こんにちは。
ある日パソコンのメールを立ち上げると、そこには恐怖のメッセージが1通ございました。
「様へ 重大なお知らせ」
タイトルからしてただ事ではないことを察知しました。しかしメールを開封して、さらに驚愕しました。
「大変申し訳ございませんが、様のクレジットカードの番号が流出致しました。」
怒り、恐怖、不安。
様々な感情が一気に私の中に流れ込んだのを、今でもよく覚えております。
このクレジットカード番号流出事件は、私の妄想でなく、実話でございます。ある日突然、流出したのでございます。
しかし、とは言っても実は番号流出した経緯には心当たりがありました。
クレジットカードの番号流出は、決して他人事ではありません。一歩間違えれば、あなたにだってあり得る話なのです。
この記事では私の番号流出体験をベースに、クレジットカード番号が流出した原因と、安全なクレジットカードの使い方を解説していきます。
クレジットカードの番号が流出しないよう、くれぐれもお気をつけくださいませ。
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この記事の概要
クレジットカード番号が流出した原因。
クレジットカード番号の流出はある日突然起こるのですが、実はクレジットカードを使っている側にも原因があったりします。
つまり、流出すべくして流出した側面が否めないのですよね。
では私のクレジットカード番号はどうして流出してしまったのでしょうか?
クレジットカード番号が流出するまでの全過程。
まず始めに私のクレジットカード番号が流出するまでの全過程を簡単にご説明させて頂きましょう。
私が使っていたカードは、YahooJapanカード(今はYJカードに名称変更)。
そしてT-ポイントが多くもらえることで、Yahooショッピングで家電を買おうと思っていました。
8000円程度の電気ポットだったのですが、私は100円でも安いところがいいと思い、一番安く出品している店舗から購入しました。
支払いはもちろん、クレジット払いです。
私は欲しかった家電が一番安い価格で、さらにT-ポイントもたくさん貰えるとのことで、一人ニヤニヤして商品が届くの待っておりました。
無事に商品も届き、初期不良もなく使い始めて2週間がたった頃、突然クレジットカード会社からメールが届きました。
そして私は、自分のクレジットカード番号が流出したことを知ったのです。
クレジットカード番号が流出した原因は?
クレジットカード会社から届いたメールには続きがありました。
「○月○日、様がお買い上げされた○○会社から情報が漏えいしました。」
・・・なるほど。やはりな。
私はその文面を見た瞬間に、妙に納得したのであります。
なぜなら、私もその会社(電気ポットを買った会社)は怪しいと思っていたからです。
しかし怪しいと思いながらも、他店よりも100円安い価格、そして大目に貰えるT-ポイントに惹かれて、私はその店から買ってしまったのです。
・・・目先の安さに目がくらんで、申し訳ございませんでした。
クレジットカードの番号が流出した原因。
それは安さに目がくらみ、怪しいと思いながらも信用できない店にクレジットカードの情報を伝えてしまったことでした。
ネット通販の怪しい店舗(出品者)の特徴。
Yahooショッピングや、楽天市場では、企業がその場所に出店する形で商品を販売しております。
この場合、Yahooや楽天は、出店する企業に場所だけを貸している形になりますね。(amazonの一部も同じ)
つまりネットショッピングでは、「誰が販売しているか?」がとても重要な情報になるのです。
私は怪しいと思いながら怪しい店舗に注文を出したことで、見事にクレジットカード番号が流出しました。
では私のクレジットカードの番号流出のきっかけとなった、怪しい店舗とはどんな店舗だったのでしょうか。
責任者が日本人でなかった。
一番分かりやすいのは、このパターンではないでしょうか?
店舗運営の責任者の名前が、明らかに日本人ではない。
例にも漏れず、私が購入した店舗の責任者も、日本語ではない漢字3文字のお名前でしたね。そうです、ご想像の通り、中国の方でした。
別に私は外国人差別を申し上げている訳ではありません。むしろ、素晴らしい企業こそ、海外にもたくさんあると思っております。
しかしでございます。今お伝えしているのは、個人の小規模のネットショッピングに限っての話でございます。
当時私は100円でも安く、ポイントも多く貰えるのなら、「どこから買っても同じ!」と思っておりましたので、責任者が日本人でなくても、躊躇なく購入しました。
しかし今考えると、結構恐ろしいですよね。
もし何かトラブルが起きたとき、どうするつもりだったのでしょうか。日本語しかしゃべれないのに、外国の方から商品を買うとは、なかなかいい度胸でございます。
クレジットカード番号が流出すると、どうなるの?
