こんにちは。
「中古バイクを買おうと思っているけど、どうやって選んでいいのか分からない・・・」
もしや中古バイクを検討しているあなたは、そう思っておりませんか?
中古バイクは見た目こそピカピカに磨かれておりますが、中身(パーツ)の状態はボロボロかもしれません。
そのためバイク初心者にとって、中古バイク選びはハードルが高く、中古バイクの購入で失敗するケースが続発するのです。
中古バイクには当たり外れ(故障の少ない・多い)があります。
ですので、見た目のキレイさや値段に惑わされずに、バイクの中身を想像して決めることが重要なのであります。
そこでこの記事では、中古バイクで失敗しない選び方を解説させて頂きましょう。
中古バイクをお探しの方は、必読の内容でございます。ぜひ最後までご覧下さいませ。
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この記事の概要
中古バイクを見た目だけで選ぶと、大変ですよ。
中古バイクで欲しいバイクが見つかり、購入しようとしているあなた。
ですが、この記事を読むまで購入を待って頂けませんでしょうか。
なぜなら私は、中古バイクを見た目だけで選んで、その後大変な目にあったからです。
注意喚起のためにも、そのときの様子を少しだけ書かせて頂きましょう。
見た目で即決した中古バイクは、乗るたびに故障し続けた。
私はアメリカンバイクに強い憧れがあり、「社会人になったらすぐに買おう!」と決意しておりました。
そしてその決意が空回りして、なんと大手中古バイクショップで、見た当日に即決してしまったのです。
どれをとっても私が求めるものでございます。買いましょう、いますぐ売ってください!
私は中古バイクの購入経験はなく、どの中古バイクも同じだと思っていました。しかしアメリカンバイクを即決で買ったことで、それは完全なる間違いだと気が付きました。
なぜなら即決したバイクは、乗ろうとするたびに故障する、恐怖のバイクだったのです。
・・・え?プラグかぶり?なにそれおいしいの?
バイクに詳しい方なら自分で原因を解明し対処できたかもしれません。
ですがあいにく私は、バイクに乗る専門でしたので。修理用語、パーツの名前なんて意味不明でございましたよ。
せっかく憧れだったバイクを買ったのに、なぜか乗ろうとするたびに故障する。むしろ、正常に動くときが奇跡なバイクでした。
原因も分からず応急処置を繰り返してましたが、ある日別のバイクショップに見てもらったら、
・エンジンオイル漏れ
・ガソリン漏れ
・バッテリー交換
・キャブレターオーバーホール
という診断が下されました。その修理費用は買ったときの値段に迫るものがありました。
そして私は身をもって「中古バイクはどれも同じではない」、「中古バイクには当たり外れがある」ということを学んだのであります。
アメリカンバイクを買ったときの様子はこちらにも記載させて頂きました。
失敗しない中古バイクの選び方。
なるほど、中古バイクには当たり外れがあるのですね。イエス、分かりました。
しかしバイク初心者には、その当たり外れが見抜けないから困ってしまうのですよね。
それでしたら、次のポイントを踏まえることで、初心者のあなたでも失敗しないで中古バイクを選ぶことができますよ。
バイク初心者にこそお勧めしたい中古バイクの選び方は、次に通りでございます。
お買い得バイク・安すぎるバイクは、初心者は避けるべき。
まず気を付けたいのが、こちらでございますね。
バイク初心者はお買い得バイク・安すぎるバイクには手を出さない方がいいかと思います。
中古バイクショップに行くと目につくのが、お買い得バイクや価格の安いバイクですよね。
中古バイクを探すぐらいですから、バイクを選ぶ基準に価格が重要なファクターになっているのは、当然のことであります。
「あの人気バイクがこんなに安く買えるの!?」
「え?ちょっと昔のバイクだけど、こんな値段で乗っていいの!?」
財布に優しい値段を見るとテンション上がって、そのバイクに乗っている姿を妄想しちゃいますよね。
・・・ですがご注意下さいませ。
・・・え?理由ですか?それはですね、安いバイクには「何か」あるからですよ。
安いバイクには、安い理由があってその値段になっているのです。高い値段をつけて売っては良心が痛む、「何か」があるのですよ。
しかしバイク初心者には、その「何か」まで見抜くことはまず無理でしょう。イエス、私も無理でございます。
ですので、バイク初心者であればこそ、うかつにお買い得バイクに手を出さない方が身のためでございます。
年式の古いバイクは、故障のリスクが高い。
また同時に気を付けたいのが、年式の古いバイクでございます。
年式の古いバイクは一部プレミアバイクを除いて、お買い得価格で販売されております。
ですが年式の古いバイクとはつまり、その「バイクを構成しているパーツも古い」、ということでございます。
それが意味するのは、「故障しやすい」ということであります。
実際に私が買った中古バイクは92年式でした。購入した当時から逆算しても、製造してから20年も経過しているバイクだったのですね。
バイクショップに並んでいるときは、ピカピカに磨かれて、さらに照明まで当てているので、新車のように輝いて見えました。
しかしその中身(パーツ)は、20年選手でボロボロですよ。
私の買ったバイクについて言えば、
・バッテリー瀕死
・キャブレター瀕死
・ガソリン漏れ
状態で、とても走れる状態ではありませんでした。
しかしバイクに詳しくない人では、それが見抜けないのですよね。
ですので、年式という指標が重要になるのです。
年式は作ってからの経過年数が分かるので、バイクを構成しているパーツの劣化具合が想像できます。
年式が古いバイクは、それだけ故障のリスクが高いので、くれぐれもご注意下さいませ。
走行距離はそれほど関係ない。
中古バイクを選んでいるあなたはもしや、「中古バイクは価格と走行距離で判断しろ!」という言葉を聞いたことはありませんか?
