住宅ローン借り換えとは?住宅ローンを借り換えの流れを親切丁寧に解説!

こんにちは。

 

お得な住宅ローンがあれば、さっさと住宅ローンを借り換えして、少しでも返済額を減らしたいものです。

私も昨年住宅ローンを借り換えまして、金利を「1.4%→0.5%(10年固定)」に大幅ダウンさせることに成功しました。

 

ですが住宅ローンの借り換えって、いったい何からしたらいいのか、さっぱり分からないじゃないですか。

イエス、マダム。

住宅ローンの借り換えのことなら、自力でネット銀行に借り換えたこの私めにお任せ下さい。

独学で、さらに自力で住宅ローンの借り換えはクソ大変でした。ですがそのおかげで住宅ローンに詳しくなることができました。

 

この記事では、住宅ローン借り換えの流れを世界で一番優しく解説させて頂きましょう。

住宅ローンの借り換えを検討している方は、ぜひ最後までお読みくださいませ。

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そもそも、住宅ローンの借り換えとは?

「住宅ローンの借り換え」

 

ちまたではよく聞く言葉ですが、そもそも住宅ローンの借り換えとは、何でしょうか?

・・・え?住宅ローンの借り換えですか?それはもちろん・・・その・・・あの・・・えっと・・・とにかく、金利の低い銀行から借りることであります!!(逆ギレ)

イエス、その通りでございます。住宅ローンの借り換えとは、今の銀行より金利の低い銀行からお金を借りることでございます。

ですが、住宅ローンの借り換えは、それだけではないのですよ。

 

「住宅ローンの借り換えとは?」

 

この問いに答えるためには、次の2つのポイントを抑える必要があります。

 

1・住宅ローンを完済すること。

住宅ローンの借り換えをするとは、つまり今の銀行から借りている住宅ローンを一括返済して完済することであります。

新しい銀行から借りたお金を使い、今の銀行の住宅ローンを一括返済してしまうのです。

だって考えてもみて下さいよ。

新しく住宅ローンを借りたのに、今までの住宅ローンを完済しなかったら、借金が2重になるではありませんか。

・・・あ、あり得ない地獄絵図であります・・・。

例えば、次のケースを考えてみましょう。

最初に借りた住宅ローン:3,000万円

5年後の残高:2,500万円

この場合、新しい銀行から借りた2,500万円を使って、今の銀行の住宅ローンを完済します。

そして新しい銀行に残った借金(住宅ローン)を、これから毎月返済していくのです。

 

2・抵当権(誰の家か?)を再度設定すること。

住宅ローンの借り換えをするとは、つまり抵当権を再度設定することです。

抵当権とは?

金融機関(銀行など)が住宅ローンを貸すときに、もしも住宅ローンが回収できないときに備え、担保として不動産を抑えておくこと。

 

「住宅を買った!夢のマイホームだ!」

 

とはいったものの、実態としては銀行に抵当権を握られているので、それはあなたの家ではなく銀行の家と言うべきでしょう。

ですので、住宅ローンを借り換えすると、抵当権を再度設定することになります。

なるほど、借り換えすると、マイホームの真の主が変わるのですな。

住宅ローンの借り換えは、単なるお金のやり取りだけではありません。

お金にまつわる大人の利害関係が、ドロドロに絡みあっているのであります。

 

必ず押さえるべき、住宅ローンの借り換えの流れ。

住宅ローンの借り換えは、

1・借り換えるべきか、考える。

2・新しい銀行の住宅ローンに申し込む→審査を受ける。

3・融資を受ける準備をする。

4・融資を受けて、繰り上げ返済して完済する。

この4つのステップで行うことができます。

 

1・借り換えるメリットがあるか、考える。

住宅ローン借り換えのファーストステップは、住宅ローンを借り換えるべきか考え、決断することです。

 

金利の低いネット銀行がおすすめ。

住宅ローンの借り換えを検討するぐらいですから、今の住宅ローンに不満があるのでしょう。

それは特に、金利の不満ではないでしょうか?

