こんにちは。
クレジットカードで買い物すると便利すぎて、つい余計に買い物してしまいませんか?
月末の請求書を見て「こんなはずではなかった・・・」とざんげするのですが、時すでに遅しでございます。
ですので、クレジットカードを使うときは、必ず現金との使い分けが必要になります。便利だからと言って、なんでもクレジットカードを使えばいいって訳ではないのですよ。
ではお金を貯めるには、現金とクレジットカードをどう使い分ければいいのか?
その答えはずばり「クレカ払いは、固定費だけにする」にあります。
この記事では、
・ついクレジットカードで買い物をしすぎてしまう人。
・クレジットカードでお得にポイントを貯めながら、節約してお金を貯めたい人。
そんなあなたに、現金とクレジットカードを使い分けるポイントについて解説させて頂きましょう。
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「今月こそは、しっかりお金を貯めるんだ!」
そう思うのであれば、現金とクレジットカードの使い分けをしなくてはいけません。
利便性の高いクレジットカードと、不便ではあるものの節約効果の高い現金を使い分けることで、大切なお金を守ることができるからです。
現金とクレジットカードを使い分けなくてはいけない理由をご存知ですか?
イエス、それはですね、日常的にクレジットカードを使ってしまうと、支出が23%も増えてしまうからなんですよ。
・・・ははー、なるほど・・・それは・・・確かに・・・そうかもしれませぬ・・・(心当たりがありすぎる。)
これは行動経済学や脳科学の見地から研究を続けてきた、デビット・クルーガー博士の著書「お金のシークレット」によって発表されました。
クレジットカードでの支払いはスマートすぎるので、支払いの満足感が現金よりも得られません。
「買った!」「支払った!」という満足感が足りないため、現金のときより多く買い物をしてしまう訳ですね。
これは確かに思い当たるフシがいくつもありすぎて、心が痛いところであります。
・クレジットカード払いだから、ワンランク上のグレードの家電にしようかな。
・クレジットカード払いだから、今すぐ必要な訳じゃないけど、今日買っちゃおうかな。
・これぐらいの買い物なら買ってもいいよね。(だって支払いは翌月だし)
便利なクレジットカードは、自分へのいい訳のカードでしょうか。
何だかんだ理由をつけて買ってしまうのが、クレジットカードの怖いところなんですよね。(経験済み)
さらにクレジットカードのお得なポイント制度が、土俵際で踏みとどまる私たちの背中を優しく押すのですよ。
・クレジットカード支払いすると、ポイントが貯まってお得だから。
・今日はポイント3倍だから。
・○○円以上買い物をすると、優待が受けられるから。
己に厳しく節約道を精進していても、それはたった1枚のクレジットカードによって崩壊してしまいます。
それぐらい、クレジットカードの便利さは破壊力があるのです。
便利なものは本来は歓迎しなくてはいけません。
しかしクレジットカードによる「支払いの便利さ」は、私たちの財布のヒモを骨抜きにしてしまいます。財布から大切なお金がダダ洩れでございます。
クレジットカードをメインの支払いにすると、支出は23%も増える。あなたはこの事実に自覚がありましたでしょうか。
だからこそ、便利なクレジットカードとは距離を取り、現金とクレジットカードの使い分けが必要になるのです。
クレジットカードを使うことで、支払いが便利になるだけなら誰も困りません。ポイントが貯まる分、お得になったとも言えるでしょう。
ですが、実際に財布の中にクレジットカードが入っていると、そうはいかないから困るのですよ。
うーん・・・。クレジットカードなら大丈夫でしょ!
クレジットカードで支払えば、現金が減るのは翌月になります。つまり、その場でいくら高級プリンを買ったところで、痛くもかゆくもないのです。(支払いの満足感が低い。)
家計簿アプリと連動させて、クレジットカードで支払った額がすぐにチェックできるようにしても、支払いの満足感を高めることはできません。
・アプリで残高チェック→クレジットカードで支払い→アプリで残高チェック は、現金より手間がかかる。
・アプリで残高チェックしても、残100万円と表示されていたら「まだ余裕!」と勘違いしてしまう。
1つ1つは小さな支払いですが、それを積み重ねると大きな金額になります。
クレジットカードを毎日の買い物で使ってしまうと、小さな贅沢を積み重ねてしまうのですよね。
ですので、クレジットカードは毎日の買い物に使ってはいけません。財布の中に忍ばせてもダメでございますよ。
クレジットカードの支払いは、もちろん便利でお得です。ですが、それに惑わされてお金の本質を見失いがちなのです。
クレジットカードはわざわざ持ち歩かなくても、クレジットカードのメリットを最大限引き出す方法があります。
それはクレジットカードを固定費の支払い専用として使うことです。
毎月支払うことが決まっているもの、一定額を支払い続けるもの。
電気・水道・ガス・家賃・保険・通信費(ネット、スマホ)・新聞代など
クレジットカードを固定費専用にすることで、
・浪費を防げる。
・クレカ払いによるポイントが貯められる。
2つの大きなメリットが得られます。
クレジットカードのデメリットである支出が増えてしまうことは、普段持ち歩かないことで解決できます。日常の買い物は現金で節約しながら済ませます。
そしてクレジットカードのメリットであるポイント制度は、固定費の支払いによってお得に貯めることができます。
固定費は支払いの実感こそ少ないですが、実は毎月結構な金額を支払っているのですよ。
4人家族(私、、子供2人)の固定費(2017年3月)では、
・電気:8,500円
・ガス:7,500円
・スマホ(2台):5,000円
・ネット:5,800円
・新聞:2,100円
合計:28,900円
毎月28,900円も支払っているのですよ。
これをクレジットカードで支払うと、ポイント還元率1%であれば、
28,900円×1%=289ポイント
固定費をクレカ払いにするだけで、毎月289ポイントもゲットできるのです。
もちろん、日常の買い物でクレジットカードを使えば、さらにポイントは貯まります。
ですが、大切なのは「どれだけポイントが獲得できるか?」ではありませんよね?