走行距離はその名の通り、今までに走った距離数ですので、バイクの劣化具合の指標とされております。
ですが、中古バイクを選ぶとき、実は走行距離はそれほど重要ではないかもしれませんよ。
なぜならたくさん走ったバイクでも、その分メンテナンスをしっかりしてきたバイクもあるからです。
以前の持ち主が愛用し、メンテナンスをきっちりしていた場合、そのバイクは走行距離の割には状態(走行性能)がいいはずです。
実際に私は今PCXに乗っていますが、きちんとメンテナンスしているので、50,000キロを走った今でも、新車と変わらない走りができます。
つまり、走行距離はあくまでも販売する側にとって売りやすい指標でありますが、買う側にすればそれほど重要な指標ではないのです。
あまり価格と走行距離ばかり気にしてしまうと、もっと重要なことに気が付けなくなり、大変危険でございますよ。
即決しない。
中古バイクショップで欲しいバイクを見つけると、そのバイクを「何としても手に入れたい・・・」って思いますよね。
中古バイクは新車と違い、この世で1つしかありませんので、焦ってしまうのも無理もありません。
ですが中古バイクこそ、焦らずじっくりと検討することが大切です。
1つの中古バイクショップだけでなく、他のバイクショップを見てまわることはもちろん、ネットで様々な中古バイクを探すことも重要でございます。
これは・・・ダメですな・・・。
中古バイクを探し回るうちに、初心者であったあなたの目も肥えてくるはずです。もしかしたら新人の店員さんよりも詳しくなるかもしれません。
私が中古バイクで失敗してしまった原因は、中古バイクを即決してしまったからでしょう。
中古バイクの選び方で失敗しないためには、より多くの中古バイクを見て触れることがポイントでございます。
可能ならば、地元のバイクショップがおすすめ。
そして最後に、中古バイクを買うならば地元のバイクショップがおすすめでございますよ。
地元のバイクショップは小規模で経営しているので、オーナーや店員が変わることが少ないのです。
ですから、買ったときの店員さんが、その後もずっとメンテナンスを担当してくれるのですよね。
しかし全国展開している中古バイクショップでは、このようにいきません。
・・・え?転勤してもういないですと・・・?
もちろん、担当者が誰であれきとんと対応はしてもらえますが、値段以上のサービスを受けることは難しいかもしれません。
中古バイクは新車に比べて故障のリスクが高いものです。
ですので、新車を買うとき以上にアフターフォローを考えて買った方が失敗しませんよ。
まとめ:見た目のキレイさに惑わされないで!
それでは、まとめましょう。
バイク初心者が失敗しない中古バイクの選び方は、次の通りでございます。
1・お買い得バイク、安すぎるバイクは避ける。
2・年式の古いバイクは、故障のリスクが高い。
3・走行距離に惑わされない。
4・即決しないで、色々なバイクを見る。
5・地元のバイクショップで買う。
中古バイクは新車と比較して半額以下で売られている場合もあり、とても魅力的でございます。
しかしその一方で新車のような性能の保証もなく、バイクによって状態にバラツキが大きいデメリットもあります。
私は自業自得ながら中古バイク選びに失敗した経緯がありますので、中古バイクには少し慎重になっています。
ですが中古バイクも選び方さえ心得ておけば、素晴らしいバイクに巡りあうことができます。
あなたにとっての運命の1台に巡り合えることを、心より願っておりますよ。それでは、また!
「バイクに乗るなら、事故するな!」
バイクを楽しむためには、安全運転は必ず守るべきでございます。