こんにちは。
新しくバイクの免許を取り、「これからバイクに乗るぞ!」と思っているあなた。
これからバイクに乗るあなたに、バイク歴15年の私から1つだけお伝えしたいことがあります。
「バイクに乗るなら、絶対に事故を起こすな。」
私があなたにお伝えしたいのは、この一言だけでございます。
バイクで事故を起こしてはいけない理由、それはバイク事故は死亡事故になりやすく、取り返しのつかない不幸になるからだ。
ですので、バイクに乗るからには、絶対に事故をしてはいけないのです。
では、どうしたらバイクを安全に楽しく運転することができるのでしょうか?
完全に自慢ですが、私はバイクに乗り始めて15年、事故をしたことがありません。これは偶然ではなく、必然であります。
なぜなら私は、バイクに乗るときは徹底して安全に気を付けているからでございます。
そこでこの記事では、これからバイクを安全運転しようと思っているあなたのために、バイク歴15年(無事故)の私が安全運転のコツを1から教えて参りたいと思います。
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この記事の概要
見ず知らずの他人は、あなたの命なんて「どうだっていい」と思っている。
バイクの安全運転で最も大切なのは、バイクに乗るための覚悟でございます。
覚悟1つで意識が変わり、意識が変わることで、あなたはバイクを安全に運転することができるのです。
では、バイクを乗る上で大切な覚悟とは何でしょうか?それはですね、冒頭でも書きましたが、
「見ず知らずの他人は、あなたの命なんて『どうだっていい』と思っている」
と、肝に銘じておくことでございます。
かけがえのない命も、公道に出たら「どうでもいい命」。
あなたの存在はかけがえのない存在であり、あなたの命はとても重みのある命でございます。
あなたには家族がいて、友人がいて、恋人がいて、職場の仲間がいて。
あなたの存在を知る人にとっては、あなたはなくてはならない存在であります。
しかし公道で走っている車にとっては、あなたの命は「どうでもいい命」なのですよ。
反論したくなる方もいるかもしれませんが、これ、本当にそうでしょうか?
公道で車を運転している人は、本当に見ず知らずの他人の命を尊重して運転していますでしょうか?
・追い越し禁止の道路で、無理に追い越しされた。
・車間距離を詰めて煽り運転をされた。
・幅寄せされた。
車を運転しているとき、こんな危険運転をされたことはありませんか?
車同士での危険運転では、接触事故で済むレベルかもしれません。
しかし車とバイクの関係でしたら、ちょっとした事故でもバイクは死亡事故につながります。
事故をした後に、「こんなつもりじゃなかった・・・」とドライバーは言うかもしれませんが、事実として車を運転しているときは、ライダーの命なんて微塵も考えちゃいないのです。
ああ、もう追い越しますぞ!すいーーーーー・・・ふう・・・鼻ほじ・・・
「すべてのドライバーが・・・」とまでは申しませんが、100人に1人、命を軽視するドライバーがいるだけで危険であります。
かけがえのないあなたの命は、公道においては「どうでもいい命」として扱われます。
バイクを安全に運転するために、この言葉を肝に銘じておく必要がありますよ。
バイクを安全運転する7つのコツ
残念な話ですが、公道に出たら誰もあなたの命を守ってくれません。自分の命は、しっかり自分で守る必要があります。
私は15年間、無事故でありますが、15年経った今でも初心を忘れることなく安全運転を心がけております。
私がバイクを安全運転するために心がけているのは、次の7つのコツでございます。
1・スピードは60km(法定速度)以下で走る。
バイクで安全運転するためには、スピードを60km(法定速度)以下で走ることが大切です。
バイクは車に比べてブレーキ性能が低い乗り物ですので、車と同じ感覚でスピードを出さないことが大切であります。
バイクは車よりも、タイヤの接地面積が少ない乗り物です。
だから同じスピードで同じタイミングでブレーキをかけても、バイクの方が停まるまで時間がかかります。
またバイクと車では、急ブレーキをかけたときの安定性に差がありすぎます。
