こんにちは。
新築住宅を少しでもお得に買いたいなら、ハウスメーカーの決算時期がおすすめです。
ハウスメーカーの決算時期(おおくは3月)では、営業マンが来期の売上確保に奔走しているので、値引き交渉が成功しやすいのです。
また新築の注文住宅をお得に買うキャンペーンとして、
・住宅資金○○○万円プレゼント!
・オプション、アップグレード無料!
・モデルハウス、○○○万円で譲ります!
などのお得なキャンペーンも見逃せません。
注文住宅は大きな買い物なので、ちょっとでもお得に買える裏技でも積極的に利用したいところ。
しかしお得なキャンペーンの裏には、怖い真実が隠れてます。
この記事では新築の注文住宅をお得に買うための、
・新築住宅が値引きされやすい時期。
・お得なキャンペーンの種類。
・値引き、キャンペーンを受けるときの注意。
について解説させて頂きます。
お得なキャンペーンのエサに見事に釣られないよう、ご注意くださいませ。
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この記事の概要
新築住宅が値引きされやすい時期は?
新築住宅が値引きされやすい時期は2つです。
・ハウスメーカーの決算時期、半期末。
・月末。
とくにハウスメーカーの決算時期は、多くの営業マンが契約獲得に奔走している時期。彼らが欲しがる契約を逆手に利用することで、大幅値引きが期待できます。
ハウスメーカーの決算・半期末(3月・9月)
新築住宅が値引きされやすい時期は、ハウスメーカーの決算・半期末(3月・9月)です。
この時期は営業マンが来年の売上・工事のスケジュールを確保したいために、契約獲得に奔走します。
そのため、
「3月までに契約して頂けるのなら、○○万円値引きします!」
「この値引き額は、決算前の今でしかできません!」
「3月以降、この価格は無理です!」
と、かなり強気の値引を提示しながら契約を迫ります。
決算・半期末の時期では、周到に値引き交渉しなければ引き出せない値引き額があっさりと提示されることも。暑苦しく契約を迫る営業マンはウザイ極みですが、それでも決算時期の大幅な値引きは魅力的ですよね。
どの業界も来年度の売上は、早い段階で確保したいところ。
「決算なので、値引きします!」という理屈には、「長期的な売上・仕事(工事)のスケジュールを早く決めてしまいたい」という企業の切実な思いが込められています。
月末。
大幅値引きが期待できるのは、ハウスメーカーの決算・半期末。この時期なら会社をあげての値引が期待できます。
しかしこの時期だけでなく、毎月の月末でも値引きが期待できます。
なぜなら営業マンにとっては、毎月が勝負だからでございます。月内のノルマが未達では、安心して来月が迎えられないからです。
営業マンには毎月のノルマがあります。ノルマが達成できれば給料が増えますが、未達では厳しい叱咤が待っております。
そのため営業マンは毎月が勝負。来月を安心して迎えられるように、
「月内に契約してくれたら、○○万円値引きます!!!」
と契約を迫るのです。
月末が近づくにすれ熱を帯びる営業マン。しかし逆手に取れば、それだけ新築住宅がお得に買いやすくなる時期でもあります。
お得を狙え!注文住宅のお得なキャンペーン
決算・月末での値引き以外にも、新築の注文住宅ではお得なキャンペーンが開催されます。
さすがウン千万の大きな買い物だけあって、キャンペーンの金額もケタ違い。利用できるキャンペーンを活用して、お得にマイホームを手に入れましょう!
住宅資金○○○万円プレゼント!
「住宅資金 1,000万円プレゼント!」
「住宅資金、500万円プレゼント!」
おいおい、マジかよ・・・!?と耳を疑ってしまう、インパクトのあるキャンペーン。ですが、これはウソではなく本当に実在するキャンペーンなのです。
直近で開催された住宅資金プレゼントキャンペーンは、
・ヤマダホーム 1,000万円プレゼント(2019年5月17日終了)
・ミサワホーム 1,000万円プレゼント(~2019年5月19日まで)
・アイフルホーム 1,000万円プレゼント(~2018年5月31日まで)
などがありました。
また「総額5,000万円プレゼント!」という内容で、100万円ほどの住宅資金がプレゼント(値引き)されました。
とてもお得でインパクト抜群のキャンペーンですが、当選数(全国で1名)が少なく、かなり倍率が高いのが難点でございます。
各ハウスメーカーとも、定期的にキャンペーンを開催しています。当選する確率はゼロではありませんし、運試しで応募するのもアリでございます。
オプションプレゼント・アップグレード無料!
