高く買って後悔しない!中古マンション値引きのコツとタイミング。

こんにちは、年収300万でマイホームを手に入れた、でございます。

 

「中古マンション、もう少し値引きして欲しいけど、値引き交渉はできるのかな・・・。」

「売主が個人だから交渉しにくいけど、どうしたらいいのかな・・・。」

 

中古マンションの値引き交渉は、コツが必要です。

なぜなら売主が個人であり、新築のような値引き交渉では失敗する可能性があるからです。

 

では中古マンションの値引きは、

・どのタイミングで

・どうやって依頼する

のがいいのでしょうか?

 

この記事ではスムーズな値引き交渉で、お得に中古マンションを購入する値引きのコツについて解説させて頂きます。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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中古マンションの値引きのコツとタイミング

中古マンションの値引きのコツは、事前のリサーチにあります。

事前のリサーチで、物件情報が手に取るように分かれば、値引き交渉を成功させられます。

 

中古マンション・新築マンションの違いを知る。

中古マンションの値引きを成功させるためには、中古マンション・新築マンションの違いを知らなくてはいけません。

中古マンションと新築マンションでは売主が異なります。それぞれ次のような特徴があります。

中古マンション:売主が個人で、決裁者であり、感情で動きやすい。

新築マンション:売主が法人で、担当者は決裁者ではない。利害関係で動きやすい。

中古マンションの売主は個人であり、内覧会で会う人が決裁者(決定権を持つ人)であります。

売主はその部屋に住んでいた方であり、マンションへの愛情も人一倍強く、「高く売ろう!」という気持ちだけでなく、「この部屋を大切に使って欲しい」という感情をもっています。

 

一方で新築マンションの売主は法人です。場合によっては名だたる大手企業の場合もあります。

販売や値引き交渉を担当するのは、営業マン(担当者)であり、決裁者ではありません。

そのため値引き交渉は決裁者と直接交渉ではなく、担当者を間にはさんでの交渉になります。

「この部屋を大切にしてくれる人に売りたい!」という気持ちよりも、「会社として利益が出せるのか?」と、利害関係で動くことが多いです。

 

中古マンションと新築マンションでは売主が違うので、価格交渉の戦略も変わります。

新築マンションと同じ価格交渉が、中古マンションで通じるとは限りません。

よし、相場よりもわざと安く値引き依頼して、妥協点を探りましょう。

・・・え?そんな安い価格を提示するヤツとは、取引しないですと?そ、そんな新築の値引き交渉術が通用しないとは・・・。

新築のような値引き依頼をすると、売主のご機嫌を損ねてしまい、売ってくれなくなるかもしれません。

 

周辺の相場価格を知る。

中古マンションの値引きを成功させるには、周辺の相場価格をリサーチすることがコツです。

周辺で同じグレード・同じ築年数の中古マンションの価格をリサーチします。

リサーチの結果、相場より高い値段で売られているならば、それは値引き交渉の材料になります。

リサーチの結果、相場より安い価格で売られている事実が判明しました。

・・・これは即決物件ではなかろうか・・・(汗)

リサーチの結果、相場より安い価格で売りに出されていることもあります。

もしも希望に叶う物件であれば、それは即決レベルの物件かと思います。

やぼな値引き交渉で取引不成立になるより、ド・ストレートに購入された方がいいかもしれません。

 

「どんな理由で売りに出されたのか?」売主の事情をリサーチする。

中古マンションの値引き交渉では、事前のリサーチが200%大切です。

なぜなら中古マンションが売られる理由は、新築のように一律ではないからです。

新築マンションが売られるのに理由は必要ありません。

ですがその中古マンションは、なぜ売りに出されたのでしょうか?

・マンションの買い替えで、すでに新しいマンションに引越ししている。できるだけ早く売って、2重ローンを解消したい。

・離婚でマンションを手放すことになった。時間をかけてでも高く売って、今後の資金にしたい。

中古マンションが売りに出されるケースはさまざまで、状況に応じた値引き交渉が必要になります。

できるだけ早く2重ローン解消したいですよね・・・?では、この金額なら即決しますが、いかがしましょうか?

中古マンションの値引き交渉では、相手の状況にあわせた悪魔のささやき(値引き交渉)がコツです。

 

「○○円値引きなら、購入できます。」と、値引きのメリットを伝える。

値引き交渉を成功させるコツは、値引きするメリットを伝えることです。

・○○円値引きしてくれたら、購入します。

・○○円値引きしてくれたら、前向きに検討できます。

・予算は○○円なので、あと○○円高い状況です。

値引きすることによるメリットが、大きければ大きいほど、値引き交渉の成功率は高くなります。

あと200万円値引きしてくれたら、買います!!

・・・え?ほんとに値引きしてくれるの!?いや、ちょ、心の準備が・・・

ただし購入者も相応のリスクを背負いますので、事前のリサーチ&シミュレーションは念入りに行いましょう。

 

端数は値引き依頼しやすい金額。

物件価格の端数は、値引き依頼しやすい金額です。

・3,580万円→80万円値引きして下さい。

・4,680万円→80万円値引きして下さい。

マンションの価格でやたら末尾が「・・80万円」となっているのが多くないですか?

