘った穴に集約されて、周辺が水浸しにならないように、しっかりと水を保有してくれるのですね。
まあ、それだけでは楽しくないので、せっかくできた水たまりのお池なので、船でも浮かべて遊んでおきましょうか。
ずん・・・
ずずん・・・
庭の水が集まるところに穴を掘っておくと、穴に水が集約されるので、庭全体の水はけは改善されますよ。
2・排水ルートを掘る。
庭に池を掘るだけで、ある程度の雨なら、庭が水浸しになることはありません。しかし大雨になれば、わりと簡単に穴の池は氾濫します。
・・・大問題ですね。
そこでさらに庭の水はけ能力をグレードアップさせるために、水の「排水ルート」をつくりましょう。
よく見かけるDIYサイトで紹介されている水の排水ルートは、地中に埋める「暗渠排水(あんきょはいすい)」が一般的です。
暗渠排水とは、地中に水が通ることができる塩ビ配管を埋め込み、家の敷地外まで水を誘導し排水する仕組み。
一説によると暗渠排水は効果絶大の様子。台風の大雨が降っても、庭には水たまりができないとか・・・。
暗渠排水工事の価格は、数万円~数十万円まで差があります。
・工事する面積
・使う材料
・依頼する業者
工事の条件によっても、価格はピンキリのようです。
また暗渠排水をDIYで作るのは、とても難しい作業になります。
・勾配を正確にしないと、水が流れない。
・材料(砂利・塩ビパイプ・ネットの細かさなど)を適切に選ばないと、塩ビパイプが詰まってしまう。
・土に埋めてしまうので、完成してからのメンテナンスが難しい。
思うに、排水ルートを土の中に埋めてしまうから、DIYの難易度が急上昇するのですよ。
ですから、排水ルートを土の中に埋めない、つまり掘りっぱなしの排水ルートを作るのです。
作り方はとても簡単です。
たったこれだけで、庭の水はけを改善する排水ルートが完成します。
まあ、難しい話もアレですので、まずは深く考えないで、さくっと浅い排水ルートを掘ってみましょう。
浅い排水ルートでも、雨が降れば・・・
このように排水ルートを家の敷地外まで掘っていけば、庭の水はけがさらに改善されます。
しかし問題なのは、排水ルートの強度です。
暗渠排水のように塩ビパイプを地中に埋めている訳ではないので、子供が踏むだけで排水ルートは決壊して、水は氾濫します。
さらに保有水量も少ないので、大雨が降るたびに排水ルートから水があふれ、大洪水となるのです。
しかしご安心下さいませ。
掘りっぱなしの排水ルートは、メンテナンスも簡単なのです。
一度堀った排水ルートも、その後少しずつ深く、広く掘っていけば、大雨にも負けない川になります。
排水ルートの強度は、両側に石やブロックで補強しましょう。
こちらは少しずつ改良工事した、排水ルートでございます。排水ルートを深く、広くし、両側に石を置いて補強しました。
排水ルートを川のように水が流れてますが、その周囲の庭は水たまりになっていません。
これにて費用をかけずに水はけ改善、任務完了でございます。
暗渠排水と比較して、お金も時間も大きく節約できました。
追記:池を作ってしまいました。
もとは庭の水はけを改善するために、穴を掘って排水ルートをつくりました。
しかし私は勢いあまって、なんと池を作ってしまったのでございます。
池を作った場所は、雨を保水するために掘った穴です。この穴をもう少し深くして、ひょうたん型に広げ、その上に防水シートを設置しました。
すると・・・
なんということでしょう。それまでの殺風景だった穴は、キレイな池になったのでございます。
この池に水草を浮かべて、メダカを放せば・・・ほら、池っぽい(どや)。
穴を広げて池を作ったので、雨水の保有水量もアップしました。より大雨にも耐えられる排水システムになりましたよ。
これならプロ仕様の道具がない素人でも、お金をかけないでできますね。
DIYの最大のメリットは、楽しみながら作業できること。勢いあまって、池まで作ってもいいのですから。
まとめ:穴を掘るだけで、水はけが改善できる!
それでは、まとめよう!
DIYで庭の水はけを改善する方法は、次の通りでございます。
1・庭の水が集まる低い所に穴を掘る。
2・家の敷地外に向かって、排水ルートを掘る。
雨が降ったときの水はけ問題は、家を買った人にとっての永遠の課題でございます。
頭を悩ます水はけ問題は、できることなら、お金をかけずに解決したいですよね?
そんなときは、DIYで楽しみながら解決するのがおすすめです。家族みんなで楽しめて、いい思い出にもなりますよ。
まずは庭先に小さな穴を掘ることからスタートしてみましょう!
それでは、また!
「プロの技で、美しく仕上げたい!」という方には、こちら記事がおすすめです。
って、あなたは靴のままどうして水たまりの中へ!?や、やめてぇ~・・・