使い過ぎを防ぐ!お金を貯めたい人の為の、クレジットカードの節約ルール。

こんにちは。

 

クレジットカードはとても便利である反面、便利すぎて支出が増えてしまうのが難点です。

・・・え?なにこの高額な請求書は?
・・・いや・・・それは・・・も、申し訳ございませぬ・・・。

クレジットカードの支払いはとても便利すぎるので、使うには一定のルールを決めることが大切です。

一定のルールを作ってクレジットカードを制限することで、逆にクレジットカードの真の魅力を引き出すことができます。

 

ではクレジットカードを使うときは、どんなルールを決めれば使い過ぎず、節約することができるのでしょうか?

・クレジットカードで、つい使いすぎてしまう。

・クレジットカードで買い物をしていると、気が付いたらお金がなくなっている。

・「月末になるとピンチ」という状況から抜け出したい。

・クレジットカードでお得にポイントを貯めつつも、しっかりと節約したい。

クレジットカードの使い方でお困りではありませんか?

この記事では、お得に賢くクレジットカードを活用できる使い方を解説させて頂きます。

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クレジットカードのデメリットを克服するために。

クレジットカードのお得な賢い使い方をマスターする前に、まずはしっかりとクレジットカードのデメリットを認識しなくてはいけません。

 

「彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず」

 

中国の孫子は素晴らしい言葉を残されましたね。まさにこれですよ。

クレジットカードを有効活用するには、客観的にクレジットカードのデメリットに向き合う必要があります。

 

1・支払いの満足感が得られず、支出が増えてしまう。

クレジットカードのデメリットは、支払いの満足感が得られず、支出が増えてしまうことです。

クレジットカードでの支払いでは、「買った!」「支払った!」「満足した!」という、支払いの満足感を満たすことができません。

支払いの満足感が得られないので、

・つい余計なものを買ってしまう。

・ワンランク上のモノを買ってしまう。

・今すぐ必要ではないけど、今買ってしまう。

結果的に無駄使いになってしまいます。

ちなみにですが、クレジットカードをメインの支払いにしていると支出が23%も増える研究報告があるのですよ。(デビット・クルーガー「お金のシークレット」)

現金派は本当にバカなのか?現金派の私が見つけた、現金派の金持ちの法則。

2018.03.06

 

2・お金の管理が難しい。

またクレジットカードには、お金の管理が難しいデメリットがあります。

現金支払いならその場でお金が減るので、管理がとても楽です。使ったら、使った分だけ減りますから。

しかもお金が減っていく様子(お金の流れ)がよく分かるので、危機意識(節約意識)を持つことができます。

 

ですがクレジットカードでの支払いは、後払いになんですよね。モノを先に受け取って、支払いは後(翌月)なのです。

買った日と支払う日が違うので、どうしても管理する上でタイムラグが発生してしまいます。

今月はほとんど買い物をしていないのに、請求額はクソ高いのですが?

先月の無駄使いが翌月に繰り越しされます。先月の無駄使いに気が付かず、翌月も無駄使いを続けたら、雪だるま式に請求額は大きくなり、現金はどんどん減っていきます

クレジットカードでの支払いはお金の流れが見えません。自動的に処理されて、勝手に銀行口座から引き落としされてしまいます。

だからこそ、現金で支払うとき以上に厳密な管理をしなければ、大切なお金がダダ洩れとなってしまうのですよ。

 

クレジットカードの使い過ぎを防ぐ為のルール。

クレジットカードはとても便利なカードですが、デメリットを最小限に抑えなければ、手元に残るお金が減ってしまいます。

ではクレジットカードの使い過ぎを防ぎ、節約するためにはどうしたらいいのか?

その答えは、次の6つのルールを守ることにあります。

 

1・持ち歩かない。

クレジットカードの使い過ぎを防ぐには、最も大切なことは持ち歩かないことです。

普段からクレジットカードを持ち歩かないことで、日常的な使用を避け、無駄な支出を防ぐことができます。

持ち歩かないクレジットカードは、厳重に梱包してタンスの中にでも入れてしまいましょう。

し、しかしこれでは、せっかくクレジットカードを作った意味がないのでは・・・?

せっかく作ったお得なクレジットカードが使いたくてムズムズするお気持ち、よく分かります。

ですが、ご注意下さいませ。

便利でお得なクレジットカードを使えば使うほど、必ず決まって「あること」が起こります。

イエス、マダム。

それは「確実にお金(現金)が減ること」ですよ。クレジットカードを使えば使うほど、確実にお金が減ります。これは世の真理でございます。

クレジットカードが便利でお得なのは間違いありません。

ですがその一方で、クレジットカードを使えば使うほど、あなたの手元の現金は減っているのですよ。

 

クレジットカードが常に財布の中にあると、ふとした瞬間に使いたくなります。

・これぐらい買ってもいいかな。

・今日、どうしても買いたいな。

・ずっと欲しかったものを見つけてしまった。

買いたい理由はいくらでもあります。そしてクレジットカードは、これらの理由をすべて快諾してしまうのです。

クレジットカードの使い過ぎを防ぎ、節約するならば、普段から持ち歩かないのが1番です。

レジでの支払いが手間?財布が小銭で重くなる?

・・・いいじゃないですか、それぐらい。だってクレジットカードを遠ざけた方が、結果的にあなたのお金を守ることができるのですよ。

 

2・クレジットカードは固定費の支払い専用。

クレジットカードを普段から持ち歩かないと、クレジットカードを作った意味がないように感じるかもしれません。

ですが、それでいいのです。なぜならクレジットカードは、固定費の支払いで大活躍するからです。

家計における固定費とは?