大切なのは、「あなたの手元に現金をいくら残せたか?」でございます。つまり大切なのはポイントではなく、現金でございます。
お得なポイント制度を見ると本質を見失いがちですが、大切なのはあくまでも現金です。現金を手元にいくら残せたかでございます。
ですので、本気でお金を貯めたいなら、クレジットカードは固定費専用にするのが最も賢い選択です。(一定のルールを決めてネットショッピングも可)
クレジットカードを固定費専用にすることで、大切なお金を守りながら、お得にポイントを貯めることができます。
クレジットカードを固定費専用にすると、大切なお金をがっちり守ることができます。
クレジットカードで支払える固定費には、次のようなものがあります。クレカで払える固定費は、どんどんクレカ払いに切り替えていきましょう。
固定費で悩ましい種代表の電気代は、真っ先にクレジットカード払いにしましょう。
夏場のエアコン、冬の暖房を電気でまかなうと、月10,000円オーバーにもなります。これだけで100ポイントですよ?(還元率1%)
ガス代には、
・都市ガス
・プロパンガス
の2種類があります。
東京ガス、大阪ガスなどの大手ガス会社がクレジット払いに対応している他、中小のプロパンガス業者もクレジット払いに対応している場合もあります。
ちなみにですが私の契約している地元のプロパンガス業者はクレジットカードに対応していて大変助かっております。
水道代は市町村によってクレジットカードで支払える場合があります。
わが家では毎月6,000円も水道代がかかっているのですが、残念ながらクレジット払い不可です。まだまだ地方都市では、クレジット払いができない場合が多いようですよ。
スマホ・携帯代の通信費は、間違いなくクレジット払いがお得でございます。
ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアはもちろんのこと、格安スマホ(楽天モバイル、Yモバイルなど)もクレジット払いに対応しております。
フレッツ光、auひかり、ソフトバンク光、NUROなどネット回線料金も、クレジット払いがお得です。
ネット回線は一度契約したら、解約しない限り、ずっと同じ料金が毎月かかります。ですので節約のしようがありません。
このような模範的な固定費には、クレジット払いで対応し、お得なポイントだけ頂くのが最も賢い対応方法であります。
同様にプロバイダ料金もクレジット払いがお得です。
OCN、ソネット、BBエキサイトなどのプロバイダも、契約後はとくにやることがありません。ただ決まった金額を支払い続けるのみです。
BBエキサイトでは、月500円~と低価格ですが、それでも年間6,000円(60ポイント)にもなります。
小さな数字を積み上げていきましょう。
個人事業主であれば、国民年金保険の支払いはクレジットカードがお得です。
しかも金額も大きく、年間20万円程度にもなりますから、ポイントもかなり貯まります。
生命保険、損害保険の支払いもクレジット払いにしましょう。
現金で払おうが、クレジットで払おうが、保険料に違いはありませんので、クレカ払いがお得です。
毎朝届く新聞代もクレジットカード払いに対応している新聞店があります。
月2,000~3,000円かかる新聞代も、年間費用として計算するとバカにならない金額です。しっかりクレジット払いにして、ポイントを回収致しましょう。
それでは、まとめましょう!
大切なお金を守るための現金とクレジットカードの使い分けのポイントは、次の3つでございます。
1・日常的な買い物は現金で支払う。
2・日常的な買い物をクレジットで支払と、支出が23%増える。
3・しっかりお金を貯めたいなら、クレジットカードは固定費専用がお勧め。
クレジットカード支払いはとても便利だからこそ、便利すぎて支出が増えてしまいます。
例えお得なポイントを獲得できたとしても、支出23%増をカバーすることはできません。
クレジットカードのデメリットを抑え、メリットを最大限生かすなら、クレジットカードを固定費専用にすることがお勧めですよ。(一定のルールを決めてのネットショッピングも可)
クレジットカードで節約しながらお得にポイントを貯めていきましょう!それでは、また!
・・・はっ!ついうっかり買ってしまったぞ・・・あまりにも簡単に決済できるものだから、つい・・・。