新築住宅では、オプションプレゼント・アップグレード無料のキャンペーンがよく開催されています。
あまりにもよく見かけるキャンペーンなので、「これってキャンペーンではなく、標準プランの1つなのでは・・・?」とゲスな疑いをしてしまうほど。
ですがハウスメーカーは、
「本来は別料金のオプションを無償でつける」
「しかも期間限定で!!」
と、あくまでも主張しています。
プレゼントされるオプション・アップグレードできるオプションは、次のようなものがあります。
【プレゼントされるオプション】
・全室エアコン
・全室カーテン
・全室照明
・作り棚
・フロアコーティングなど
【アップグレードされるオプション】
・システムキッチン
・24時間換気システム
・ユニットバス
・建具など
ウン千万の買い物の割にはパンチのないキャンペーンではありますが、頂けるものなら「イエス、喜んで!」の1つ返事でもらっておくべきでしょう。
モデルハウス、○○万円で譲ります!
「モデルハウス、980万円で譲ります!」
あなたはこのキャンペーン、見たことありませんか?
豪華なモデルハウスが格安で手に入る、とてもお得なキャンペーンです。
ちなみに「モデルハウス譲りますキャンペーン」で有名なのは、セキスイハイムでございます。
セキスイハイムの家の構造は、鉄骨プレハブです。鉄骨でプレハブ住宅を組み上げて作っているので、解体・再組立てが簡単にできます。(簡単とはいっても大変ですが)
ですので役目の終わったモデルハウスを解体し、格安で譲る(販売)できるのです。
また実際に使っていたモデルハウスを、建売住宅のように販売するキャンペーンもあります。
街中に作られた小型のモデルハウスは、最終的に売られる前提で作られています。
中古住宅のような使用感こそありますが、豪華なモデルハウスが格安で手に入るのは大きな魅力です。
新築住宅のお得な買い時はいつ?
ハウスメーカーが主導する値引き・キャンペーン以外にも、新築住宅をお得に買える時期がございます。
お得な買い時は、いつまで続くか分かりません。「あのとき買っておけばよかった・・・!」と後悔しないよう、買い時だけはチェックしておきましょう。
住宅ローンの低金利が続く今は、引き続き「買い時」。
住宅ローンの金利が現在も低金利をマークしています。
「今が最低水準です!」と言われはじめてから、かれこれ5年以上がすぎました。
これから金利は上がるのか?それとも低金利が続くのか?
こればっかりは誰にも分かりません。むしろ分かった風な解説をするのは逆に怪しさ満点です。
ただ1つだけ言えるのは、低金利である今が住宅の買い時だ、ということ。
ですので、大切なのは「今」でございます。「今」は間違いなく、買い時でございますよ。
消費税の増税の前後の値引・キャンペーン。
2019年10月に消費税の増税が控えている今、新築住宅の買い時であるといえます。
消費税が8%から10%に上がること、建築費が2,000万円であれば
消費税8%:160万円
消費税10%:200万円
と、40万円もの差額になります。誰だって好きで40万円も多く税金を払いたくないですよね。
ですので消費税が増税される前に家を買ってしまうのも、1つの買い時です。
しかしながら増税前の駆け込み需要を緩和するために、すまい給付金の増額も決まっています。
消費税8%のとき:最大30万円の支給。
消費税が10%のとき:最大50万円の支給。
最大で20万円も多くの現金がもらえるのです。
そのため今回の消費税の増税による駆け込み需要は、「そこまでではない」との見方が強くあります。
消費税で得しても、トータルで損しては意味がありません。
消費税の増税前も1つの買い時。
ですが消費税の増税後も1つの買い時でございます。
新築住宅のキャンペーン・特典チャンスでの注意
ハウスメーカーが開催するお得なキャンペーン。すごく魅力的ではありますが、ご注意くださいませ。
「タダほど怖いものはない」
とはまさにその通りで、キャンペーンのエサに釣られて不本意な契約をしてしまうケースがあるのです。
キャンペーンにはゴリゴリの営業がつきもの。
魅力的なキャンペーンの背後には、必ずゴリゴリの営業がございます。
