こんにちは。
バイクを運転しているときの突然の雨、最悪ですよね。せっかくのツーリングも台なしでございます。
そんなときに準備しておきたいのが、レインウェアでございますね。
バイク用のレインウェアは、一般的に市販されているレインコートより高価で腰が引けてしまいますが、しっかりとしたものを選ばなければいけません。
なぜなら、安いレインウェアを買ってもまったく役に立たないからであります。
安いレインウェアは雨に対する防御が甘く、簡単に服への侵入を許してしまいます。服の中はムレムレで不快指数MAXでございます。
ですので、レインウェアこそ、しっかり選ばなくてはいけません。
そこでこの記事では、バイク用のレインウェアをお探しのあなたのために、レインウェアの選び方を解説させて頂きましょう。
あなたにピッタリなレインウェアが見つかります。ぜひ最後までお読みくださいませ。
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この記事の概要
安いレインウェアは、本当に役に立たなかった話。
バイク用のレインウェアは高価なものが多く、1着1~2万円するものもあります。
普段洋服にこだわらない人であれば、1着数万円のレインウェアがどれだけ高いか、よく分かりますよね。
ですがバイク用のレインウェアはケチってはいけないのです。繰り返しになりますが、安物のレインウェアは本当に役に立たないからでございます。
コンビニで買った500円のレインコート。
私のレインウェアの痛い経験は、コンビニで買った500円のレインコートが始まりでございます。
突然の雨で立ち寄ったコンビニで、透明に近い白色のレインコートを500円で買ったのであります。
ジッパー式ではなく、フロントはボタンで留めるタイプでした。
「これで濡れずに帰れる!」
と思いましたが、少し走ってみてすぐに異変に気が付きました。
レインコートを着ているのに、ごく自然に濡れている。なんと不思議なことでしょう。
しかし冷静に考えれば、フロントホック式で足にカバーもついていないコートタイプなので、濡れるのは当たり前ですよね。
ホームセンターで買った、2,000円のレインコート。
またしても私が痛い経験をしたレインウェアは、ホームセンターで2,000円で買ったレインウェアでございます。
前回の反省を踏まれて、今度は2ピースタイプ(ジャケット+ズボン)のものを購入しました。
「これで濡れない、私は完全無敵だ!」
と意気揚々とレインウェアを買って走行しておりましたが、数回使ったら、肩の部分からざっくり破れました。
・・・しかも走行中に。
走行中にいきなり破けるとは、一体全体どんなシチュエーションなのでしょうか。後ろを走っていたドライバーもびっくりでございますよ。
弁解させて頂くならば、だってレインウェアに5,000円も10,000円も高いと思うじゃないですか。ちょっとしたブランドの服だって、そんなにしないですよ。
しかしレインウェアの神髄を知らない私は、役に立たないレインウェアを買い、ただ無駄にお金を出費してしまったのでありました。
バイク用のレインウェアの選び方。
バイク用のレインウェアはしっかりと選ばなくてはいけない理由、ご理解頂けましたでしょうか。
私は2度の痛い経験をすることで、身をもってレインウェアの選び方を体得しました。
そこで以下レインウェアで失敗しない選び方を、あなたのためにこっそりお伝えさせて頂きましょう。
オーバーサイズがお勧め。
レインウェアで失敗しないための基本は、いつもより1~2サイズ上のオーバーサイズを買うことでございます。
オーバーサイズのレインウェアは、だぶっとした印象になりますが、バイク用のレインウェアはオーバーサイズが適しているのです。
オーバーサイズのレインウェアが、バイク用に適している理由は2つあります。
まず1つは、リュックを背負ったまま、レインウェアが着れるからであります。
バイクには収納がないので、背中にリュックを背負う人も多いでしょう。ですが雨が降ってきたとき、背中のリュックはどうしますでしょうか?
