営業=ブラック!?営業マンになって感じるイメージと違う6つのこと!

こんにちは。

 

かっこいいブランドものスーツに身を包み、黒光する革靴を鳴らして歩く姿。スーツの裾からキラリと高級腕時計が見え隠れする・・・。

朝礼でノルマを叩き込まれ、売れないと分かっていても外回りを続ける。ノルマが達成できないときは、深夜遅くまで残業する・・・。

 

これは私が営業マンになる前に抱いていた、営業マンのイメージでした。

かっこいいイメージもある一方で、「営業ってすごくブラックな仕事では!?」と恐れていたものです。

しかしうっかり営業マンになってから、営業マンのイメージは大きく変わりました。

ブランドのスーツも高級腕時計もありません。

朝礼で小言を言われることはありますが、ノルマ未達で帰れないことはありません・・・。

あなたが抱いている営業マンのイメージは、もしかしたらイメージだけかもしれません。

 

そこでこの記事では営業歴8年で営業代行を始めた営業マンがお伝えする、営業マンの真の姿をお伝えさせて頂きたいと思います。

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意外にも営業マンのイメージが違っていたこと。

ビシッと決めたスーツでビジネス街をさっそうと歩く。

朝礼で激怒され、ノルマが達成できないと追い詰められる。

そんなキラキラとブラックなイメージが混在する営業マンですが、実際のところどうなのでしょうか。

実際に営業マンになってみて感じる営業マンの姿は、次のようなものでしたよ。

 

1・キラキラしているイメージだったけど、実際はすごく地味だった。

営業マンって、すごくキラキラしているイメージありませんか?

かっこいいスーツを着て、オシャレなオフィスで商談して、お昼はカフェでランチして。

特にできる営業マンほど、キラキラしているイメージありますよね。

 

しかし実際に営業マンになってみて思うのは、

地味さハンパねえ・・・

と、いうことでございます。

地味なんですよ、ただひたすらに。全然キラキラしておりませんでした。

 

もちろん、きれいなオフィスで商談して契約を頂くこともありますが、そのステージに進むためには隠れた事前準備がたくさんあるのですよね。

 

お客さんの信頼を獲得するために毎日訪問したり、

関係部署への根回し工作をしたり、

現場に足を運んでヒアリングしたり。

 

とにかく地味なのです。

地味で非効率にみえるこの作業ですが、これなくしてお客さんとの商談はあり得ません。

地味な作業を繰り返すことができない営業マンは、キラキラと流れ星のように消えていきましたなぁ・・・。

派手なイメージのある営業マンですが、ふたを開けてみるととても地味な仕事が多いものでした。

しかも地味な作業をコツコツと繰り返すことが、営業マンとして成功する秘訣だったのには驚きましたね。

 

2・毎日ノルマに追われると思ったら、意外と追われなかった。

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これから営業マンになろうとしているあなたは、もしや「毎日ノルマに追われるのでは・・・」と不安に思っていませんか。

あなたが不安に思うのは無理もありません。誰だって最初から「俺はできる!」と自信満々な人はおりませんから。

もちろん、私も不安を抱えて営業マンになった一人でございました。口下手で無口な私は、営業マンになるのが怖くて仕方ありませんでした。

絶対に売れません。天に誓って売れません。

無口・無表情・不愛想、の3拍子揃った私がなぜ営業マンに・・・。

こんなんでよく営業に応募したのか不思議ですが、ハローワークの求人一覧の上から順番に応募していったのですから仕方ありません。

 

私は毎日ノルマに追われて地獄のような日々を送るのだろうな・・・と、想像していましたが、実際に営業マンになって驚きました。

・・・なんとノルマを達成しているではありませんか。

あれほど絶対に達成できないだろうと思っていたノルマですが、一年ほどで達成し、挙句社内でNo1にもなっているではありませんか。

営業をするために生まれてきたとは、まさにこのこと。営業の申し子とは、私のことでしょう。

それは冗談ですが、これから営業を始めるあなたにお伝えしたいのは、「やってみないと分からない」、「やる前からできないと決めない」、ということです。

 

営業未経験ならば、誰だってノルマは達成できませんが、適切に営業を学べば誰にでもできるのが営業でございます。

ですので、必要以上の心配はご無用でございますよ。

 

3・接待が必要だと思ってたけど、全く必要じゃなかった。

営業マンになったら毎日接待。朝まで飲んで、休日はゴルフで・・・と、プライベートを犠牲にするイメージありますよね。

確かに営業はお客さんとの信頼関係を築くのが仕事であり、そのためには接待は有効な手段であります。

 

しかし実際に営業マンになって思うのは、必ずしも接待は必要ではなかったということです。

なぜなら接待をしなくてもお客さんと信頼関係を築き、売上を伸ばす方法があるからです。

「商売は、手まめ・口まめ・足まめ」という言葉があるとおり、商売の基本はお客さんのために小まめにフォローすることであります。

お客さん
現状のシステムを改善する、何かいい方法はないかしら・・・ふう・・・。
イエス、お客様。そのお悩み、私にお任せ頂けませんでしょうか。

早速ですが、こんな条件でお調べ致しますが、いかがいたしましょう。

接待はお客さんとの信頼構築には有効ですが、信頼構築の手段が接待しかない訳ではありません。

もしあなたが接待が苦手だったり、プライベートを犠牲にしたくないと思うのでしたら、他のところでお客さんのために一生懸命になればいいのです。

営業という仕事は、頑張るあなたを裏切りません。きっと売り上げも伸びて、ノルマも達成できるはずです。

 

4・お世辞は言う必要がなかった。

営業にはお世辞をたくさん言うイメージがありませんか?