ドキ――――――ッ!!・・・な、なぜ分かったのでありますか!?

はじめて住宅ローンを借りるときは、「分からないことだらけ&住宅購入で忙しい」のダブルパンチで、住宅ローンをゆっくり選んでいる暇がありません。

その結果、金利が高いと知りながらハウスメーカー提携の銀行と契約してしまい、後悔してしまうのですよね。

 

ですので、金利の悩みを解決するには、ずばりネット銀行がおすすめでございますよ。

ネット銀行は実店舗を排除し経費を抑えることで、ぶっちぎりの低金利を実現しています。

金利の低いネット銀行に借り換えることで、住宅ローンを借り換えるメリットも大きくなりますよ。

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住宅ローンの専門家に相談してみる。

「住宅ローンの種類が多すぎて、決めきれない!」とお悩みの方には、住宅ローンの専門家に相談してみることもおすすめです。

住宅ローンの専門家とは、あなたにぴったりの住宅ローンを教えてくれるコンサルタントのことでございます。

住宅ローンの専門家に相談することで、金利・保障内容・手数料など総合に判断したベストな住宅ローンを紹介してもらうことができます。

また、めんどくさい極みの借り換えの手続きも代行してもらうことも可能です。

・・・え?今の金利よりも半分になるですと?・・・でも手続きがめんどうだからな・・・。

・・・え?手続きまで代行してくれるの?・・・神か?

住宅ローンは仕組みが複雑で、底が見えないほど闇が深い業界です。

そんな業界だからこそ、住宅ローンの専門家に相談することが重要になるのです。

住宅ローン選びで後悔しないためにやるべき、たった1つのこと。

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2・新しい銀行に住宅ローンを申し込む→審査を受ける。

さて、新しい銀行が決まりましたら、いよいよ住宅ローンを申し込みます。

住宅ローンの借り換えも、「申し込む→審査の流れ」は、新規での借り入れと同じ流れでございます。

 

申し込み→仮審査→本審査

住宅ローンの「借り換え」の申し込みフォームから申し込みましょう。

新規と借り換えでは、金利やサービスに若干の違いがありますので、お気をつけ下さいませ。

申し込みが完了すると、必要書類を集める指令書が届きます。

必要書類を集める旅は困難を極めますが、返済総額を減らすためであります。文句を言わずに頑張りましょう。

 

必要書類をコンプリートした後は、仮審査・本審査を受けます。

住宅購入時に一度審査を受けているとはいえ、何度審査を受けても緊張しますよね。

 

審査結果が届く。

「・・・審査の結果・・・合格!!」

 

おめでとうございます。これで晴れて、住宅ローン借り換えの土俵に立てましたね。

喜びもつかの間、これから真の戦いが始まります。忙しくなりますので、心してくださいね。

 

3・住宅ローン融資の準備。

さて、ここから忙しいですよ!気合と根性を入れて乗り切っていきましょう!

 

返済用預金口座を開設する。

新しい銀行の住宅ローンの審査に合格すると、同時に預金口座を作る書類が届きます。

これは新しく借りた住宅ローンの返済用の口座でございます。

住宅ローンを借り換えする場合、多くは住宅ローン専用口座になるでしょう。

 

住宅ローンの契約。

新しい銀行と住宅ローンの契約を結びます。

ちなみにですが住宅ローンの契約書は、売買契約書よりハンコを押す場所が少ないので好きであります。

ネット銀行では送られてきた書類にハンコを押し、返信用封筒で郵送するだけです。

これにて契約成立。35年の十字架も、新調されたワケでございますね。

 

借り入れ希望日を設定する。

住宅ローンを契約したら、「いつお金を受け取るか?」(借り入れ希望日)を設定します。

設定した借り入れ希望日にあわせて、新しい銀行から住宅ローンの金額が振り込まれます。

借り入れ希望日が、住宅ローンを借り換える「その日」になりますよ。

 

