こんにちは。
建売住宅に足りないモノって、何かご存じでしょうか?
お洒落な外観。
快適な暮らしの最新装備。
持ち主の個性を主張するシンボル・デザイン。
イエス、どれも建売住宅には足りないものですよね。
しかし実はあまり知られていませんが、建売住宅にはコンセントの数が不足しているのです。
私は3年前に建売住宅を購入しました。入居前はあまり気にしませんでしたが、やはり生活していくと気になるものですね。コンセントの数って。
そこでこの記事では、建売住宅のコンセント事情について、包み隠さずお伝えしたいと思います。
建売住宅をご検討のみなさま、コンセントの数だけはくれぐれもご注意くださいませ!
スポンサーリンク
この記事の概要
みんなが知らない、建売住宅のコンセント事情。
「建売住宅にはコンセントの数が足りない。」
内覧会ではチェックしたはずなのに、入居して生活してみないとコンセント不足に気がつきません。
その原因は建売住宅特有の、「自由の効かない間取り」にあるのです。
家具の配置によって、使えないコンセントが発生する。
建売住宅の間取りは設計士によって、一般的な家具の配置ができるように設計されております。
一般的な家具を配置する前提で、コンセントの数・位置は決められてます。
ですので、設計された通りの家具を配置すれば、コンセントはとても使いやすいです。
しかし想定していない位置に家具を置くと、コンセントが使いづらくなるのです。
建売住宅の標準的な間取りでは、以前から使っていた家具が間取りにフィットしない場合がありまして。
やむなくコンセントの前にタンスを置き、貴重なコンセントを自らつぶしてしまうのです。
1部屋に2か所のコンセントでも足りない。
ちなみに私の購入した建売住宅のコンセントは、1部屋に2か所のコンセントがついていました。
内覧会をしているときは、
なんと素敵な家でしょうか、早く住みたいであります。
と、脳内がお花畑になっていて、「コンセントは2個で十分」と思い込んでしまいました。
入居前は十分な数だと思っていましたが、入居してちょっと暮らし始めただけで、1部屋2か所のコンセントでは足りないと気がつきました。
そもそも、コンセントの前にタンス置いている部屋もあったので、厳密には「1部屋1か所のコンセント」になってる部屋もありました。
さらに忘れてはいけないのが、「差しっぱなしにしているコンセント」の存在でございます。
例えばスマホの充電に使っているコンセント。
24時間充電している訳ではありませんが、毎日充電するので差しっぱなしにしてませんか?
安易に「○○専用のコンセント」を作ってしまうと、「1部屋2か所のコンセント」では物足りなさを感じてしまいます。
限られたコンセントを活用するには、何度も抜き差しする必要があり、毎日のことになると非常に不便です。
建売住宅のコンセントのチェックポイント。
コンセントの重要性、ご理解頂けましたでしょうか。
地味で目立たないコンセントですが、入居後の生活を支えてくれるので、最重要項目と言えるでしょう。
ですので、建売住宅を内覧するときは、次のポイントをチェックしておきましょう。
1・各部屋に2か所以上のコンセント。
先程もご説明させて頂いた通り、1部屋に2か所以上のコンセントが望ましいです。
1部屋2か所のコンセントが望ましいですが、希望を言えば1部屋3か所あれば最高ですね。コンセントの数は正義でございます。多ければ多いほど、使いやすい部屋になりますよ。
そしてご注意頂きたいのが、部屋の隅(コーナー)にあるコンセントです。部屋の隅にあるコンセントは、役に立たないケースがありますよ。
なぜなら部屋の隅は、家具を置くからですよ。
コンセントの前にタンスを置いて、一度も使われなかったコンセントになってしまいます。
ですので、コンセントの位置は
・部屋の中央
・家具を置かない廊下、ドアの近く
ここがベストポジションでございます。
内覧会では目立つように感じますが、入居して家具を配置すると案外目立ちませんよ。
2・各部屋にエアコン専用コンセント。
建売住宅の内覧会では、各部屋にエアコン専用のコンセントがあるか、確認しましょう。
「エアコン専用」とは言っても、エアコンが取り付けやすいように部屋の上部にコンセントがあるだけです。いたって普通のコンセントでございます。
しかしエアコン専用のコンセントがないと、エアコンを取り付けるたびにコンセントを増設するので工事が大変です。
追加費用ばかりで、建売を買ったメリットがないのですが・・・。
コスパよく建売住宅を買うためにも、各部屋のエアコン専用コンセントはマストアイテムでしょう。
さらにリビングのエアコン専用コンセントは、200Vであるか、確認しましょう。
リビングに設置する大型のエアコンには、200Vのコンセントが必要です。100Vのコンセントとは差し込み口の形状が違うので、そもそも使えません。
リビングのエアコン専用コンセントをわざわざ100Vにする理由がないので、おそらく200Vで間違いないとは思いますが、内覧会のときにハウスメーカーの担当者に確認しておくと安心ですね。
オプション工事でコンセントの数を増す。
もしも希望した建売住宅のコンセントの数が足りない場合、あらかじめ入居前のオプション工事でコンセントを増やすことがおすすめです。
コンセントの増設は、「1か所当たり5,000円~」(ただしハウスメーカーによる)が相場であり、それほど高い工事ではありません。
入居して家具を置いてしまうと、コンセントの数を増やすのも一苦労です。
入居前にオプション工事で増設しておくと、入居後がストレスフリーになりますよ。
コンセントの数は余っていても、まったく害はありません。
しかしコンセントの数が足りないと、家族間でコンセントを争奪することになり、地味にストレスです。
もう出勤の時間だが、私のスマホの電池が瀕死だが・・・ふむ、今日の仕事はお休みだな。
「足りないかな・・・」と思ったら、素直に増やしておくことをおすすめします。
まとめ:建売住宅のコンセントは足りないので、増設しよう!
それでは、まとめましょう!
建売住宅のコンセントは、次の注意が必要です。
1・家具の配置によって、使えなくなるコンセントが発生する。
2・1部屋2か所以上のコンセントが望ましい。
3・各部屋1か所のエアコン専用コンセント。リビングは200V対応か?
4・オプション工事でコンセントが増設できると、入居してからストレスフリー。
コンセントの数、そして位置は地味でありますが、とても重要でございます。
お財布が許してくれるならば、何か所かでも増設しておいた方が、入居してからの生活が便利になりますよ。
コンセントは余っていても害はありません。しかし足りないと地味に困るのです。
内覧会で「足りないかも・・・」と思ったら、コンセントを増設してみて下さいませ。
それでは、また!
▽建売住宅の間取りについては、こちらもチェックしておきましょう!
▽「コンセントごとき」で後悔しないように、建売住宅の購入の流れは押さえておくべきです。
次の記事はこちらです。