住宅ローンの3年固定金利って何?メリット・デメリットを初心者向けに優しく解説!

こんにちは、年収300万で建売住宅を購入した、でございます。

 

住宅ローンを借りるときに頭を悩ますのが、金利の選択でございます。

住宅ローンは選べる金利が多すぎるので、どれを選んだらいいのか分からないのですよね。

 

・・・あぁ、どなたか自分にぴったりな住宅ローンを教えてくれる優しい人はいないのでしょうか?

イエス、マダム。

それなら、3年固定金利がとてもおすすめですよ。

私は住宅購入時に悩んだ挙句、「3年固定金利」を選びました。

 

そこでこの記事では、

・3年固定金利がおすすめな理由

・3年固定金利のメリット・デメリット

について、解説させて頂きましょう。

「住宅ローン、何を選んでいいのか分からない!!」、というあなたのお役に立てれば幸いです。

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3年固定金利とは、どんな金利?

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まずは簡単に私の選択した、3年固定金利とはどんな金利なのか、解説させて頂きましょう。

 

最初の3年間、安い固定金利で借りることができる。

住宅ローンの「3年固定金利」とは、住宅ローンを借りた最初の3年間を低い固定金利で借りる金利でございます。

最初の3年間は固定金利なので、金利は低いまま変動しません。

3年固定金利の最初の3年間の金利は、「変動金利の次に安い」、「下から二番目に安い金利」、と覚えておいて間違いないでしょう。

 

しかし3年固定金利は、最初の3年間が終わってしまうと、残りの32年間の金利は通常の(ちょっと高い)金利になってしまいます。

金利が低いのは、最初の3年間だけなのですか!?残りの32年間は・・・!?

なるほど、どうりで表示されている金利が安い訳ですね・・・。

銀行に表示(カタログに記載)されている3年固定の金利が安いのには、相応の理由がございます。

 

最初の3年が終わったら、再び金利を選択する。

3年固定金利の最初の3年の金利が終わったら、そこから再び金利を選択することになります。

3年たった時点で、

・再び3年固定金利にするのか

・10年固定金利にするのか

・変動金利にするのか

ここにきて再び「自由すぎる自由」に悩んでしまいます。

 

また適用される金利は、住宅ローンを借りて3年後の金利になります。

住宅ローンを借りて3年後の金利が下がっていれば、もっと低い金利で返済ができます。

しかし、もし3年後の金利が上がっていれば、高い金利で返済しなければなりません。

今から3年後の金利は一体どうなるのでしょう・・・?

・・・。・・・・。・・・・・。

・・・知らんがな。はよ寝よ。

これから金利が上がるのか、下がるのか、これが分かる人は天才でございます。株でもFXでもやって、ひと儲けすればいいですよ。

 

しかし将来の金利を予測できる特殊能力のない一般人には、3年後の金利は3年後にしか分かりません。

つまり3年固定金利は、「3年後はどうなるか分からない」というリスクを常に抱えているのです。

 

3年固定金利のメリット

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3年固定金利のメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?

実際に3年固定金利を選んでみて感じるのは、次のメリットです。

 

住宅購入直後でお金がない時期の、住宅ローン返済額を抑えられる。

3年固定金利のメリットは、家を買った直後でお金がないときの、住宅ローン返済額を抑えられることです。

3年固定金利は、変動金利の次に低い金利です。だから毎月の住宅ローンの返済が安くなるので、返済が軽くなり、家計がとても助かるのです。

し、しかし3年固定金利が低いのは、最初の3年間だけでは!?

残りの32年は大丈夫なのでしょうか?

3年固定の金利が低いのは、最初の3年間だけです。3年過ぎてからは、割高な金利が待っております。

 

しかし実際に年収300万で、(結構)無理して家を買ってしまった私から言わせて頂きたいのは、

イエス、マダム。

家を買ったばかりで金欠のときに、住宅ローン返済が少ないのがどれほどありがたいことか・・・(号泣)

と、言うことでございます。

 

住宅購入は頭金や諸費用など、あなたのポケットマネーが次々に吸われていってしまいます。

私は住宅購入後、残りの通帳の残高が10万円を切りそうになったのを見て、マジで変な汗をかきましたよ。

これがもしフラット35(35年固定金利)で、最初から割高な金利でのローン返済だったら、私はその時点で詰んでいたかもしれません。

 

つまり私は、3年固定金利の低すぎる最初の金利によって、命を救われたと言っても過言ではないのです。

3年固定金利は、住宅購入直後でお金がない時期の救世主となってくれますよ。

 

3年間の優遇期間中に、次の一手が打てる。

3年固定金利のメリットは、金利の低い3年間のうちに、次の一手が打てることです。

・たくさん貯金して、繰上げ返済の準備をする。

・住宅ローンの借り換えを検討する。

・収入をアップさせる。より高収入な仕事に転職する。

などなど、最初の金利が低いからこそ、できることはたくさんあります。

 

ちなみに私も、最初の金利の低い3年間を利用して、なんとか次の一手を模索しました。

住宅購入当初、年収300万しかなかったので、金利の低い3年間のうちに収入を倍増させようと奮闘しました。

奮闘虚しく倍増まではいきませんでしたが、年収500万に手が届きそうな収入にはなりました。それは3年固定金利の3年目が終わる、半年前のことでした。

危なかった・・・。もうちょっとで金利が上がって、返済額が増えるところでした・・・。

3年固定金利を選ぶことで、本来問題であること(無理な住宅ローン)を先延ばしにすることができます

問題を先延ばしにできれば、その時間(執行猶予)を使って、問題を解決することができるのです。

 

