こんにちは。
「営業、もう辞めようかな・・・。」
営業の仕事はやりたくない仕事に、常に上位ランクインするほどキツイ仕事です。
私も入社後半年はまったく売れず、上司から厳しく叱咤されていたので、毎日辞めたいと思っておりました。
ですが営業を辞めたい理由をひも解いてみると、実は営業と関係のない、待遇面での理由だったりします。
「営業が辞めたいのか?それとも今の会社を辞めたいのか?」
一度整理して考えることが大切でございます。
この記事では、営業を辞めたい待遇面での理由について深く解説させて頂きます。
・営業を続けるのがツライ方。
・ノルマで追い詰める上司の対応が、パワハラだと感じる方。
・転職して、別の会社で営業を続けようと思っている方。
このように感じる方はぜひ最後までお読み頂ければと思います。
営業の仕事を離れる前に、「本当は何がイヤだったのか?」を整理するヒントになれば幸いです。
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営業を辞めたくなる理由は、実は待遇面での問題が多いです。
営業という仕事そのものより、営業マンをヒトとして扱わない会社の待遇に問題がありませんか?
営業辞めたい。
その最もメジャーな理由は、ノルマがきついではないでしょうか。
「営業=ノルマ」とのイメージ通り、営業はノルマ(多くは売上ノルマ)に追われます。
会社によってノルマの設定に差があり、
・ノルマ必達の会社
・ノルマ達成が目標の会社
・ノルマなしの会社
など分かれます。
必要以上にノルマが厳しいと、たとえ売る仕事(営業)が楽しくても、営業を辞めたくなってしまいます。
ノルマと相まって、上司のパワハラが目立つ会社が多いのも営業職の特徴です。
ノルマを達成できないとき、
と、罵倒されるのです。
これはノルマを達成させるための特効薬のつもりなのでしょうか、完全にパワハラでございますよ。
本来の営業の仕事うんぬんではなく、ノルマを達成できないことによる上司のパワハラは営業職を辞めたくなる理由の常連です。
「営業、辞めようかな・・・・」と思ってしまうのは、営業の拘束時間の長さが理由ではありませんか?
営業職は、仕事とオフの区別があいまいです。
そのためサービス残業として早朝~深夜まで労働することになりがちです。
また営業職は、顧客のスケジュールに合わせて仕事(営業)をする特徴もあります。
担当顧客をたくさん抱えていると、それだけ顧客に振り回されることになります。
このようにして、朝7時~夜8時までの勤務が出来上がるのです。
その間ずっと仕事をし続けている訳ではありませんが、長時間による拘束は身も心も消耗させます。
長時間拘束により営業辞めたい、と思うのは人間として当然のことかもしれません。
営業は人と人とのお付き合いの仕事です。
そのため夜のお付き合いも多いのですよね。
業界によっては連日の接待に加え、土日まで接待ゴルフで潰れることもあります。
うぅ・・・今日は息子の誕生日なのに、断れない接待が・・・もう辞めたい。
「この接待、どこまで仕事に関係あるの?」
そうあなたが思うのは、ごく当たり前のことでしょう。
営業とは本来関係のないところで消耗してしまうのは、実にもったいないことでありますよね。
接待や手土産で自分の持ち出し分(自腹)が増えるに従って、営業のやる気は削がれていくものです。
お金が欲しくて仕事をしているのに、なぜに自分のお金を使わなくてはいけないのでしょうか。
会社からしたら「それぐらいの金」なのかもしれませんが、むしろそれぐらいの金と言うなら会社で出して下さいよ。
これも本来、営業の仕事内容とは別の理由でありますよね。
営業でお客さんにおすすめする、提案する商品に自信が持てないのも辛いものです。
なぜなら自社商品に自信が持てないと、お客さんをだましている感覚になるからですよ。
本当は売上10%上がることもなく、クレームの嵐だったりします。
これでは完全に詐欺師ではありませんか。
会社の看板が傷つくのはもちろん、こちらは顔に泥が塗られていきます。
きちんと営業をして結果が出ているのに、「営業、辞めたい」と思ってしまうのは、営業している商品に自信が持てないからではないですか?
