現金派は本当にバカなのか?現金派の私が見つけた、現金派の金持ちの法則。

こんにちは、現金派のみなさん、お元気ですか?筋金入りの現金派のでございます。

 

キャッシュレス化の波が押し寄せたことにより、「俺は現金派だぜい!イエイ!」と胸を張って歩くことができなくなってしまいました。

それどころかクレジットカードの達人やITの申し子たちからは、

 

「え?現金派?バカじゃなーい?」

 

と、後ろ指さされる始末ではありませんか。

お得なポイント制度、小銭いらずの財布、スムーズな決済、どれをとっても現金はクレジットカードには勝ち目がないようにも見えます。

しかしご安心下さいませ。

イエス、マダム。

現金派であることは、バカでもカバでもありません。むしろ、お金の本質をしっかり抑えていらっしゃいますよ。

現金派はバカではありません。それどころか、現金派はお金の本質を捉えております

この記事では「現金派なだけでバカにされる!」と悩むあなたの背中を応援するために、現金派の本当のメリットについて解説させて頂きましょう。

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現金派がバカだと言われる理由。

こんなにお金を大切にしているのに、なぜバカにされるの・・・。

現金派のあなたが、悲しみと悔しさが入り混じった涙を流すのも無理もありません。

ですがクレジットカードの達人からは、どうやら次のようなことで「現金派?カバなの?」と思われているようですよ。

 

お得なポイントが使えない。

還元率1%のクレジットカードならば、100円の買い物をすると1ポイントもらえます。

しかし現金決済では、ポイントはもらえません。

そのためクレジットカードの達人からは、「現金支払いは、みすみす小銭を捨てているようなもの」と、バッサリ一刀両断されてしまうのですよ。

 

確かにそう言われたら、そうである可能性もなきにしろあらず、ですよね(精一杯の抵抗)

お店によっては、ポイント3倍!ポイント10倍!とポイント祭りが開催されております。

ただ支払いをクレジット払いにしただけで、クレジットカードのポイントは貯まるのです。

現金派を貫くことは、つまりお得なポイントと距離をとることであります。それはポイントの利益を受けるクレジットカード派からは「カバ」に見えるのかもしれませんね。

 

現金決済が手間。

現金派ってバカなの?大丈夫?

ご心配ありがとうございます。しかしそれは完全なる余計なお世話でございますよ、ふふふ。

現金派でいると、見知らぬ他人からいらん心配までされて困ってしまいます。

現金派が心配されてしまうのは、現金決済に手間どってしまうからではないでしょうか。

・レジでの支払いで小銭を探してモタモタする。

・うっかり小銭を落として、周りの人の足元を失礼する。

・自販機にお札を突っ込むも、エラーで受け付けてくれない。

ほんの10年前まではこんな風景が当たり前でしたよね。

ですが気が付けば、世の中キャッシュレス時代になっているではありませんか。一体私が知らぬ間に人類はどんな進化をしっちゃたのでしょうねぇ・・・。

 

レジで「ぴっ」、自販機で「ぴっ」、改札口でも「ぴっ」!

クレジットカード払い(電子マネー含む)は現金よりもマッハで決済できます。それ故、未だに財布の中をモゾモゾする仕草は「おお、絶滅危惧種のカバやないかい」と思われてしまうのでしょう。

 

小銭が邪魔そう。

現金派なのか、クレジットカード派なのか。10m先からの目視では見分けがつきませんが、財布を手に取ってみれば一発で分かります。

な・・・なんだこの軽くて薄い財布は・・・。

小銭がねぇ・・・。

イエス、現金派の財布の中は、いつもかわいい小銭たちがスタンバイしておりますから。

まあこれが邪魔じゃないの?と鋭く突っ込まれたら、「邪魔ですね、はい・・・」と小銭たちを庇うことができない自分が悔しいのですがね。

 

現金派の本当のメリット。

現金派がバカだと思われる理由を並べてみましたが、キャッシュレス化を生きる現金派は、本当にバカなのでしょうか。

いいえ、私はまったくそうは思いません。なぜならキャッシュレス化の時代でも現金派であることは、お金の本質を抑えているからです。

 

購買への抑止力が作用する。

現金がお金の本質を抑えている理由は、ずばり「購買への抑止力」が作用するからです。

現金で決済をする場合、

・財布を開く

・中身を確認する。

・お金を出す。

・お金が減った財布を戻す。

という一連の行動をします。

これはクレカ派の皆様のご指摘にある通り、大変時代遅れな決済方法なんですが、そんなことはどうでもいいのですよ。

なぜなら私たち現金派はこの一連の行動により、常にお金を支払う痛みを味わっているからですよ。

汗水たらして稼いだ1000円が、また一人旅立ちました。ありがとう、財布に残ったお金はしっかり守りますぞ・・・。

現金での支払いは確かに不便です。小銭はかわいいですけど、時折すごく邪魔です。

しかし財布から現金を支払い、現金が減った財布を見ることで、「支払ってしまったのか・・・」と支払いの実感を強烈に受けることができるのです。

一方で便利なクレジットカードでは、支払いの実感が足りません。アプリと連携して残高がすぐに見れますが、便利でストレスフリーな決済では、支払いの実感が得られないのですよね。

 

支払いの実感の差は、購買への抑止力となって効果が表れます。

クレジットカードを財布に忍ばせておくと、ついつい買い物をしすぎてしまうのは、この影響でしょう。

ちなみにですが、クレジットカードをメインの支払いにすると、現金のときより支出は23%も増えるそうですよ。(デビット・クルーガー「お金のシークレット」)

 

お得なポイント制度は、使った分だけ。結局はお金を使っている。

クレジットカードではお得なポイント制度があります。買った金額の1%のポイントがつくだけでも、将来的に受け取るメリットは大きい・・・ように感じますよね?