3年固定金利のデメリット

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メリットの多い3年固定金利ですが、やはりデメリットもございます。

それは言うまでもなく、最初の金利の低い3年間が終わった後の金利です。

 

3年後の金利が上がるリスク。

3年固定金利を選ぶ上で知っておきたいことは、最初の金利が低い3年間が終わったあと、住宅ローンの金利が上がるリスクです。

住宅ローンの金利は、毎月変動します。ですから3年後の金利が、もしかしたら借りたときより上がっている可能性もあります。

住宅ローンを借りたときの金利は1%でした。

しかし3年経った今、住宅ローンの金利は3%になりました。

・・・さ、3%で借りるの?・・・イヤであります・・・。

今の超低金利が、今後もずっと続く保証はどこにもありません。

家を買うときに、3年固定の最初の低い金利で住宅ローン返済をシュミレーションしていると、金利が上がって返済額が増えたときに、家計が苦しくなるリスクがあります。

 

3年固定金利を選ぶと、返済総額が増える。

そして覚えておきたいのが、3年固定金利を選ぶと返済総額は増える、ということでございます。

3年固定金利で金利が低いのは、最初の3年間だけ。残りの32年間は、フラット35よりも高い金利で返済しなくてはいけません。

家を買った最初の3年間は返済額は少ないですが、3年後からの返済額は高くなります。その結果、3年固定金利を選ぶと返済総額は増えてしまうのです。

返済総額が増えるですと!?

・・・イヤだ。私はもっと賢く返済したいです。

3年固定金利を選んだ後、何もしないで放置するのが、最も危険な行為でしょう。

店頭に表示された低い金利ばかりい目が行ってしまうと、あなたの貴重なお金を余分に支払ってしまうことになってしまいます。

 

3年固定金利は、こんな人におすすめ!

メリット・デメリットもある3年固定金利は、ずばり「年収300~400万で家を買う人」におすすめです。

なぜなら年収300~400万円では、無理しないと家が買えないからですよ。

 

本来であれば、「無理して家を買ってはいけない」と、安全パイを切るのが定石です。

しかしとは言っても、ちょっと無理してリスクを取らなければ、いつまでたっても家が買えないのも事実であります。

可愛かったも次男も、今ではすっかり大きくなっちゃった。

・・・子供が小さいうちにお家が欲しかったよう・・・ぐすん・・・

私に踏み出す勇気がなかったばっかりに・・・。

も、申し訳ございません・・・。

 

「家が欲しい。」

 

マイホームの夢を叶えるには、ちょっと背伸び(無理)しなくてはいけないときだってありますとも。

マイホームの夢を夢で終わらせないときに役に立つのが、3年固定金利でございます。

3年固定金利なら、家を買った最初の3年間は破格の低金利でお金を貸してくれます。

問題が解決したワケではありませんが、最初の3年間は返済額を低くすることができます。

その3年間の間に、頑張って収入を増やせばいい訳ですよ、収入を。

イエス、。

なんとか私が働いて、3年後には安心して返済できるぐらい稼いでみせましょう!

3年固定金利なら、「お金がないから、家が買えない」という問題を先延ばしにすることができます。

つまり「家を買った後に収入を増やす」、という荒業を使って家が買えるのです。

リスクを取ることで、叶えられる夢もございます。ぜひベストタイミングで家を手に入れたいものです。

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住宅ローンを無料で相談できる窓口もある。

この記事では3年固定金利をおすすめさせて頂きましたが、住宅ローンの種類は星の数ほどあるので、選びきれないのが正直なところではないでしょうか。

住宅ローンを選ぶには、

・年収

・物件価格

・返済プラン

・ライフプラン

など、人それぞれの条件で、最適な住宅ローンは変わります。

い、イエス・・・。ますます選びきれないのですが・・・(汗)

「住宅ローンが選びきれない!」という方は、無理して選ばないで、住宅ローンのプロに相談するのもおすすめです。

住宅本舗の住まいのお役立ち診断では、無料であなたにぴったりな住宅ローンを診断してくれます。

自分では決めきれない住宅ローンは、専門家のアドバイスが聞けるのはありがたいですよね。しかも無料で・・・。

 

相談の申し込みはもちろん、無料です。どうぞご安心してお試しくださいませ。

 

まとめ:3年固定だからこそ、実現できるものもある。

それでは、まとめましょう!

3年固定金利のメリット・デメリット、そしておすすめしたい人は次の通りでございます。

【メリット】

1・お金がない時期のローン返済額を抑えることができる。

2・3年間の執行猶予期間中に、次の一手を打つことができる。

【デメリット】

1・3年後に金利が上がるリスク。

2・支払い総額は増える。

【こんな人にお勧め!】

・年収300~400万世帯。

・とにかく最初のローン返済額を下げたい人。

3年固定金利は、最初の3年間の金利がとても低いのが特徴です。

しかしその一方で、3年後の金利は高くなり、支払い総額は増えてしまう欠点もあります。

リスキーなように感じますが、リスクを取ることで叶えられる夢もあることも事実です。

ぜひマイホームの夢を実現していきましょう!それでは、また!

 

 

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2 件のコメント

  • 住宅ローン返済まで14年です。既存銀行を継続する事を前提に
    固定金利3年0.7%と固定10年1%の選択ですが迷っています。

    • コメントありがとうございます。
      住宅ローン迷っていらっしゃるのですね。住宅ローンは条件によって大きく変わるので、一概に「これだ!」ということは難しいです。
      現在住宅ローンについての記事を準備しておりますので、そちらでお役に立てれば幸いです。

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