営業未経験だった私は、これから始まる営業ライフのためにお世辞リストを必死に考えたものです。

しかし必死に考えたお世辞リストは、残念ながらほとんど使われることはありませんでした。

なぜならお世辞を言っても効果がない(売上が増えない)どころか、逆効果(お客さんに嫌われる)だったからであります。

お客様!最高に美しい事務所でありますね!

お客様!胸が熱くなる素晴らしい製品ですね!!

お客さん
そういうお世辞、言われても嬉しくないですから。

心にも思っていないお世辞は言う側も辛いのですが、言われる側はもっと辛いことを知りませんでした。

ですので、営業マンになったからと言って、無理に思ってもないお世辞は言う必要はありません。お世辞を言ったところで契約は取れませんし、お客さんのご機嫌も取れません。

 

しかしご注意下さいませ。

お世辞は言わなくても、あなたがちょっとでも「いい!」と感じたことは素直に口に出して相手に伝えるべきですよ。

あ、いい匂いがする事務所ですね。なんと素敵な花が・・・。
お客さん
あら、気が付いてくれたの?ありがとう。

これはお世辞ではありません。「いい」と思ったことを素直に伝えただけであります。

お世辞は言う必要ありませんし、テクニックも必要ありませんよ。

お世辞が苦手な人でもできる、上司から可愛がられる人になる4つの方法!

2017.07.30

 

5・深夜まで残業すると思っていたけど、意外と早く帰れた。

-shared-img-thumb-Green13_motanaikioku20141123170807_TP_V営業って深夜まで残業するイメージ強いですよね。

特にノルマが達成できないと、夜遅くまで残業させられそうでイヤであります。

でも実際に営業マンになって驚いたのは、夜は意外と早く帰れることですね。私は遅くても夜7時には仕事を切り上げますよ。

もちろん、日によってはノルマが厳しいときもあるのですが、夜遅くまで残っていても売り上げは増えないじゃないですか。

売上を増やすのが仕事なのですから、売上が増えないことに時間を費やしても意味はありません。

早く帰宅して、明日の営業をより頑張った方が効率がいいですよ。

し、しかし見積作成や資料作り、図面の作成に会議のプレゼン・・・

とてもとても終わりません・・・。

そのお気持ち、痛いほどに分かります。

ですがあなたが早く帰れない原因は、会社としての体質であって、営業の仕事だから・・・ではありませんよね。

ブラック色をした会社の中には、あなたが無償で頑張る善意を悪用し続ける、けしからん会社もあります。

ブラックな会社は即刻滅びてほしいのですが、残念ながら滅ぶまでにもう少し時間がかかるようです。

ですので、そんな会社では無理に頑張ることなく、次の職場を探した方が賢明かもしれませんよ。

転職する前に必ず見抜くべし!営業のブラック求人の8つの特徴!

2018.04.25

 

6・一生懸命売り込むより、売り込まない方が売れた!

営業の仕事でイメージしがちなのは、一生懸命売り込むこと、通称「お願い営業」でございますね。

お客さんに対して「買ってください!」を連呼することで、押し切る営業手法でございます。

「お願い営業」も立派な営業で、時として必要な場面もありますが、何も営業手法は「お願い営業」だけではありません

・沈黙を活用してクロージングする「沈黙営業」

・お客さんの欲しい商品を先回りして提示してあげる「先回り営業」

・お客さんの欲しい商品を聞き出す「ご用聞き営業」など、モノを売るための方法はたくさんあります。

また営業は売るのが仕事なのですが、売ろうとすればするほどお客さんが離れていく現象が起きます。

これは営業マンの「売りたいという下心」と、お客さんの「そんな営業マンは嫌いだ」という心理が化学反応を起こして起きる現象です。

私も営業マンになり始めた頃はこの現象に気が付かず、なぜ一生懸命営業しているのにお客さんが離れてしまうのか謎でした。

でも冷静に考えると、すごく当たり前のことですよね。

 

営業は一生懸命売り込むイメージがありますが、実際はそんなことありません。むしろ一歩下がったところで静かに営業した方がよく売れます

最高にいい製品ですので、ぜひ買ってください!今買わないと損をします!
デメリットもありますが、もしお客様が○○でお困りなら、お役に立つ製品です。お勧めですよ。

どちらの営業マンが売れるのか、想像するのは簡単でしょう。

 

まとめ:営業のイメージと本来の姿は少し違う。

それではまとめましょう。

営業マンをやってみて分かった、営業のイメージと違ったところは次の6つでございます。

1・派手だと思っていたら、地味な仕事だった。

2・ノルマに追われると思ったら、終われなかった。

3・接待が必要だと思ってたけど、必要なかった。

4・お世辞は言う必要なかった。

5・深夜まで残業すると思っていたけど、意外と早く帰れた。

6・一生懸命売り込むより、売り込まない方が売れた。

未経験で営業の世界に飛び込もうとするあなたは不安でいっぱいでしょう。

もちろん、私もかつてはそうでした。無理もありません。

ですが、必要以上に不安になる必要もありませんよ。

なぜなら営業は正しく営業方法を学び、コツコツ実践する力があれば、誰にでもできる仕事だからです。

 

営業にはノルマに追われるブラックなイメージもありますが、正しい営業を学び実践すればノルマをクリアすることが可能でございます。

不安と期待を胸に営業の世界に飛び込むあなたを、私は全力で応援させて頂きますよ。

それでは、また!

 

 

営業をはじめるのに、特別な資格はいりません。学歴も不要です。

では営業は、誰でもできるのでしょうか?

あなたが知りたい疑問は、こちらの記事で解説させて頂きました。

 

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