気になるのが、「クレジットカード番号が流出すると、どうなるか?」ですよね。
私も流出したことで頭が真っ白になりましたが、クレジットカード会社の案内に従って手続きをしただけで、実被害はゼロでございました。
番号が流出したクレジットカードは使用しない。
まず基本ですが、番号が流出したクレジットカードは使用しないで下さいませ。
番号が流出したことで、クレジットカード会社は、あなたのクレジットカード番号を変更する手続きに入っております。
そのため、同じ番号のままネットショッピングをすると、確認作業が煩雑になってしまいます。
余計なトラブルに巻き込まれないためにも、番号が流出したクレジットカードは使用しないようにしましょう。
新しい番号のクレジットカードを受け取る。
数週間すると、クレジットカード会社より新しい番号のクレジットカードが送られてきます。
受取りは本人確認が求められるので、若干手間がかかりますが、安全のためにご協力下さいませ。
公共料金などのクレジットカード払いの番号変更する。
新しい番号のクレジットカードが届いたら、公共料金などのクレジットカード払いになっている支払い先に対し、番号変更の依頼をしましょう。
このとき場合によっては、クレジットカード会社によって代行して貰える場合があります。
私の場合、クレジットカード会社が代行してくれました。
しかし新聞の支払いだけ通知が行き届いておりませんでしたがね・・・ぷんすかぷんすか。
クレジットカード会社の責任とは言え、困るのは自分ですから。こちらも十分注意したいですね。
安全にクレジットカードを使うために。
クレジットカード番号の流出、実に怖いですよね。
しかし怖いからと言って、今の社会でクレジットカードを使わないで生活するなんて無理でございます。
ですので、クレジットカードを安全に使うことが必要になってくるのですよね。
特にネットショッピングでは、次のことに注意するように致しましょう。
出品者は必ず確認する。
まず基本中の基本ですが、購入する前に必ず出品者の情報を確認するようにしましょう。
・個人でやっているのか、法人でやっているのか。
・責任者は日本人か?外国人か?
・レビューの評価は高いか?(ただしステルスマーケティングの可能性もありえる)
ネットショッピングで一番やってはいけないのは、最も安い店舗から無条件で買うということです。
しっかり「誰が販売してるのか?」確認するようにしましょう。
出品者の住所をストリートビューで見てみる。
そしてもう1歩踏み込んで頂きたいのですが、出品者情報にある住所をグーグルマップのストリートビューで確認して欲しいのです。
グーグルマップのストリートビュー機能を使えば、現地に行かずして現地を視察することができます。
住所がそれっぽい住所が書いてあっても、ストリートビューで見てみると、びっくりするようなロケーションの出品者、結構いますよ。
百聞は一見に如かず。ストリートビューを使えば、出品者をこの目で見ることが可能でございますよ。
1番安く買う必要があるのか、考える。
そして最後に今一度考えて欲しいのが、「1番安く買う必要があるのか?」ということです。
ネットショッピングでは、「安さ=正義」のようなフシがありますが、はたして本当にそうでしょうか?
確かに送られてくるモノは同じかもしれませんが、送られる過程まで同じではないですよね。
商品を大切にしている会社が丁寧に発送しているのか、雑に扱ってもバレないと思っている会社が発送しているのか、出品者によって様々でございますよ。
今あなたが買おうと思っている商品は、本当に1番安く買う必要があるのでしょうか?
安いには安いなりの理由があることを、忘れてはいけません。
まとめ:クレジットカードは安全第一で使うべき。
私はクレジットカード番号が流出したものの、クレジットカード会社の対応によって、実被害ゼロで済みましたが、悪用されて被害がでる場合もあります。
ネットショッピングはクレジットカードと併用することで、とても便利になりますが、その紙一重の裏側は恐ろしい世界になっています。
クレジットカードの有効活用は大変大切ですが、その前提として、「まずは安全に使う」という意識こそ必要なのではないでしょうか。
どうぞ皆様はクレジットカード番号の流出にはお気を付け下さいませ。
それでは、また!
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