こんにちは。
公園で遊んでいると、どうしても気になってしまうのが、他の子供の動きではありませんか?
自分の子供が遊具で遊んでいるときに、後ろから「ドン」と突き飛ばされたり、使っていたおもちゃを取り上げられたりしたら・・・
と、ブチ切れたくなります。
ですが子供同士の遊びは、どこからどこまでが遊びなのか、どこからがケンカなのか、その線引きが大変難しいのですよね。
ですので、他の子供が危ない行動をしていても、つい怒りそびれて、イライラだけが募ってしまう・・・となりがちです。
また他の子供を叱ったときに、その子の親と揉めそうで怖いですよね。後で何を言われるか、分かりませんし。
ですが、批判を覚悟でいわせて頂きますが、私はしょっちゅう他の子供を叱ります。
・・・なぜって?それは「危ない」と思ったことは、我慢せずに口に出すと決めたからです。
そこでこの記事では、他の子供を叱るときの基準と注意について、解説して参りましょう。
スポンサーリンク
この記事の概要
他の子供を叱った後、親と揉めそうで怖い。
公園で遊んでいると、他の子供を叱りたい瞬間は否応なくやってくるものです。
ですが、正直に申し上げますが、他の子供を叱る場面に出くわしても、私は他の子供は叱りたくありません。
なぜなら、その子の親と揉めるのが嫌だからです。
ですので、最愛の息子が公園で、元気溢れる他の子供に突き飛ばされたり、順番待ちを割り込まれても、見て見ぬふりしてやり過ごしたいのが本心です。
だって怖いじゃないですか。その子の親、めっちゃ怖かったらイヤですよ。
す、すいやせんした!とにかく、すいやせんした!!ささっ、帰ろう!!
と、泣いて謝って退散したくなります。
子供は親の対応をよく見ている。
しかし思うのですが、子供って親の対応をよく見ているのですよね。
子供が他の子供から嫌なことをされたとき、親がどんな対応をしてくれるのか。しっかり見ているのですよ。
そう思うきっかけは、が公園で他の子供に突き飛ばされたときです。
私は意を決して、突き飛ばした子を叱りました。「危ないからやめろ」と。
そのときは、パパに守ってもらったのがよほど嬉しかったのでしょうか。とても目をキラキラさせながら、尊敬のまなざしを向けておりました。
のまなざしに調子に乗った私はついでに、
と、言っておきました。その時のが目をキラキラさせながら、「分かった!」と言ったのには感動致しましたね。ぐすん。
できることなら、揉め事なんてまっぴらです。私はもの静かに平和に暮したいのです。
ですが、子供は親の対応をよく見ております。
自分の子供に対して、「他の子供を突き飛ばしたらダメ」と教えているのに、他の子供に突き飛ばされても何も言い返せないの?
まずは親が手本となり、子供にあるべき姿を示すべきでしょう。
・・・え?親と揉めそうで怖いですと?
ほかの子供を叱る基準はどうするか?
とは言っても、難しいのが他の子供を叱る基準であります。
やたらめったに叱っても、炎上の火種をまき散らすようで危険でありますから。
ですので、ほかの子供を叱るときは、次の基準を定めるのがお勧めです。
押す・引っ張る・突き飛ばすなど、怪我をさせる行為。
まず子供を「押す・引っ張る・突き飛ばす」などの、怪我をさせる行為は、迷いなく叱るべきです。
いくら子供はちょくちょくケガするとは言っても、当たり所が悪ければ、大ケガになることだってあります。
・滑り台のてっぺんから押す。
・はしごを上っている子をひっぱる。
・相手を後ろから突き飛ばす。
こんな行為は迷いなく叱るべきです。
もちろん、私の子供がふざけてでもそんなことをしたら、マジで怒りますよ。
自分の子供だろうが、他人の子供だろうが、相手にケガをさせることは一番やってはいけないことであります。
「みんなが迷惑だから」ではなく、「私が迷惑だから」にすると迷いがなくなる。
そして他の子供を叱る基準は、「みんなが迷惑だから」ではなく、「私が迷惑だから」にするのがおすすめです。
なぜなら、「みんなが迷惑だから」という「みんな」の基準が、とても曖昧になるからです。
・公園の花壇に入って遊ぶ。
・立ち入り禁止のエリアで遊ぶ。
・池の鯉にめがけて、石を投げる。
確かに、これらは決していいことではありません。(いや、普通に悪いことだ)
ですが、人によっては、「これぐらい、いいんじゃない?」と温情措置を取るかもしれませんよね。
花壇に入っても、絶妙に花を踏んでないかもしれないし、鯉に石を投げているのも、砂みたいにちっさい小石かもしれない。
その判断基準は人それぞれなのです。そこに突っ込んでしまうのは、正直めんどくさい極みです。
だから他の子供を叱るとき、「みんなが迷惑だから」という理由では、その子の親と揉める可能性があるのです。
しかしその点、「私が迷惑だから」は、基準がとても明確です。なぜなら「実際に私が迷惑だった」のですから。
・スーパーのカートを押して遊んで、ぶつかってきた。
・遊園地で悪ふざけしてて、ぶつかりそうになった。
・順番待ちができなくて、横入りしてきた。
これは全部、私の主観ではありますが、実際にされて「嫌だ」と思ったから、その場で叱ったことです。
判断基準が「自分」なら、例えその後親と揉めても、自信をもって理由を説明できますよね。
だって判断基準が曖昧な「みんなが迷惑だから」じゃなくて、「実際に私が迷惑だったから」なのですから。
判断基準が、あくまでも自分なら、迷いなく他の子供でも叱れますよ。
ほかの子供を叱るときの注意!
