こんにちは。
ハウスメーカーの営業、すごく断りづらくないですか?
親身に相談に乗ってくれるし、お茶もコーヒーも出してくれるし。こんなに優しい営業マンを断ったら、こちらが悪いように感じてしまいます。
ですが断るときは、しっかり断らないといけません。そのままずるずると話を聞いていると、ほかのハウスメーカーを検討する時間もなく、流されて契約してしまうかもしれませんよ。
私はとてもシャイで口下手な性格をしているものでして、営業を断るのも苦手でした。
ですが私自身が営業マンになったことで、
という営業の断り方がよくわかったのです。
そこでこの記事では、ハウスメーカーの営業を断る方法について解説させて頂きます。
・ハウスメーカーの営業を断りたいけど、いつもタイミングを逃してしまう。
・親切にしてくれた営業マンだから、できればやんわりと断りたい。
・営業がしつこくて困ってる。でもどうやって断るのか分からない。
このように感じている方は、要チェックの内容でございます。ぜひ最後まで読んで、ハウスメーカーの断り方をマスターしましょう。
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この記事の概要
なぜハウスメーカーの営業は断りづらいのか?
ハウスメーカーの営業の断り方をマスターには、「なぜハウスメーカーの営業は断りづらいのか?」を知る必要があります。
ハウスメーカーの営業が断りづらい原因が分かれば、スマートに断る手段も見えてきます。
返報性の法則を使っているから。
なぜハウスメーカーの営業は断りづらいのか?
その答えは、「返報性の法則を使っているから」、でございます。
だれかに親切にしてもらうと、「こちらも親切に対応しなくちゃ!」と思ってしまう心理、感情のこと。
例:お土産、礼儀、好意(恋愛)など
ハウスメーカーの営業は、とても親切です。分からないことは親身になって相談に乗ってくれますし、あれこれ調べて資料を作ってくれます。
さらにモデルハウスでは常にVIP待遇で、お茶・コーヒー・お菓子を頂いてしまいます。
そこまでハウスメーカーが親切にしてくれるのは、
「ハウスメーカーの人って、すごく親切だよね♪」
と思わせることで、断りづらくするためです。イエス、まさに返報性の法則を使っていますね。
「親切にしてもらったから、断るときも親切に断らなきゃ・・・」と、お客さん(あなた)に思わせることで、断りづらい雰囲気を「意図的に」作っています。
まずはこの前提を知っておきましょう。
一度断られると、再アプローチするのが難しいことを知っているから。
ではなぜ返報性の法則をゴリゴリ使ってまで、断りづらい雰囲気を作るのか?
それは「一度断られると、再アプローチするのが難しいことを知っているから」でございます。
再アプローチとは、断られて他社と契約したお客さんを再び営業することです。
営業界隈では失注したお客さん(断られたお客さん)を、再アプローチするのは常套手段です。しかし住宅業界ではほとんど行われません。
なぜなら一度他社と契約してしまうと、その後20年、30年は家を買わなくなるからです。これでは再アプローチの意味がありません。
「ハウスメーカーの営業が断りづらい・・・」と悩むのは、じつは当然なのです。
だってハウスメーカーの営業マンは、とにかく断られないように立ち振っているのですもの。それは簡単には断れませんよ。
ハウスメーカーの営業マンの正しい断り方。
ハウスメーカーの営業が断りづらいのは当然です。だってわざと断りづらい雰囲気を作ってるのですもの。いやらしいですね。
だからこそ、自衛の手段として「正しい断り方」を身につける必要があります。
この断り方は、どんな口下手な方でもできる簡単な方法ですよ。
大前提:断るのに理由はいらない。
「どうやってハウスメーカーの営業を断ろう・・・」
と悩んでしまう方。ちがうんですよ。そもそもですが、営業を断るのに、理由なんていりませんよ。
といいますか、断るのに理由が必要だとしたら、「なんとなくちがう」という抽象的な断る理由だったら断れないじゃないですか。うまく言葉にできない理由の場合、いつまでたっても断れない状況になってしまいます。
「断るときに理由も伝えないなんて、失礼じゃない?」
優しいあなたは思いませんでしたか?