あぁぁぁ・・・リュックが濡れるーーーー・・・
レインウェアがオーバーサイズであれば、背中にリュックを背負ったままレインウェアが着れます。そのため、リュックも大切な荷物も雨に濡れません。
そしてもう1つは、コートを着たままレインウェアが着れるからでありますね。
冬にバイクを乗るときは、コートにコートを重ね着するほど厚着します。きゃしゃなライダーも、冬場限定でかっぷくのいいライダーに変身でございます。
ですがこのとき、レインウェアがぴったりサイズだったら・・・。
ですので、レインウェアを買うときは、オーバーサイズのレインウェアを選びましょう。
裏地はメッシュ素材で、通気性UP。
またレインウェアの鉄則ですが、バイク用のレインウェアは必ず裏地がメッシュ素材になっているものにしましょう。
レインウェアは価格帯によって、
・裏地メッシュなし
・部分的にメッシュ
・全面メッシュ
の3つに分かれています。
あなたが買うべきレインウェアは、ずばり裏地が「全面メッシュ」のレインウェアでございますよ。
もちろん3つの中でもっとも高いですが、ここでケチってはいけません。
走行中のバイクにかかる風圧と叩きつけられる雨で、レインウェアは体に密着してきます。
もしも裏地がメッシュ素材でないと、あなたの体にぴったりとビニールがくっつくのです。
・・・ええぃ、くっつくな!!
裏地がメッシュ素材であれば、肌にビニールがくっつくことはありません。
またこのとき、レインウェアに通気ができる背面ベンチレーションがあると、より快適でございます。
手首、足首に「絞り機能」。
そして見落としがちですが、バイク用のレインウェアには、手首・足首に「絞り機能」がついているレインウェアを選びましょう。
マジックテープでの絞りが一般的ですが、手首足首を絞ることで、そこから雨の侵入を防ぐことができます。
また走行中の風圧によるばたつきを抑え、ラインディングを快適なものにしてくれますよ。
バイク用品専門店では、ほぼこの仕様になっていますが、ホームセンターやアウトドアショップで販売されているレインウェアには、絞り機能がないタイプもあるので注意しましょう。
バイクにお勧めのレインウェアは?
出来ることならレインウェアは、お近くのバイク専門店に行って、試着して買うのがベストでございます。
しかしながらお近くにバイク専門店がなかったり、品揃え、価格の面からバイク専門店で買うのが難しい場合もあります。
そんなときはやはりネットを活用すべきでしょう。
そこでバイクを愛する私が、「これぞ鉄板!」と言えるレインウェアをご紹介させて頂きましょう。
ゴールドウィン バイク用セパレーターレインスーツ
まずご紹介させて頂くのが、ゴールドウィンから発売されているレインスーツでございます。
スタイリッシュなデザインからしてゴールドウィンらしいですよね。
また「素材のゴールドウィン」と言われるように、こちらのレインスーツは非常に薄い素材でありながら、防水性、耐久力に優れております。
スマートに、コンパクトに、でも雨に濡れない。わがままなライダーの望みを叶えてくれるレインスーツでございます。
しかしながら難点を言えば、現行モデルではズボンがメッシュになっていない点でしょう。多少のムレ感が残るかもしれません。
ヤマハ サイバーテックス レインスーツ
こちらはさすが二輪のヤマハ、ライダーが気になる点を「これでもかっ!」と高機能を盛り込んだレインスーツとなっております。
特筆すべきは、防水性でしょう。手首、襟首、腹部には雨が侵入しないように2重構造となっております。
また通気性をよくするベンチレーションや、全面メッシュもライダーにはうれしいところ。
少し厚手でコンパクト感はありませんが、長時間の雨にも耐えることができるでしょう。
まとめ:レインウェアこそ、ちょっといいモノを。
それでは、まとめましょう。
バイク用のレインウェアは、次のポイントを抑えると失敗しませんよ。
1・安物は買わない。
2・オーバーサイズを買う。
3・裏地はメッシュ素材。
4・手首、足首に絞り機能。
バイク用のレインウェアは高価なものが多くて腰が引けてしまいますが、レインウェアに限ってはケチってはいけません。
出来る限り雨の侵入を防ぎ、快適にラインディングできるレインウェアを選ぶことが大切です。
最適なレインウェアは雨に濡れないだけでなく、雨の日でもストレスなく走行できるので、安全運転にも効果がありますよ。
ぜひあなたにぴったりの1着を選びましょう。それでは、また!
「バイクに乗るなら、事故をするな!」
バイクを楽しむには、安全運転は絶対でございます。
ハンドルウォーマーは使ってますか?
ハンドルウォーマーはハンドルに取り付けるだけで、冬の寒い空気から指先を守ってくれますよ。