こんにちは。
ゼノギアス設定資料集が欲しいけど、高すぎるプレミア価格に購入をためらっている、ゼノギアスを愛しているあなた!!
・・・迷っている暇はございませんよ、ゼノギアスファンなら、これは間違いなく買うべきであります!!
そう断言できるのは、私もプレミア価格にためらいつつも購入を決断したら、想像以上のクオリティに大満足しているからであります。
そこでこの記事では、ゼノギアス設定資料集のレビューを書いていきますよ!
いつもより熱量たっぷりでお届けしますので、火傷にご注意下さいませー!
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この記事の概要
ブックオフオンラインで購入!
私がゼノギアス設定資料集を購入したときの情報は、次の通りでございます。
正式名称:スクウェア公式 ゼノギアス設定資料集 PERFECT WORKS-the real thing-
購入元:ブックオフオンライン
購入時期:2016年10月
価格:7,500円(送料込)
郵送方法:ゆうパック
ちなみにゼノギアス設定資料集が販売されたのは、1998年。
当時はデジキューブからの発売(3,500円)でございました。しかしデジキューブの倒産により、ゼノギアス設定資料集はプレミア化。
しかもその後の制作運営上の理由により開発チームは空中分解し、シリーズものとなるはずだったゼノギアスはお蔵入りになってしまう悲劇を辿ってしまいます(涙)。
中古品の状態。
気になるのは中古品の状態です。
7,500円も払って、よれよれのボロボロの本が届いたら、マジで涙が出てきます。
で、早まる気持ちを抑えつつ・・・開封!!
よかったー!予想以上の状態のよさに、まずは一安心であります。
確かに細部の「使用感」は中古品っぽさは感じてしまいます。
しかしこの18刷が発売されたのは、2002年でありますから。なんと14年も前の本ではございませんか。
表紙からして、「ヤバい」。
そして何よりもインパクトがあるのは、表紙だ。
てかこれ・・・、写真掲載してもいいのでしょうか?あとからグーグル先生に怒られないか、不安なので若干遠くで撮影しました。
しかしこの表紙、ゼノギアスファンのあなたなら、何を意味するのか分かりますよね?
・・・イエス、もちろん「ミャン」と「エリー」の関係でありますね。
しかも水面を反転して、エリーとミャンが入れ替わって映っているという、粋な演出。
物語の核を担う二人が表紙を飾り、しかもあらぬことに一糸まとわぬお姿。
ああ、私はこの表紙だけでノックアウト気味でございます。ふらり・・・
想像以上に大きい。そして紙質がいい。
これはですね、実物を見るまで分からなかったのですが、デカいですよ、これは。
紙のサイズはA4。大型本でありますね。
そして手に持った質感が実にいい。
私はお恥ずかしながら読書が嫌いなものでして、本の違いは分かりませんが、このゼノギアス設定資料集が「絶対いい紙使ってる」ってことだけは分かります。それだけは分かるのです。
だからでしょうか、この本は重いのですよ、見た目以上に。
ではなぜ、こんなにもゼノギアス設定資料集は重いのか?
その答えは、・・・制作者の熱い思いがぎゅーーーっと濃縮されているからでありますぞ!
では、内容を見ていきましょう!
内容が濃すぎる。
恐れ多くてページをめくる手が震えた。けど勇気を振り絞ってページをめくる。
するとそこには、想像以上のコンテンツが満載であったのだ。
オールカラー、全304ページの大ボリューム!
ゲームの設定資料集の中には、大きな絵がどどーんって載せてあって、はい、終わりー、みたいなものがあるけど、ゼノギアス設定資料集はそんなものとは違います。
オールカラーはもちろん、なんとページ数は304ページ!
しかもそれぞれのページには、絵、図の他、細っかい小さい字で書かれた無数の解説が!!
眼性疲労の激しい私は、その小さな文字を追いかけるのが苦痛でございます。
しかし小さな文字の解説分を読んで行くうちに気が付きました。
もうそれだけで、私は何も要りません。
もちろん、難しい解説だけでなく、ゼノギアスファンにはうれしすぎるイメージヴィジュアルも多数。
これは幻の肖像画のソフィア。設定資料を買えば、いつでもあの感動に出会うことができるのだ。
ゲームでは語られてないことばかりだ・・・!!
オールカラーでページ数も多い。だがそれだけではありません。
記載されている内容は、どれもこれもゲーム本編では語られなかったことばかりなのだ。
こぼれ落ちる涙で、せっかくのプレミアの設定資料集が汚れてしまうところでありました!
だがしかし、熟読しても、難しすぎてよく分からない。
嬉しさのあまり、最愛の息子たちを若干放置気味にして読みふけっておりました。ごめんなさい。
子供たちが寝静まった夜に、さらに熟読してみると、とある結論に行きつくことができました。
足りない頭をフル動員して一生懸命読んだ結果、「アニムス」とか「ゾハル」が何かは分かりました。
ですが、何度読んでも、「波動存在(高次元)」とか、「事象変移機関」とか、マジ意味不明。解説読んでも、解説が日本語には見えません。そもそもブログに入力するのも、通常の変換では出てこないから、入力もしんどいです。
ちなみに設定資料集の解説によれば、
波動存在
肉体を持たない高次元の存在。我々には知覚することのできない「波」のようなもの。宇宙が誕生する以前、すべてにおいては「波動存在が存在する次元」において1つであった。ゾハルの事象変移によって次元間の境目がなくなり、三次元に降臨した。
・・・だ、そうです。
悲願が達成できる1冊だ!
ゼノギアスほど、魂の込められた作品は他にない。
しかしそれでいて、その後の開発が運営者の都合で白紙になってしまったのは、本当に悔やんでも悔やみきれない。
制作側の都合で未完のまま、作られることのなかったゼノギアス。
当初ゼノギアスはシリーズとして制作されるはずでした。それが明確に示されるのは、ゲームクリアしたときに表示される「エピソード 5」の文字。
そうなのですよ、このゼノギアスのゲーム本編は全体のうちの5番目の物語に過ぎないのですよ。
物語はエピソード1~6までの6部構成になるはずだったのです。
しかし、運営者側の問題により、ゼノギアスの開発はストップすることに。
その後一部のエピソードは、「ゼノサーガ」として語られることになりましたが、残念にもゼノギアスシリーズは、未完のまま、その後作られることはありませんでした。
当時の制作者の魂、想いが込められた1冊。
しかしこの設定資料集が発売された時には、まさか開発チームが解散してしまうことになるとは夢にも思ってもない訳で。
だからこの設定資料集のインタビューや解説記事には、今後の展望も熱く語られているのですよね。
もうね、涙腺崩壊です。涙が止まりません。どうしてこんなことになってしまったのかと。
でも、あのときのゼノギアスを作った熱い魂は、全てこの1冊に込められている。
ゲーム中では語れなかった作者の想いが、全てここにあるのでありますよ(涙)!
まとめ:ゼノギアスファンなら、買おう!
それでは、まとめよう!
ゼノギアス設定資料集を買った感想は、次の通りであります。
この本を買うかどうか迷っていた頃の私に言ってあげたいことがあります。それは、
「迷っている暇はない!さっさと買え!!」
と、言うことでございます。
本当に1点の妥協も見られない、神のような本だ。私は枕元に常に置いて、毎日ゼノギアスと一緒に過ごしたいと思います。
それでは、また!
※記事を書いてから、少しずつ価格も高騰しているようです。
「欲しいかも・・・」と思われた方は、迷わず購入することをおすすめ致します。