では、人様の子供を叱るときは、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
初めにお伝えしますが、人様の子供を叱るのは、自分の子供を怒るときより神経を使います。
それは親との関係もそうですが、何よりもその子との信頼関係がゼロだからです。
ですので、他の子供を叱るときは、次の4つに注意しましょう。
ピンポイントで、その行為だけ叱る。
他の子供を叱るときは、ピンポイントでその行為だけを叱るようにしましょう。
そういう叱られることをしている子供に限って、他にもイライラすることをしているものですが、今回は目をつむりましょう。
突き飛ばしたなら、突き飛ばしたことだけ。横入りしたら、横入りしたことだけ。
手短に、ピンポイントで叱るのがポイントですよ!
一言で一喝して、説教をしない。
他の子供を叱るときは、間違っても説教をしてはいけません。
「コラ」でも、「やめろ」でも、「やめてね♡」でも、言い方は自由です。
とにかく一言、二言で終わらせるようにすることです。
説教して、何がどうして悪かったのかを分からせるのは、親でもない他人がする筋合いはありません。
それどころか人様の子を説教したら、マジで親と揉めそうで怖いではありませんか。がくがくぶるぶる。
まあ、冷たい話ですが、その子がその後どんな大人になって、どんな未来を歩くなんて、私にはあまり関係のない話です。気になるのは、我が子の将来であります。
ですが、「他の子に何かされても何も言い返せない」というのは、よろしくありません。親が示しをつける為にも、軽く叱っておきましょう。
教育方針には口出ししない。
他の子供を叱る時は、教育方針に絶対に口を出してはいけません。それこそ、親と揉める原因になります。
教育方針は親の数だけありますし、そもそも教育方針に正解はありません。
仲良しすぎる私とですら、教育方針に限っては水と油(どちらかと言うと、が天然水で私が鉱物油)ですからね。
ましてこれが赤の他人なら、教育方針はカルチャーショックを受けるほど違うことでしょう。
他の子供を叱ってしまった為に、親同士がトラブルに・・・なんてケースにならないように、教育方針には口を出さないようにしましょう。
現行犯で捕まえて、叱る。
これは叱るときの鉄則であります。叱る時は、必ず現行犯で、その場で、すぐに叱ることが大切です。
叱るべきか、やめておくべきか、色々考えた末に、
と、叱っても、子供にとってはなんのこっちゃいですよ。「おじさん何言ってるの?」って。
だから叱るときは、迷わずその場で叱りましょう。
叱る基準を予め作っておくと、迷いがなくなってお勧めですよ。
まとめ:その場ですぐに叱るのがおすすめ。
それでは、まとめよう。
他の子供を叱るときの基準と注意は次の通りです。
【他の子供を叱る基準】
1・押す、引っ張る、突き飛ばすなど、ケガに繋がる行為。
2・「みんなが迷惑だから」ではなく、あくまでも「私が迷惑だから」を基準にする。
【他の子供を叱るときの注意】
3・ピンポイントで、その行為だけ叱る。
4・一喝して、説教しない。
5・教育方針には、口を出さない。
6・現行犯で捕まえて、叱る。
実際に他の子供を叱ってみると、そこまで深刻なことではないことに気が付くはずです。
しかもなぜか、私に叱られたのがうれしかったのか、その後私に「遊ぼう、遊ぼう!」って群がってくる子供もいましたしね。・・・子供はかわいいですねえ。
自分の子供の安全を守るため、また自分の子供へのしめしをつけるため、勇気をもって叱りましょう。
それでは、また!
次の記事はこちらです。