こんにちは。
新築で買った家の床がミシミシと音が鳴る。
今にも壊れそうな音を立ててキシミ音を立てたら、とても不安になりませんか?
私は小心者なものですから、ちょっと床がきしんだだけで、床なりの原因が頭の中をぐるぐると駆け巡り、夜も眠れません。
ですが、実は最近、購入した建売住宅(築3年目)の床がきんで不安だったのです。
しかし不安に思っていても、何も解決されません。
そこで私は、意を決して床下に潜り、床なりの原因解明に乗り出したのでございます。
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この記事の概要
床が鳴る原因とは?
一口に床が鳴る、きしむと言っても、その原因は様々です。
だから、ちょっと床がきしんだからと言って、
柱一本外れたのですか!?それとも、家が傾いたのですか!?ま、まさか、欠陥住宅だったのでございますかー!?
と、騒ぎ立てるのは早計なのであります。
まずは落ち着いて、床がなる原因・仕組みをしっておきましょう。
木が乾燥して、伸縮したから。
床がきしむ原因は、もしかしたら床材が乾燥して、伸縮したからかもしれません。
住宅は生き物に例えられるように、住宅に使われる木材は、息を吸うように呼吸をしています。
乾燥すれば収縮しますし、湿気を含めば膨張もします。
施行後に起きる、木材の伸縮によりフローリングがきつくなったり、逆に隙間が生まれたりして、床が鳴るのも原因の1つです。
施行不良の場合もある。
床鳴りの原因は、そもそも施行不良だった可能性もあります。
手抜き仕事で、木材と木材の隙間がきっちり埋められていなければ、木材同士が擦れあって音が鳴りますし、床の水平が取れてなかったり、たわみがあっても床は鳴るのです。
・・・確かに私の買った建売住宅は、ものすごーく、ものすごーーーく安かったでございますぞ・・・
床鳴りの原因が、もしも施行不良ならば、すぐにハウスメーカー・工務店に連絡しましょう。
白アリの可能性だってある。
考えるのも恐ろしいですが、床が鳴る原因は、白アリの可能性だってあります。
白アリによって木材が食べられてしまい、床がたるんだり、木材同士に隙間が生まれて、床がきしむパターンです。
特に白アリは湿気が大好きです。
水回りの木材は傷みやすいし、湿気の多い梅雨の時期に被害にあっているかもしれません。
私の建売住宅は、あまりにも安かったせいか、白アリを防ぐ「防蟻薬剤」は使われておりません。
白アリがいる近くには、「蟻道」が形成されます。もしも蟻道を見つけてしまったら、すぐに業者に連絡しましょう!
床下に潜ろう!
床が鳴る原因は様々です。
ですが床鳴りの原因を特定するためには、現在の床下の状況を確認する必要があります。つまり、床下に潜る必要があると。
「床下に潜るなんて私にはムリ・・・」
と素敵なマダムがおっしゃる気持ちはよく分かりますが、大丈夫でございます。
頼もしい旦那様がいらっしゃるではありませんか。
床下に潜るときは、次のポイントを抑えて潜ってみましょう。
必要なもの・注意など
床下に潜るときは、次のものを準備するのがお勧めでございます。
・ライト
・カメラ
・汚れてもいい服
・汚れてもいい靴下
・マスク
また、床下に潜るときは、床下が「ベタ基礎」もしくは「布基礎」なのかで、床下に潜るハードルは大きく変わります。
地面がコンクリートで覆われている基礎が、「ベタ基礎」。地面が剥き出しの土の基礎が、「布基礎」。
最近の住宅は、「ベタ基礎」が多い。
コンクリートで覆われているベタ基礎は、床下に潜っても土に触れることはありません。
ですが、布基礎の場合は直接土に触れるため、周到な準備と並々ならぬ覚悟が必要でございますよ。
今回は、ベタ基礎の床下に潜入調査することになります。
また床下に潜るときに注意して頂きたいことが、1つございます。
それは、「絶対に一人で潜らないこと」です。
床下は暗くて狭いです。だからもし万が一のことが起きたとき、一人だったら命に関わることに発展する可能性もあります。
私は、必ずに床下に潜る雄姿を見届けてもらいながら、床下に潜るようにしておりますよ。
そして私のことを忘れないでね・・・(涙)では・・・参る!!
床下に潜る時は、一人で潜らない!安全面に注意しましょう。
床下へは、キッチンにある「床下収納」から入れます。
さて、床下には「床下収納」から入ることができます。
こちらが我が家の床下収納でございます。
フタを閉めておけば、一見ただのフローリングでございます。まさかこの下に収納があるなんて、だれ一人思わないでしょう。
ですがこちらのフタを外しますと・・・そこにはが備蓄している食料が入っているのであります!!(どどん)
キーキーするをなだめながら、備蓄している食料をどかして、白いケースを取り出しましょう。
すると、どうでしょう。床下への秘密の通路が表れたではありませんか。
これは完全に忍者屋敷でございますね。
ですが、多くの一般的な住宅では、このような作りになっておりますよ。
床を床下から見て点検しよう!
