年間100万円貯金を年収400万(4人家族)で達成した、気付いたらお金の貯まる家計簿の使い方。

こんにちは。

 

効率よく貯金する家計簿の使い方はご存じですか?

家計簿は、単なるお金を使った記録ではございません。

家計簿を効果的に使うことで、効率的な貯金ができるのはもちろんのこと、強力な貯金体質へと変わることができるのです。

 

これは完全に自慢で申し訳ないのですが、私は年収400万・4人家族で、年間100万円の貯金を達成し続けています。

それもこれも、家計簿を効果的に使えたからだと実感しております。

そこでこの記事では、家計簿の効果的な使い方について解説させて頂きます。

「今さら家計簿かよ?」と思ったあなた。家計簿の力を侮ってはいけませんよ?

ぜひ最後までお読みくださいませ!

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家計簿は、使ったお金の記録ではない。

「家計簿とは何か?」

いきなり哲学じみた質問で申し訳ございませんが、あなたはこの質問に何と答えますか?

ちなみに国語辞書的な回答では、

一家の収入、支出などを記入する帳簿。

引用:goo辞書 家計簿より

つまり、「お金のやり取りの記録」ということになりますね。しかし私は思うのでありますよ。

イエス、マダム。

家計簿は明日への希望の光。家計簿こそ、明日への道しるべなのでございます。(意味不明)

家計簿は単なるお金のやり取りの記録ではございません。

家計簿を効率的な使い方をすることで、単に効率よく貯金するだけでなく、これから家計がどのような状態になるのか教えてくれる指標にもなるのです。

 

ここまで説明して、「なにそれ、意味不明!」と思ったあなた。

大丈夫でございます。誰一人、まだご理解頂いてませんので。

それでは、家計簿の具体的な使い方にそって、順にご説明させて頂きましょう。

 

家計簿の効果的な使い方。

家計簿は単なる記録ではございません。

財布の中に溜まったレシートを、月末に慌ててエクセルに入力するだけではないのです。

 

翌月(未来)の使うお金を決めてしまう。

家計簿は「使ったお金」を過去のものとして、エクセルやノートに記録していくのが一般的です。

しかし私が実践してきたやり方は、この真逆でございます。

それは、「翌月(未来)の使うお金を、前月までに決めてしまう」というやり方です。

・翌月は何を買うのか?

・どこへ行くのか?

・どんなことをやるのか?

・いくら必要なのか?

これらをすべて、前月までに決めてしまいます。

そして翌月使うと決めた金額を、前月までに下ろしておくのです。

そして翌月になったら、決めた通りにお金を使っていく。ただそれだけでございます。

 

・・・え?

「翌月使うお金を、前月までに決めておくこと」、これの一体何がすごいのかとおっしゃるのですか?

ははー、なるほどですね、それはまだ家計簿の真髄に触れていらっしゃらないのですね。

イエス、マダム。

この家計簿の使い方をすると、お金を使っているだけなのに、自然とお金が増えていくのですよ。

・・・お主も悪よのう・・・

お金を使っているだけなのに、お金が増えるとは、一体どういうことなのでしょうか。

 

お金を使っているのに、貯金ができる仕組み。

お金を使っているのに、貯金ができる。世の中にはこれほど摩訶不思議なことがあるのでしょうか。

摩訶不思議なアドベンチャーなんて、ドラゴンボールの世界だけにして下さいよ、まったく。

ですがお金を使っても貯金が増えるのには、ちゃんとした理由があるのです。

 

先に使うお金が設定されているから、貯金できる。

お金を使っても貯金が増える最大の理由は、「先にお金を使う金額を設定しているから」でございます。

前月までに翌月使うお金(何を買う、どこに行く、何をやる)を決めているので、それ以上お金を使う必要がありません。

つまり、事前に「買う、行く、やる」と決めたものを、その通りにやっている限りは、お金を使いすぎることがないのです。

・・・はっ!こ、こんなところに私が長年探し続けていたプレミア物のFFのフィギュアがァ・・・。

しかし先月買うモノとして家計簿に書かなかった・・・!ぐぬぬぬ・・・ゆ、許せ、来月また買うからな、・・・アディオスっ!