車でブレーキを踏みこんでも、ABSが効いて「ががが・・・」となる程度でも、バイクでブレーキレバーを急に握りしめると、それだけでタイヤがロックして転倒するかもしれません。
またバイクの車種によっては、ブレーキ性能が低く、簡単にタイヤがロックされるバイクもあります。
少しブレーキを強くかけただけで、タイヤがロックされ、スケートのように道路をすべる場合がありますよ。
実際私も、以前ビラーゴ400というアメリカンバイクを乗っていましたが、後輪がロックされて交差点をスケートしながら侵入して死にかけた思い出がございます。
ですので、バイクでのスピードの出しすぎは厳禁であります。
目安としては、法定速度(60km)以下で必ず走ることを心掛けるべきです。
2・急に発進しない。
バイクは車重が軽いので、青信号と同時のスタートダッシュが得意でございます。
しかしながら、バイクを安全に運転するためには、あえて急に発進しないことが大切でございます。
それは事故というものは、発進時にも多く潜んでいるからです。
・右折するとき、急に直進車が来てぶつかりそうになる。
・前の車が進んだと思って発進したら、前の車が急停車してぶつかりそうになる。
・青信号で発進したら、急に右折車が曲がってきた。
加速が醍醐味のバイクですが、発進時にアクセルを回しすぎると事故につながるので、大変危険でございます。
また車同士なら接触事故でも、バイクと車がぶつかったら、きっとめちゃくちゃ痛いですよ。
・・・笑えないほど痛そうであります。
バイクの加速はメリットでもあり、同時にリスクでもあります。
ですので、バイクでの発進はゆっくり発進いたしましょう。じわ~~っと、アクセルを回すぐらいがちょうどいいですよ。
3・車間距離は絶対に詰めない。
バイクの安全において大切なのは、絶対に車間距離を詰めないことです。
つまり、煽り運転禁止でございます。もちろん、煽り運転は法的にも禁止されております。
しかし色んなドライバーが運転している公道ですから、つい、頭に血が上って、カーーーッとなってアクセルを踏み込んでしまうとき、ありませんか?
しかしご注意下さいませ。バイクでの煽り運転は、そのまま死亡事故につながり大変危険でございますよ。
車間距離が短い状態では、急に停まれなく、衝突事故を起こす確率が非常に高いです。
衝突事故が起きてしまえば、取り返しのつかない事故になるかもしれません。
だから私は、熱くなってしまい車間距離を詰めたい衝動に一瞬でもかられたときは、
と、冷静に自分に言い聞かせております。
あなたの命はかけがえのない命でも、公道ですれ違うドライバーにとっては「どうでもいい命」ということを忘れはいけません。
自分の命を守れるのは自分だけですから、バイクに乗るときは車間距離を絶対に詰めてはいけませんよ。
4・一時停止は必ず停まる。
一時停止では、必ず停まるのは当たり前です。
しかしことバイクに乗っているならば、「当たり前のことを当たり前のように徹底して行う」ことが大切です。
それは文字通り、減速ではなく「停止」でございますよ。
「どうせ対向車なんて来ない」と思わないで、停止して、足をつく、という一連の作業を完璧にこなすべきです。
繰り返しになりますが、バイクはブレーキの性能が悪く、不安定な乗り物でございます。
ですので、ちょっとした判断ミスで事故につながるのですよ。
一時停止がある場所は、決まって見通しの悪い場所であります。ドライバーから見たら、バイクは死角に隠れて見えていないことが多いです。
ふいに車が飛び出してくるかもしれませんし、車にとっては「ちょっとやっちゃった」の事故も、バイクにとってはマジで痛い事故になりますから。
面倒でも必ず一時停止は停まって、足をついて下さいませ。
5・車線のちょっと左側を走る。
バイクで安全運転をするためには、走行する位置が重要です。
スピードを出す車に配慮して、車線の左端を走行するバイクを見かけますが、車線の左端を走るのは、とても危険なのでおすすめできません。
安全運転するためには、車線のちょっと左側を余裕をもって走ることが大切であります。
車線のちょっと左側を走るべき理由は、2つございます。
まず1つは、「飛び出しのリスクがあるのは、左側だから」でございます。
・子供の飛び出し
・ボールの飛び出し
・猫の飛び出し
・車の飛び出し