ポイント制度自体はお得なのですが、お得なポイントの裏には大切なことが1つ抜けているのです。

イエス、マダム。

大変お得なポイント制度ですが、ポイントを得るためにはお金を使わないといけないのですよ?

タダでポイントがもらえるならいいですよ。でも違うじゃないですか。1ポイントもらうには、100円使わなくちゃいけませんよね?

 

先ほど申した通り、クレジットカード払いをメインにすると支出は23%も増えます。ですがそれによって得られるポイントは、1%でございます。

・・・23%支出が増えて、1%のポイントがもらえるですと・・・?

・・・いや、お金減ってるやないかい。

これは1万円の買い物をイメージすると簡単に理解できます。

現金払い→1万円の支払いのみ

クレカ払い→1万2300円を支払い(支出23%増)、100円のポイントを受け取る。

「クレジットカードのポイントはお得♪」の裏側にあるカラクリに気が付く必要があります。

 

クレジットカードのセキュリティは完全ではない。

現金派であるメリットは、やはりセキュリティの強さにあります。

クレジットカードのセキュリティは万全でありますが、100%完璧なセキュリティではありません。

事実、いたるところでクレジットカード情報が流出した騒動が後を絶ちませんし、実際私もクレジットカードの番号が流出したことがあります。

「便利なものだから、なんでもかんでも使えばいい!」という発想は、リスク管理が少し甘いかもしれません。

クレジットカードが便利なのは間違いありませんが、セキュリティの強い現金との使い分けが必ず必要でしょう。

時代の波にも負けず現金派でいることは、つまり自分の資産をリスクから守ることにつながります。

多少支払いが便利になったとしても、リスクとはお近づきになりたくありません。

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災害へのリスク対応ができる。

現金派であるメリットは、災害へのリスク対応ができることです。

便利で平和な日本に暮らしていると、「これが毎日続くだろ?」と平和ボケしてしまいますが、そんなことはありません。

大なり小なり、日本でも災害は起きており、それがたまたま自分の住んでいる場所ではなかっただけでありますから。

災害が起きたとき、テクノロジーに支えられた便利なサービスを受けることができません。

・ネットショッピング:ネットがつながらない、物流がストップすると使えない。

・クレカ払い:停電すると使えない。

本当に困ったときに必要なものが買えないって、相当辛いですよ。

クレジットカード払いは特定の用途に限定し、普段は現金で生活するライフスタイルを徹底することで、災害へのリスクヘッジをすることができます。

 

ただし現金派と言えど、クレジットカードのメリットを受けるべき。

現金派でいることは、いわば大切なお金を守るための鉄壁のガードを固めているようなものです。キャッシュレス化の時代の波にあえて乗らないことで、人知れずお金を増やしていくことが可能です。

現金大好き、拝金主義な私でございますが、何も「クレジットカードは不要だ!」と申し上げたい訳ではありません。

現金派と言えど、クレジットカードは必要ですよ。

 

ネットショッピングが便利すぎる。

現金派でもクレジットカードを作るべき理由は、クレジットカードとネットショッピングの相性が抜群だからです。

信頼できるサイトにクレジットカード情報を登録さえしておけば、あとは欲しいものをクリックするだけで商品が自宅に届きます。最高でございます。

確かにネットショッピングは支払いの実感こそ低いものの、

・圧倒的品揃え

・リアル店舗とは比べ物にならない、低価格。

ネットショップのメリットは無視できない存在です。

現金にこだわるのは素晴らしい信念ですが、安全でお得なサービスがあるのに手を出さないのはもったいなさすぎます。

 

固定費・公共料金の支払いだけでも、クレジットカードを作るメリットはある。

またクレジットカードが最強であるのは、固定費(スマホ、ネット、新聞など)・公共料金(電気、水道、ガスなど)の支払いです。

固定費や公共料金は、支払いの実感に関係なく必要経費として支払わなくてはいけません。

クレジットカード払いだから無駄使いすることもありませんし、現金だから安全、ということもありません。

それであれば、1%以上のポイントがもらえるクレジットカード払いの方が断然お得ではありませんか?

イエス、マダム。年間20万円の固定費、公共料金をクレカ払いにするだけで、2,000ポイントが毎年もらえますぞ。うししし・・・

息を吸って吐くだけでお得になるとは、まさにこのことでございます。

 

プレゼンツ的まとめ!

それでは、まとめましょう!

現金派であることの本当のメリットは、次の4つでございます。

1・購買への抑止力が作用する。

2・お得なポイント制度は、使った分だけ。結局はお金を使っているから。

3・クレジットカードのセキュリティは完全ではない。

4・災害へのリスク対応ができる。

「まだ現金使っているの?ふふん・・・」

 

もしもお近くにそんな方がいらっしゃったら、言ってあげましょうよ。

 

「クレジットカード払いにすると、支出は23%増えるんだって。知ってた?」

 

クレジットカード払いは、とても便利です。現金よりも遥かに便利です。

ですが大切なものが1つ抜けているのですよね。それは「支払いの実感」です。

支払いの実感が少ないがために購買への抑止力が効かず、支出は増えてしまうのです。

クレジットカードは便利なものですが、使い分けが必要です。現金、クレジットカード、適切に使い分けてお得にお金を増やしていきましょう!それでは、また!

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