突然の出費を防ぐことで、効率的に貯金することができるのです。

 

1ヶ月に1回しかお金を下ろさないから、お金が増える。

突然の出費を防ぐとは言っても、そこはやはり人間でございます。誘惑に負けて、そのまま買ってお持ち帰りしてしまうことだってありますよ。

な、何よ、このフィギュアは?これ、いらないでしょ?これと似たようなの沢山あるでしょ?いくらしたのよ?ぷんすかぷんすか
も、申し訳ございませぬ・・・。

しかし予定外の出費をしたときでも、この家計簿の使い方なら安心です。

なぜなら、1カ月に1回しかお金を下ろさないから、それ以上お金が減りようがないからですよ。

 

「1カ月に必要なお金を前月までに計算して、1回で全額下ろしておく。」

この鉄の掟があるので、どんなに無駄使いしても、1カ月で使えるお金の総額は変わりません。

買う予定のなかったフィギュアを突然買っても、それだけ食費が削られていくだけでございますので。

あなたがフィギュア買ったら、もう今月食費足りないわよ。あと1週間、もやしと納豆ね。ぷんすかぷんすか
も、申し訳ございませぬ・・・。

月の途中で買う予定のないモノを買ってしまった。行く予定のない場所に行ってしまった。

しかしこの家計簿の使い方なら、1カ月に1回しかお金を下ろさないので、使うお金の総額は変わりません。

つまり、貯金に回せるお金を死守できる、という訳でございます。

 

予算を立てることで、マネーリテラシーが磨かれるから、お金が貯まる。

前月までに、翌月使うお金を決めること。これはつまり、家計の予算を決めることでございます。

家計の予算を決めることで、知らず知らずに高まるのは、マネーリテラシーです。

マネ-リテラシーとは?

お金に関する情報を適切に理解・分析・解釈(インプット)し、改めて記述・表現(アウトプット)すること。

ただなんとなく、お金を使っている訳ではありません。

先取り貯金として、毎月決まった金額を貯金している訳でもありません。

・毎月毎月、翌月に使うお金を計算して予算を立てる。

・月の終わりには、予算と実績を照らし合わせて、翌月の予算を作成する。

私の推奨する家計簿は、はっきり申し上げてかなりめんどくさいです。たまには何も考えないで、お金を下ろしたい衝動にかられます。

しかし予算を立て、実績と照らし合わせて検証して、翌月の予算に結果をフィードバックをする作業を繰り返すと、知らず知らずのうちに、マネーリテラシーが高まるのです。

むむ!?来月の予算は車検と税金の支払いが重なるではありませんか?

仕方ありませんね、来月はゲームの購入は見送ることとしましょう。ふむふむ・・・

・欲しい

・買いたい

・行きたい

・やりたい。

人間の欲をマネーリテラシーでコントロールすることで、効率的な貯金ができるようになります。

 

具体的な使い方。

さて、お金を使っているのに貯金ができる家計簿の、具体的な使い方はとても簡単です。

この記事ではエクセルを利用した使い方について、ご説明させて頂きましょう。

※数字はすべて架空のものです。

 

翌月の収入を記入する。

まず初めに、エクセルの一番上に翌月の収入の見込みを記入しておきましょう。

・夫の給料

・夫の副業

・の給料

この収入にボーナスや、子供手当など臨時収入がある月は、あわせて記入しましょう。

 

翌月の買うモノ・行くところ・やりたいことを記入する。

そして収入の下には、

・翌月の買うモノ(食費、生活必需品、趣味など)

・行きたいところ(旅行、交通費など)

・やりたいこと(娯楽費、外食など)

などを、記入していきましょう。

 

例えば、子供が「水族館に行きたい!」と言っていたなら、

・水族館の入館料

・食事代

・交通費(ガソリン、高速代)

など、出来る限り細かく記入していきましょう。

入館料が分からないときは、ネットで調べましょう。

そこまで手間をかけることで、あなたのマネーリテラシーが磨かれますよ。

もしエクセルの枠が細かくなりすぎるようであれば、欄外に計算用シートを作ると見やすくなりますよ。

 