おっしゃるとおり、営業マンとしては納得のできる回答がもらえずにもんもんとするでしょう。
しかし「理由を伝えないことが失礼か?」と言われたら、それは失礼ではありません。
なぜなら断る理由を教えてあげるのが、優しいだけですから。教えてあげるのが親切であって、それが当たり前ではありません。
これは住宅業界に限った話ではありませんが、営業で断られるときに理由を教えてもらえることは少ないですからね。教えてもらえるだけラッキーなのです。
それに営業マンは断り文句に対して「切り返しトーク」を準備しています。
相手のいらない理由に対して、言葉たくみに切り返してゴール(契約)に誘導すること。応酬話法。
わざわざ断る理由を伝えることは、「切り返しトークで切り返してください」、と言っているようなものでございます。
・予算が足りなくて→ではグレードを落としたプランを作ります。
・他社に決めまして→どこですか?どうしてですか?詳細プランの比較だけでもすると、いい家作りができますよ。
・間取りが気に入らなくて→では間取りプランをもう一度検討します。
ですので断る理由を伝えるということは、営業マンに営業するチャンスを与えていることと同じです。
断る理由をあれこれ悩んでしまうのは、営業マン想いでとても優しいこと。しかしその結果うまく断れず、必要ない営業を受け続けるのは、とてももったいないことです。
だから断るときに理由はいりません。
これはとくに口下手な方に知っておいて頂きたい大切なことでございます。
前提:いらないものを「いらない」というのは、失礼でもない。
「ハウスメーカーの営業、断りづらいな・・・」と感じてしまうのは、「こんなに親切にしてもらったのに、断るなんて気が引ける・・・」と思ってしまうのが原因です。
これは先ほど申し上げたとおり、それは好意の返報性を利用した「営業戦略」ですから。好意を受けたからといって、こちらが親切に断る義理はありませんよ。
ですので、いらないものは「いらない」とハッキリ伝えていいのです。これは失礼でもなく、当然の権利でございます。
それに営業マンは、断られるのが圧倒的に多い仕事です。
だから断られるのは当たり前で、むしろモデルハウスで接客した人がそのまま契約してくれたら「超ラッキー」ぐらいの感覚です。
あなた1人に断られたぐらいでその人の営業人生は終わりませんし、そのハウスメーカーが傾くことはあり得ません。(実際あるなら、むしろそのハウスメーカーはやめるべき)
断るときは、顔を合わせないこと。
ハウスメーカーの営業マンを断るとき、もっとも大切なのが、顔を合わせないことです。
なぜなら顔を合わせてしまうと、次のデメリットがあるからです。
・顔を合わせると、表情から気持ちを読み取って、切り返しトークを使う。
・顔を合わせると、感情的になりがち。
・一部の営業マンは、最後の悪あがきで暴言を吐くことがあるから。
「直接会って断ろう」というのは、返報性の法則によって「失礼な断り方をしたらダメだ」と優しさに囚われてしまっているからです。
ですが直接会って断るメリットは、ほぼありません。
それどころか営業マンが最後の悪あがきをして、他社の悪口を言ったり、「こんなに親切にしてやったのに!」と手のひらを返す営業マンもおりますよ。
ハウスメーカーの営業を断るときは、直接会わないで、電話・メールなどですますことをおすすめします。
どうせしゃべるのでしたら、こちらの都合で電話してしまった方がストレスは少ないですよ。
「他社で契約しました。」は、ウソが苦手な人にはおすすめできない。
ハウスメーカーの営業を断る鉄板トークとして、「他社で契約しました」がございます。
「他社で契約しました」はかなり強い断りトークで、これを言われても営業を続ける営業マンはほとんどいません。
しつこい営業を断りたいときは、「他社で契約しました」がおすすめです。
しかし1つ問題がありまして、「他社で契約しました」と伝えると、根掘り葉掘り聞き返される場合があるのです。
・どこと契約したの?
・いつ契約したの?
・決めた理由はなんでしたか?
営業マンが悪意をもって質問していないとしても、ウソをついている罪悪感ってありますよね。
それに営業マンの質問でボロが出てしまい、ウソがバレてしまったら、なんとも気まずいです。
そ、それは・・・○○ハウス・・・え?そんなハウスメーカーは実在しないですと・・・?(滝のような脇汗)
ウソをつくのが苦手な人には、ちょっとおすすめできません。
最強の断り文句:「分かりました。では、なにかあれば、こちらから連絡します。」
ウソをつくのが苦手な方におすすめな断りフレーズは、
「分かりました。では、なにかあれば、こちらから連絡します。」
でございます。
先ほどの営業の断り方のセオリーを踏まえた、断る理由も明確にしないで、静かに消えるように断る方法ですね。
この言葉を言われた営業マンは、「間取りはどうですか?」「なにかご不明な点は・・・?」などと切り返しトークをします。ですが、切り返しトークには一切答えなくて結構です。ただ笑顔で、
「すみません、なにかあれば、こちらから連絡しますので・・・。」
と、繰り返してください。これでよほどの営業マンでなければ、断られていることを察知して身を引きます。
むしろ「こちらから連絡します」と言っているのにしつこく営業するなら、それは本社クレームものでございます。
「他社で決まったので・・・」と言ったときに切り返される営業マンのトークに対応できる自信がないなら、「なにかあれば、こちらから連絡しますので・・・」とやんわりと答え続けるのがおすすめです。
まとめ:ハウスメーカーの営業を断るのは失礼ではない!
ハウスメーカーの営業を断るのを失礼だと思い、断り方に悩んでしまう方は多いです。
家作りのために相談に乗ってくれて、資料を作ってくれる。こんなに親切にしてくれた方をむげに断るのも気が引けますよね。
ですがハウスメーカーの営業を断るのは、失礼なことではありませんよ。
おすすめの断り方は、
「分かりました。では、なにかあれば、こちらから連絡させて頂きます。」
でございます。
「他社で契約しましたのでー」とウソをつくこともないので、営業マンの質問にたじろぐこともありません。
せっかく楽しい家作りですから、気持ちよく営業を受けて、気持ちよく営業を断りたいですからね。お互いに。
素敵な家作りを。それでは、また!
7割の方が10社以上のカタログを請求しています。
家作りは情報収集が肝心です。
約7割の方が10社以上のハウスメーカーのカタログを請求し、比較・検討しています。(SUUMO調べ)
マイホーム購入は人生でもっとも大きな買い物ですので、納得するまでハウスメーカーを選びたいところ。
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