全額繰り上げ返済の申し込み(完済の手続きの申し込み)

そして忘れてはいけないのが、今、住宅ローンを借りている銀行に「全額繰り上げ返済(つまり完済)しますよ!」の連絡をすることです。

その連絡を受けて、今、住宅ローンを借りている銀行は、全額繰り上げ返済手続きの準備をします。

銀行によって変わりますが、手続き実行の日の2週間前~には連絡するようにしましょう。

もしも全額繰り上げ返済の手続きの連絡を忘れてしまったら、2重に住宅ローンを借りてしまうことになります。

くれぐれもご注意下さいませ。

 

司法書士との打ち合わせ。

住宅ローンの融資を受ける日までに、事前に司法書士との面談がある場合があります。

面談内容は、

・登記手続きの説明

・書類作成、代行費用の説明

・委任状の作成

でございます。

事前に委任状を作成しておくと、抵当権の抹消、再設定の手続きを司法書士が代行してくれます

 

4・住宅ローン融資、繰り上げ返済手続き。

事前準備ですでに息切れものですが、ここからが本番でございますよ。

失敗しないように抜かりなく準備して臨みましょう!

 

新しい銀行から融資を受け、今までの住宅ローンを完済する。

設定した借り入れ希望日に合わせて、今の住宅ローンをいっきに繰り上げ返済して完済します

使うお金は新しい銀行から借りる(融資)住宅ローンでございますね。

 

新しい銀行からあなたの返済用に作った口座に、住宅ローンが振り込まれます。

振り込みを確認したら、そのお金を使って、今の住宅ローンを全額繰り上げ返済します。

3,000万円の入金、キターーーーー!!しかしすぐに3,000万円の振込して消えてなくなったー―――!!

こうして夢のような大金はあなたの手元を華麗にスルーして、晴れて住宅ローンの借り換えが完了するのです。

 

抵当権を抹消する登記手続き。

住宅ローンの借り換えは完了しましたが、抵当権を抹消して、再設定する必要があります。

この作業は前項で司法書士に依頼し、委任状を書いていると、すべて代行してくれます。

ですので、あなたは自宅で手続き完了のお知らせを待っているだけで大丈夫でございます。

 

保証金を返還してもらう。

無事に住宅ローンの借り換えが終わって魂が抜けてしまいますが、あと1つ重要な仕事が残っております。

それが前の銀行から保証金を返してもらうことです。

住宅ローンの保証金とは?

万が一あなたが住宅ローンの返済ができなくなったとき、保証会社が銀行に対して肩代わりして返済してくれること。

住宅購入したとき、あなたは保証金を払ったことを覚えていますか?保証金は35年より前に完済すると、一部返してもらえるのです。

 

返してもらえる額は銀行によって異なりますが、完済が早いほど多く返してもらえます

やった!保証金が30万円も戻ってきましたぞ!

・・・しかしここでも手数料3万円取られているのですが・・・。

返してもらえるだけ有難く思わなくてはいけないのでしょうが、いかんせん手数料が高すぎでございますね、銀行さん。

 

まとめ:借り換えの手続きは、時間に余裕をもって!

それでは、まとめましょう。

住宅ローン借り換えの流れは次の通りでございますよ。

1・借り換えるべきか、考える。

2・新しい銀行の住宅ローンに申し込む→審査を受ける。

3・融資を受ける準備をする。

4・融資を受けて、以前の住宅ローンを全額繰り上げ返済(完済)する。

住宅ローンの借り換えは、大変でございます。とても大変で、気づけば体重も落ちてやせ細ってしまいますよ。

しかし住宅ローンは難しくて大変な一方で、金利がほんの少し変わるだけで、あなたが支払うお金はウン百万変わってきますからね。

 

少しでも返済総額が減るならば、住宅ローン借り換えは絶対にやるべきでございますよ。

住宅ローンで後悔してはいけませんよ。それでは、また!

 

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