固定費(家賃、水光熱費、通信費)・教育費などを記入する。

固定費(毎月必ずかかるお金)は、先ほどの支出とは別のセルに書き足しておきましょう。

固定費と変動費(月によって増減するお金)をわけて記入しておくことで、あなたの家計の状態が一目瞭然になります。

固定費を計算するときは、

・前月、前年までの実績

・1日当たりの金額

などを参考に、できるだけ正確な数字を記入しましょう。

 

支払い方法(現金・クレジット・口座引き落とし)で、セルを別ける。

支出を記入するときは、支払い方法ごとに別けて記入しましょう。

・現金払い

・クレジット払い

・口座引き落とし

この家計簿の使い方のミソは、「1カ月に1回しか現金を下ろさない仕組み」です。

この仕組みを維持し、正しく運用するには、支払い方法の分類がとても大切になります。

月末になりましたが、手元になぜか3万円残っております。

はて・・・なぜかは分かりませんが、残っているから使ってもいいんでしょうね。

・・・イエス、ゲームを買いにいきましょう。

クレジットで支払うときは、最初から現金を下ろす必要がありません。

ここをあやふやにしてしまうと、月末の精算で計算合わなくなってしまい、無駄使いに繋がってしまいますよ。

 

「収入-支出」の数式を挿入する。

最後に、収入から支出を差し引く数式を入れれば完成でございます。

この例の場合、銀行から下ろすお金は「154,000円」であり、今月の貯金額は「72,900円」となります。

家計簿で決めたとおりにお金を使えば、今月は72,900円も貯金できます。

 

「前月までに決めた欲しいモノを買っても、予定とおり貯金できる。」

 

これはまさに、「お金を使っても、貯金できる」と呼ぶにふさわしい家計簿でしょう。

 

まとめ:家計簿は未来を照らす光だ!

それでは、まとめましょう!

私が年収400万(4人家族)で年間100万円の貯金を達成できた、効果的な家計簿の使い方は次の通りでございます。

1・翌月使うお金を前月までに全て決めてしまう。

2・先に使うお金が設定されているから、お金が貯まる。

3・1カ月に1回しかお金を下ろさないから、お金が貯まる。

4・予算を立て、検証することでマネーリテラシーが磨かれるから、お金が貯まる。

家計簿を「過去のお金のやり取りの記録」として使うだけでは、とてももったいないです。なぜなら家計簿は、これから使う未来のお金を使い方を記入していくと、さらに効率よく貯金できるからです。

私も最初は「過去の記録」として使ってましたが、徐々に「これから使うお金」を記入するようになって、今ではすっかり「未来のお金」について書くようになりました。

その結果、お金はますます貯まるようになりましたよ。

 

未来家計簿のはじめ方は、とても簡単です。エクセルさえあれば、今すぐにスタートできますよ。

ぜひ家計簿を200%活用して、効率よく貯金していきましょう!

それでは、また!

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4 件のコメント

  • すごいですね。
    未来家計簿。
    つけられるようになりたい❗
    独身の頃には把握しきれていた事も、家族が増えるとなかなか頭が回りません。て、これがお金が逃げていく原因ですね(^_^;) 

    • コメントありがとうございます。
      独身の時から家計簿やっていたのですか!?すごいですね!
      僕は結婚したあたりで、切羽詰まって始めましたよ(汗)もう少し早く始めていればとちょっと後悔です。

  • こんにちは
    なんと、昨年同じ時期にこのページを見ていたとは!
    昨年夏につけ始めた家計記録が、ようやく家計簿として機能してきたかな、といった1年でした。
    断捨離と並行してやってきたからか、なかなか家計管理も面白いものだと思うようになりました。

    今年はもう一踏ん張りして未来家計簿まで行き着きます!

    • おおー、にこさんご無沙汰です!そしてコメントありがとうございます!
      未来家計簿が機能するまで少し時間がかかりますよね。その反面一度でも機能しはじめると無双ですからね、一緒に頑張りましょう!

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