床下への入り口を発見したら、さっそく床下に潜りましょう。
床下はライトをつけないと、真っ暗でございます。真っ暗な床下を照らすには、LEDの照明が必須です。
間違っても、節約根性を丸出しして、スマホのライトで代用しよう・・・なんて思わないことですよ。
あ・・・消えた・・・ポチっとな・・・あ、また消えた・・・(イライライラ)
スマホを持つ手がふいに画面に触れてしまい、ライトが消えてしまうこともしばしば。これでは実に不便でございます。
LEDライトは充電池式が便利でお勧めでございます。
価格もお手頃なので、お持ちでない方はこの機会に準備しておきましょう。
また床下に潜りましたら、ほふく前進で進みますぞ。
・・・え?ほふく前進を知らないとおっしゃるのですか?ま、まさか!?
引用:http://switch-box.net/wallpaper-soldier-photo.html
これこれ。これでございます。この表情のように、全身の筋肉をフルで使うほふく前進は、かなりきついですよ。
床鳴りする床を、床下から点検してみる!
ほふく前進で目的の床下まで到着したら、床鳴りする床を下から点検してみましょう。
床下に寝そべって、上を見上げてみると・・・
どうでしょうか、床の構造が丸わかりではありませんか。角度を変えてみると、
こんな感じでございます。実に美しい床下でありますね。
素人的に見ても、特に異常があるようには見えません。取りあえず、一安心であります。
ですが念の為に、基礎と木材のつなぎ目のよくチェックしておきましょうか。
基礎(土台)の上に、パッキンをかませた上に木材がキレイに乗っております。
どうやら、雑な工事で木材がずれて、床が鳴っている訳ではなさそうですね、ふう・・・よかった・・・。
潜ったついでに基礎もチェック!
せっかく床下に潜ったので、床鳴り以外にも気になるところをチェックしておきましょう。
こちらは購入前にも気になっていたジャンカ(接合不良)です。
購入してから2年半が経過しましたが、購入前と何も変わりはない姿に一安心です。
これは基礎を作る時に使う、「水抜き穴」。購入前はここが穴開いたままだったから、入居する前に樹脂で埋めてもらいました。
基礎に穴が開いていると、そこから水が浸入しそうですが、現場には水が浸入した形跡はありませんでした。
自分の目で見ることに、意味がある。
「専門家でもないのに、床下に潜る意味ってあるの?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、素人であろうとも、床下に潜ることには大きな意味があります。
それは、自分の家の床下を、自分の目で見るという意味でございます。
だって、これは他でもないあなたの家ではありませんか。
あなたの家を心の底から愛し、大切にしているのは、他でもないあなたですよね。
そんなあなたが、自分の家の床下を自分の目で見ないでどうするのでしょうか。一体全体、誰があなたの家を守ってくれるのでしょうか。
情報だけなら、ネットで検索すればあらゆる情報が手に入る時代です。
ですがその一方で、多すぎる情報は逆に自分を不安にさせてしまいます。
また業者に依頼して確認してもらっても、業者の言っている話が「それって本当なの?」と不安が拭えず、決断できません。
ですので、自分で床下に潜り、自分の目で見ておく必要があるのです。
自分の目で見たものは、絶対にウソをつきません。よくも悪くも、自分の目で見たものが全てであります。「百聞は一見に如かず」とは、まさにこのことでしょう。
業者が大丈夫と言っても、自分の目で見て、
っていう場合もありますし、逆に業者が「ダメですね」と言っても、
っていう場合だってありますから。
専門家の先生がおっしゃることは正しいのかもしれませんが、誰よりもこの家を愛しているのは、他の誰でもなくあなたですから。
また何かあったときに、責任を取る、対策を打つのも、あなたです。業者さんに丸投げなどできませんよね。
自分の大切な家族の住む家でございます。専門家の先生に見てもらうのも、もちろん大切です。
ですがそれ以前に、きちんと自分の家なら、自分の目でしっかりと見ておきましょう。その方が安心感が違いますよ。
床なりが気になったら、床下に潜ってみよう!
それでは、まとめよう!
床鳴りの原因と、床下に潜って点検するポイントは次の通りです。
1・床鳴りの原因は、乾燥伸縮・施行不良・白アリ被害など。
2・床鳴りの不安を解消するには、床下に潜って、現状を確認するのがおすすめ。
3・自分の目で見た情報はウソをつかない。
4・床下を点検して、異常だと感じたら、すぐにハウスメーカー・工務店に連絡しよう。
せっかく買った新築の家が床鳴りしたら、ものすごく不安です。「もしや欠陥住宅か?」と疑いたくもなります。
でもそんなときは、自分で床下に潜ってみて、自分の目で実際に見てみると、すごく安心しますよ。
床下に潜ることは、そこまでハードル高くありません。LEDライトを片手に、ほふく前進していきましょう!
それでは、また!
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・・・不安で仕方ありません。