一説によると、端数の金額は「値引きありき」で設定されているとも聞いたことがあります。

端数は値引き依頼しやすい金額なので、積極的に値引き交渉してみましょう。

 

▽私がマイホームを購入したときも、端数の値引きを頂きました。

建売住宅はいくら値引きできる?交渉のコツはタイミングが大切って本当?

2017.05.04

 

購入申込書に、値引き後の希望金額を記入し、不動産会社に交渉してもらう。

中古マンションの値引き交渉は、売主であるオーナー(個人)との交渉になります。

個人との交渉ですので、率直な意見が言いやすいメリットもありますが、お互い感情的になりやすいデメリットもございます。

ですので、不動産会社を通して値引き交渉することもおすすめです。

・購入申込書の希望金額に、値引き後の金額を記入する。

・担当営業マンに値引き交渉を依頼する。

せっかく仲介手数料を払っているのですから、値引き交渉を代行してもらってもいいですね。

 

値引き交渉のタイミングは、申し込みのタイミング。

また中古マンションの値引き交渉のタイミングは、申し込みのタイミングになります。

 

「申し込みする=本気で買うつもりですよ」

 

と、売主に本気度を伝えることで、値引き交渉に応じてくれるようになります。

その反対に申し込みするか分からない状態では、売主は本気になってくれません

 

ただし安易な申し込みは危険です。

申込書を取り下げても違約金はありませんが、大切な信用を傷つけてしまいます。

不動産業界は広いようで狭い業界なので、申込書の記入は熟考しましょう。

 

中古マンションの値引きで失敗するパターン

中古マンションの値引き交渉のコツをお伝えしました。

しかし本当の成功のコツは、失敗パターンから学べるのですよね。

中古マンションの値引き交渉で、次のような行動をすると失敗する確率が高くなります。

 

物件の文句を言う。

中古マンションの値引き欲しさに、

「ここがダメ」

「ここもダメ」

「だから値引きして!」

と、物件の文句を並べて値引き交渉する人がいますが、これは高確率で失敗します

なぜなら中古マンションの場合、売主が個人であり、売主はそこに長らく愛着を持って住んでいた方だからです。

 

売主は売却してお金が欲しい気持ちもありますが、次に住む人にもその部屋を「大切に使って欲しい」とも思っています。

車やバイクを手放すとき、次に乗ってくれるオーナーにそっと淡い期待を寄せるのと同じですね。

 

ですので、内覧のときに物件の文句ばかり言う人であれば、売主は売ってくれないかもしれません。

 

「こんなヤツには売りたくない!この物件を大切にしてくれる人に売る!」

 

中古マンションの売主は個人であり、物件には並々ならぬ愛情を持っています。

愛を無下に踏んではいけません。大切に育てた愛情を、まずは受け取る心構えが大切です。

 

相場より安すぎる価格を提示する。

新築物件の値引き交渉の常套手段として、「相場よりもわざと安い金額をもちかけてから、妥協点を探す」、という手法があります。

200万円値引きして!・・・え、ダメ?

なら、150万でお願い!・・・え、いいの!(しめしめ)

私は営業の仕事をしていますが、業者から値引きを勝ち取るときに、この手法をよく使います。

 

しかしこれは交渉している相手が営業マン、つまり雇われの人である場合のみ通用します。

営業マンは売った分だけ給料が増えるので、「値引きしてでも売りたい!」のが本心です。会社の利益は自分の給料の次でございます。

 

ですが相手が売主(社長)であると、話は別です。

部屋(商品)に並々ならぬ愛情をもっている売主に、相場より安すぎる価格を提示することは、大切な物件の価値を踏みにじることでもあります。

中古マンションで下手な価格交渉をすると相手にもされず、高く評価してくた人にさらっと売ってしまうこともあるようです。

 

まとめ:しっかり事前リサーチして値引き交渉しよう!

中古マンションで値引きを成功させるには、新築マンションとの取引の違いを知る必要があります

その上で次のコツを踏まえることが大切です。

・中古マンションの周辺の相場を知る。

・「どんな理由で売りに出されたのか?」、売主の事情をリサーチする。

・「○○円、値引きしたら買います」と、値引きするメリットを伝える。

・端数は値引きしやすい金額

・購入申込書に値引き金額をかいて、不動産会社に交渉してもらう。

中古マンションの価格は高いので、1%下がるだけでも大きな値引きになります。

3,000万の1%なら30万円の値引きです。

30万・・・海外旅行に行けるわ。
30万円・・・大好きなゲームを我慢することなく買えます。

1%の値引きでも夢は無限に広がります。

中古マンションの値引き交渉のコツを押さえ、お得に購入しましょう。

素敵な住宅購入を。それでは、また!

 

▽中古マンションでは仲介手数料もかかりますが、こちらの値引きは難易度が高いです。

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