さらに会社の営業方針に疑問があると、ますます営業への熱が冷えてしまいます。
・ゴリゴリの押し売り営業。
・不都合なことを隠す営業方針。
・情報弱者、社会的弱者を狙った営業戦略。
・マーケティングをしないで、新規飛び込み営業に頼った人海戦術。
会社の中には、良心に反する営業方針を掲げる会社もあります。
お金のために働いている営業マンだって、お金さえもらえればいい訳ではありませんよね。
商品を売ったことで、感謝されたいはずです。
押し売りばかりで、必要としない人に商品を売ることが続くと精神は消耗します。
こんな状態が続くと、営業成績がよくても「営業、辞めたい」と思ってしまいます。
しかしその反対として、お客さんから感謝されるものの、給料が安い、つまり割に合わない場合もあります。
やりがいのある仕事、楽しい仕事、働きやすい環境でも、給料が安いとモチベーションを保つのが困難です。
転職するしかありません・・。
将来の不安はゼロにはできませんが、家族が笑って暮らせる毎日が維持できなければ、転職を考えざるえません。
営業職も何年も同じ商品を販売していると、さすがに飽きます。
また同じ商品をずっと販売していると、身につくスキルも限定されてしまいます。
営業職の場合、「売れている限り、続投する(担当が変わらない)」という暗黙のルールがあったりします。
それはそれで安定するのですが、新しいスキルを身につけることはできません。
今後のキャリアを考えたとき、漠然とした不安から「営業、辞めようかな・・・」と思う原因になってしまいます。
このように「営業、辞めたい」理由をひも解いてみると、意外にも営業そのものよりも、待遇面での不満が多いことに気が付くはずです。
ですので、「営業、辞めたい」と思って、そのまま営業職を離れることは少しもったいないのですよね。
なぜなら営業の種類を変えるだけで、待遇を改善できるからです。
「ノルマ=厳しい」と認識されておりますが、そんなことはありませんよ。
ノルマの達成状況への対応は、会社によって千差万別です。
・ノルマ必達、売れるまで帰ってくるな、売れないやつはミジンコだ。
・ノルマは目標値。頑張って達成した人には報奨金。
・ノルマはみんなで達成するもの。みんなで頑張ってボーナスアップを目指そう。
・ノルマなし。ルートセールスのみ。
もしも営業を辞めたい理由が「ノルマが厳しい、パワハラがある」であれば、ノルマに対して寛容な会社に転職してみてはいかがでしょうか。
戦うフィールドを変えるだけで、結果を残せることもありますよ。
営業と言っても、
・法人営業なのか
・個人営業なのか
によって、営業スタイルは大きく変わります。
業界によって差はありますが、一般的に個人営業の方がキツイと言われております。
法人営業は会社同士の付き合いなので、訪問して水を浴びせられることも、「帰れ!ミジンコ!」と罵倒されることもありません。(ただし私は法人営業で土下座寸前まで追い込まれたことがあります)
もしも今の営業が個人営業なら、法人営業にチャレンジするのもいい選択でしょう。
個人営業で学んだことを法人営業でも応用することができますからね。
営業職はどの会社に就職するか?と同じくらい、「なんの商品を売るか?」はとても大切です。
・誰もが知っているブランド品(安くて、品質も知名度も高い。)
・いかがわしい健康食品(高くて、効果が不透明。)
考えるまでもなく、誰もが知っているブランド品の方が簡単に売れます。
簡単に売れることは、それだけ毎日の仕事にストレスがないことでありますから。
営業職を探すとき、会社や待遇で選ぶのも1つですが、これから扱う商品が「売りやすいか?」もしっかり検討するべきでしょう。
営業が辞めたくなる原因は、営業の仕事そのものよりも営業マンを取り巻く待遇が問題であります。
ですので、待遇のいい会社を探すことが本当に大切なのですよね。
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ですので、求人票に書かれていない待遇面を単刀直入に質問できるのです。
・離職率は?
・ノルマは厳しい?パワハラはあるのか?
・実際の拘束時間はどれくらいか?
・どんな営業方針(スタイル)か?
・接待は多いのか?
営業の仕事は、求人票に書かれていないことこそ重要です。
「どんな営業をするのか?」によって、働きやすさが大きく変わりますからね。
登録するだけの転職サイトでは、面接をするまで実態が分かりません。
しかしリクナビ エージェントでは、あなたの代わりにキャリアアドバイザーが企業に質問してくれるので、面接の前に企業の実態を知ることができます。
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働きながら待遇のいい会社を探すのは大変です。
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それでは、まとめましょう。
営業を辞めたくなる待遇面での理由は次の9つでございます。
1・ノルマがキツイ。
2・上司のパワハラ。
3・拘束時間が長い。
4・夜の付き合いが多い。土日が接待で潰れる。
5・自腹が多い。
6・販売している商品に自信が持てない。
7・会社の営業方針に疑問がある。
8・給料が安い、割に合わない。
9・スキルアップしたい。
辛い職業の代表のように語られる営業ですが、その理由をよく考えてみると、仕事内容よりも待遇面での不満が多いです。
「営業、辞めたい」と思っても、営業そのものを辞めるのは少しもったいないかもしれないですね。
あなたのことをもっと大切にしてくれる会社はありますよ。
待遇のいい会社とのご縁があることを願っております。
ん?これは営業とは関係なく、会社の問題ではないでしょうか?