道路から飛び出すものは色々ありますが、どれも共通しているのは、「左側から飛び出す」ということですね。
ですので、車線の左端を走ることは、「常に飛び出しのリスクと背中合わせで走る」、ということです。
左端からちょっと離れて走ることが、安全運転につながるのでございます。
そして2つ目の理由は、ずばり後続車両の追い越し対策でございます。
ライダーの中には、車への配慮で左端を走っていらっしゃる方を見かけますが、車へ配慮する前に、もっと自分の命を尊重すべきでございます。
追い越ししやすい状況を作る精神は素晴らしいのですが、それが自己犠牲になっては意味がないのです。
1台が追い越しすると、不思議と2台、3台・・・と後続車両も追い越しに続くもの。
これはライダーにとってとても危険な状況です。
ですので、車線の左端を走ってはいけません。車線のちょっと左側を堂々と走るべきですよ。
何も法に触れることはしていません。自分の命を守ることを考えて、安全にバイクを運転するべきです。
車の追い越しに配慮する必要はありません。だってどうせ追い越したって、次の信号で待っていることになるのですから。
6・路面の状態に気を付ける。
またバイクを運転する上で欠かすことができないのが、常に路面の状態をチェックすることでしょう。
バイクはとても不安定な乗り物なので、路面の状態をダイレクトに受けてしまいます。
・雨や雪で道路が濡れていると、冗談抜きで滑ります。
・道路に砂、砂利があると、おもしろいように滑ります。
・白線、マンホールのふた、いとも簡単に滑ります。
バイカーたるもの、常に路面のコンディションをチェックし、どんな危険が潜んでいるのか、予測しながら走ることが大切です。
一番安全なのは、道路の危険な場所を覚えてしまうことですね。
・・・と思ったらなぜにここにバナナの皮が!?(・・・こけ)
車の運転では、路面の状態などほとんど気にしませんが、バイクでは路面のコンディションこそ重要でございますよ。
7・洗車してバイクをピカピカにしてあげる。
そして最後にバイクで安全運転をするために、バイクを洗車してピカピカにしてあげて下さい。そして愛して下さい。
「これでどうして安全運転が?」と疑問に思われたあなた。・・・おっしゃる通りでございます。
しかしこれが本当に安全運転に大切なのですよね。
なぜなら安全運転の最も大切なのは、「覚悟」だからでございます。「絶対に事故をしない」という覚悟があれば、自ずと意識が変わり、安全運転をするようになります。
洗車をしてバイクを愛することにより、「このバイクを傷つけたくない」という気持ちが強くなります。
安全運転をしますので、ずっと私と一緒に走って下さいませ・・・相棒・・・。
洗車してバイクをピカピカにしてあげる。これこそ、安全運転の神髄でございます。
まとめ:楽しいバイクライフは安全運転の徹底から!
それではまとめましょう。
バイクでの安全運転は、次の7つのコツを抑えることが大切でございます。
1・スピードは60km(法定速度)以下で走る。
2・急に発進しない。
3・車間距離は絶対に詰めない。
4・一時停止は必ず止まる。
5・バイクで走る位置は、車線のちょっと左側。
6・路面の状態に気を付ける。
7・バイクを洗車してピカピカにする。
これからバイクに乗ろうとするあなたにお伝えしたいのは、「バイクに乗るなら、絶対に事故してはいけない」、という言葉だけでございます。
バイクはとても楽しい乗り物ですが、取り返しのつかない事故が起きやすいのも事実でございます。
バイクを楽しむ前提には、必ず安全運転がございます。安全運転ができないライダーは、バイクに乗るべきではありません。
ご自身の命はもちろんのこと、あなたのまわりの家族まで悲しませる結果になります。
少し言葉がキツくなりましたが、バイクを本当に楽しむには必要なことでございますよ。
ぜひ安全運転の習慣を身に付けて、安全に楽しくバイクライフを過ごしましょう!それでは、また!
「雪が降っても、バイクは乗れるの?」
あなたの素朴な疑問に、バイク歴15年の私がすべてお答えさせて頂きます。
バイクとスクーター、あなたはどちらがお好みですか?
私はですね・・・全力でスクーターをおすすめさせて頂きますよ!
「乗るなら事故しない。事故するなら、乗るな。」で、ございます。