毎月支払うことが決まっているもの、一定額を支払い続けるもの。

電気・水道・ガス・家賃・保険・通信費(ネット・スマホ)・新聞代など

固定費は支払い方法に関わらず、決まった金額を支払います。つまり、現金で払おうがクレジットで払おうが、節約効果に一切変わりないのです。

ですから固定費こそ、クレジット払いが最適です。

・無駄な支出を抑えられる。

・お得なポイントもしっかり貯められる。

固定費のクレジット払いは、クレジットカードのデメリットを抑え、メリットだけ受け取れます。

普段からクレジットカードを持ち歩かなくても、クレジットカードを十分活用することができます。

現金とクレジットカードの使い分けは?固定費のクレカ払いで賢くお金を貯める方法!

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3・ネットショッピングで利用するときは、家計簿を活用する。

クレジットカードをネットショッピングで利用するときは、家計簿を活用する必要があります。

家計簿を活用することで、クレジット払いによる「見えないお金の流れ」を見えるようにすることがポイントです。

・今、いくらあるのか?

・今、どれくらい使ったのか?

・今月の収支はどうなっているのか?

家計簿を活用することで、見えなかったお金の流れがよく見えるようになるのです。

具体的には、

1・欲しい商品を決める。

2・翌月支払うお金を家計簿に予め記入する。

3・翌月ネットで買ったら、家計簿に実際にかかったお金を記入する。

この3ステップを踏まえることで、お金の流れを把握することができます。

一般的に家計簿は、「使ったお金の記録」として使われますが、私は「これから使うお金の予定と記録」として使っています。この家計簿を勝手に「未来家計簿」と呼んでおります。

年間100万円貯金を年収400万(4人家族)で達成した、気付いたらお金の貯まる家計簿の使い方。

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4・クレジットカードは1枚にまとめる。

クレジットカードの使い過ぎを防ぐには、お金の管理をシンプルにしなくてはいけません。

ですので、クレジットカードは1枚にまとめ、お金の流れをすっきりさせることが大切です。

クレジットカードには様々な種類があり、お得な優待やポイント制度を見てしまうと、何枚もクレジットカードを作りたくなってしまいます。

ですが、ご注意下さいませ。

イエス、マダム。

クレジットカードの枚数が増えるほど、お金の流れがややこしくなり、管理できなくなりますよ。

その結果、見えない支出が増えてしまうのです。

クレジットカードで最も大切なことは、目に見える優待やポイント制度ではなく、目に見えないお金の流れを把握することですから。

お金の流れはシンプルに越したことはありません。ですので、クレジットカードは1枚にまとめましょう。

 

5・家族(夫婦)で1枚のカードを使う。

クレジットカードを1枚にまとめると同様に、家族(夫婦)でもクレジットカードはまとめて使いましょう

ただしクレジットカードの使用は、本人に限ります。家族と言えど、貸し借りはできません。

家族でクレジットカードを上手に活用する最大のポイントは、クレジットカードの決裁者を決めることです。

つまり、クレジットカードで買い物をする担当を決めることですね。

夫でもでも構いませんが、どちらか一人がクレジット担当となり、クレジットカードでの買い物はすべて行うのです。

家族でクレジットカードをまとめることで、よりお金の流れをシンプルにできます。これでもう無駄な出費を1円たりとて見逃しません。

 

ちなみにですが、家族で1枚のクレジットカードを活用することで、

・夫()がクレジットカードを使いすぎる・・・・

・知らない間に高額な請求書が届く・・・。

と言った、ありがちなトラブルを解決できます。つまりは、クレジットカードを管理できない夫()には、使わせない、ということでございますね。

 

6・ポイント目当てで買い物をしない。

クレジットカードを使うとき、肝に銘じなければいけないことがあります。

それは、「ポイント目当てで買い物をしない」ということです。

クレジットカードのポイント制度はえげつなくポイントが貯まるので、ポイント欲しさに買い物しがちなんですよ。

・・・え?ポイント10倍ですと?

なら、このゲームも買っておいた方がお得じゃないですか。ぽちっとな・・・。

「あなたが欲しかったのはゲームですか、それともポイントですか?」と聞かれたら、即答できません。ごめんなさい。

 

しかしながらお得にポイントが貰えたところで、手元の現金は確実に減っている訳でして。

それこそ、10%のポイント(ポイント10倍)をもらうために、23%多い支出をしている状況じゃないですか。差し引き13%のマイナスでございます。

クレジットカードを手に取ると、お得なポイント制度に乗っかりたくなりますが、ポイントはあくまでもおまけです。もらえてラッキー、ぐらいに思っておきましょう。

 

プレゼンツ的まとめ!

それでは、まとめましょう!

クレジットカードの使い過ぎを防ぎ、節約するためのルールは、次の6つです。

1・持ち歩かない。

2・クレジットカードは固定費の支払い専用。

3・ネットショッピングで利用するときは、家計簿を活用する。

4・クレジットカードは1枚にまとめる。

5・家族(夫婦)で1枚のカードを使う。

6・ポイント目当てで買い物をしない。

クレジットカードの支払いはとても便利すぎるので、使うには一定のルールを決めることが大切です。

一定のルールを作ってクレジットカードを制限することで、逆にクレジットカードの真の魅力を引き出すことができますよ。

 

デメリットを抑え、メリットを引き出す。

便利さに流されないで、あえて不便を選んでみる。

 

大切なお金を守るために、ぜひ実践してみましょう。それでは、また!

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