キャンペーンを開催する目的は、多くの人を集めて1件でも多くの契約を取ること。そのため、
・キャンペーンに応募したら、しつこく営業された。
・キャンペーンに外れても、しつこく営業された。
など、ゴリゴリの営業を受けることが多々あります。
キャンペーンを受けているので、強引な営業も無理に断ることもできず。その結果、不本意ながら契約してしまった、というケースが多いのですよね。
キャンペーンに応募することは、つまり「私は家が買える人ですよ」「条件さえよければ、買いますよ」と宣言しているようなもの。
このような見込み客が多く集まっているに、営業マンがみすみす見逃すワケがありません。
決算大セールはそもそも安くない。セール価格がずっと続く。
2~3月になると「決算大セール」が開催されます。
ハウスメーカーは「今世紀最大の大幅値引き!」などとうたってますが、しかしご注意くださいませ。
なぜなら決算大セールは、そもそも安くない可能性があるからです。
むしろ相見積りして値引きした方が安いことさえあります。
言葉のインパクトだけでなく、セールの内容・条件まできっちり確認することが大切です。
よくある決算大セールの罠として、
・詳細が決まってない段階の値引のため、打合せを重ねると費用があがる。
・このお値段は今だけです → その値段がずっと続く。
・そもそもが割高な見積りである。
などがございます。
甘いエサには罠がある、と自分をいさめながら、営業マンのセールストークは話半分に聞くのがちょうどいいでしょう。
決算の値引は引き渡しの時期に注意。
決算の時期は大幅な値引きが期待できます。
しかしその一方で、ハウスメーカーから引き渡しの時期を指定されることがあります。
建物が完成し、住宅ローンで支払いを終えること。マイホームが自分のものになること。
大幅な値引きをする代わりに、ハウスメーカーの指定する着工・引き渡しを条件として求めます。
ハウスメーカー側としては、
・工事の仕事を分散させることで、下請けへの負担を減らす。
・引き渡し(ハウスメーカーにとって、売上になる日)を分散させることで、売上を平準化させる。
工事・売上を分散させるのが狙いです。だから交換条件として、大幅値引きを提示するのです。
しかし引き渡しを指定されることで、あなたのライフスタイルに合わなくなる可能性があります。
・子供の入学時期に間に合わず、途中で転校することに。
・夏休み中に引き渡しできず、引越しが忙しくなる。
・賃貸に住む期間が長くなり、家賃が多くかかる。
決算での値引きを期待するあまり、自分のライフスタイルを犠牲にするのは本末転倒です。
優先すべきは自分にとってぴったりの家作りであり、値引きではありません。
まとめ:お得なキャンペーンには甘い罠が!?
新築住宅には「買い時」と言われる時期があります。
決算時期や月末は値引きしやすい時期であり、通常よりもお得に家が買える可能性が高いです。
またハウスメーカーが主導するキャンペーンとして、
・住宅資金○○万円プレゼント!
・オプション、アップグレード無料!
・モデルハウス、○○万円で譲ります!
などのキャンペーンが開催されます。
お得なキャンペーンほど倍率は高くなるので、「当たればラッキー」ぐらいの心構えで応募してみるのもアリでございます。
ただしお得なキャンペーンにはゴリゴリの営業がつきものなので、不本意なプランで契約しないようご注意くださいませ。
値引・キャンペーンより優先すべきは、あなたが納得できる家作りでございます。
契約は慎重に。ぜひじっくり検討しましょう。
素敵な家作りを。それでは、また!
注文住宅のカタログを手に取りながら、ハウスメーカーを比較してみませんか?
LIFULL HOME’S注文住宅なら、自宅でゆっくりハウスメーカーを検索・資料請求まで行うことがきます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。
▽ハウスメーカーの比較はこちらもチェック!
▽注文住宅の値引のコツはこちら!
お得なキャンペーンに釣られて、不本意な契約をして後悔した・・・というケースもございます。
「タダほど怖いものはない」、ですよ。