適当に選んで失敗しない!虫嫌いな園芸初心者の為のシンボルツリーの選び方! 

こんにちは、年収300万で建売住宅を購入した、でございます。

 

念願のマイホームにシンボルツリーを植えたいけど、世話ができる自信もない。何より虫が来そうでイヤだ。

でもせっかくだから、シンボルツリーは植えたい。

できることなら、植えた後は放置プレイでもちゃんと育ち、毛虫は来ないけど、チョウチョは飛んでくる。

そんなシンボルツリーが欲しいのです。

 

ああ、誰かこんなワガママな悩みを解決してくれる優しい方はいらっしゃらないでしょうか。

イエス、マダム。

そのわがままなシンボルツリーの選び方、私がお付き合い致しましょう。

シンボルツリーは欲しい。けど、世話がかかるのも、虫が来るのもイヤ。

そんなわがままなあなたに教えたい、虫嫌いな園芸初心者の、シンボルツリーの選び方を伝授させて頂きます。

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最低限知っておきたい、木の知識。

「シンボルツリーが欲しい!」

 

そう思っているあなた。大変失礼ですが、あなたはこれまでに園芸のご経験はありますでしょうか?

・・・え?小学校のアサガオを3日で枯らしたことがあるですと?ははー、なるほどですね。

ご安心下さい。私と同じレベルの園芸スキルですな。ふふ

アサガオですら3日で枯らす園芸初心者だからこそ、シンボルツリーを選ぶ上で最低限知っておくべきことことがあります。

 

品種が違うだけで、全然違う木になる。

まず知っておきたいのが、木には様々な品種があり、品種が違うだけで全然違う木になる、ということです。

品種とは?

同じ木のなかでさらに、品種というカテゴリーに分かれている。人為的に品種改良して作られた品種もある。

 

分かりやすく例えるなら、「こしひかり」と「あきたこまち」のことでしょう。

「こしひかり」も「あきたこまち」も、どちらも同じ稲という植物です。しかし品種が違うので、生育条件も違えば、味も違います。

 

これと同じくして、シンボルツリーで選ぶ木の中にも、数え切れないほどの品種があります。

桜と一口に言っても、

・ソメイヨシノ

・八重桜

・しだれ桜

などなど、様々な品種があります。

どれも同じ桜と思えないほど、姿形、花の形はバラバラですよね?

 

つまり、シンボルツリーを選ぶときは、品種までしっかり選ぶ必要があるのです。

シンボルツリーでもみじを買ってきましたが、秋になっても紅葉しません。

・・・え?な、なんと紅葉しない品種もあるのですか!?・・・もう植えてしまったのですが。

品種が違うだけで、全然違う性質の木になります。

欲しいシンボルツリーのイメージがあるならば、品種までしっかり選ばないといけません。

 

定期的なメンテナンス(選定)は必須。

意外と忘れがちですが、シンボルツリーを植えたら、定期的なメンテナンス(剪定)は必須です。

木は動かないし、しゃべりません。

だから「庭に植えておけば、勝手に大きく成長するものだ・・・」なんて思っていませんか?

病気に強く手間のかからない木もありますが、それでもメンテナンスは必要です。

・季節ごとの剪定(無駄な枝を切る)

・病気になったら薬剤の投入。

・虫がついたら、駆除・消毒。

意外と木って、手間がかかるものなんですよね。

 

でもほら、木って自分で「もっとこうして!」なんて言わないじゃないですか。

だからついメンテナンスを忘れてしまい、放置してしまうのですよ。しかも放置しても、わりと元気に育ってくれるという・・・。

 

しかしご注意下さいませ。木をメンテナンスしていないと、被害を受けるのは我々人間たちの方なのですよ。

・剪定してない枝が生い茂っている木は風通りが悪く、病気が発生しやすい。

・茂みになって、虫が大量発生しやすい。

・むしろ茂みの中に何がいるのか分からない、もはや近づけない。

定期的なメンテナンスをしないと、シンボルツリーは腐海となって胞子をまき散らすかもしれません。

 

虫嫌いな園芸初心者が、シンボルツリーを選ぶポイント!

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虫嫌いな園芸初心者のあなたが、シンボルツリーを選ぶときは最新の注意が必要です。

なぜならシンボルツリーは、一度植えたら抜くのが大変だからです。つまり、失敗できないのですよ。

 

そこで虫嫌いのあなたにおすすめしたいのが、次のシンボルツリーです。

この手のシンボルツリーなら、虫嫌いのあなたでもきっと適切に管理できるはずです。

 

果実なし。

虫嫌いな園芸初心者がシンボルツリーを選ぶなら、果実のない木がおすすめです。

果実のなるシンボルツリーとしては、

・ブルーベリー(ベリー系)

・もも

・イチジク

などがあります。

 

果実のなる木を植えて、家庭菜園として楽しむのも素敵ですよね。

季節になったら自宅になった果実を食べる。実に楽しそうではありませんか。

・・・虫が来なければね・・・ふふ・・・

しかしご注意下さいませ。人間がおいしく食べるものは、虫が食べてもおいしいと決まっているのですよ。

 

つまり果実がなれば、それだけ虫たちも寄って集まるということです。きちんと薬剤散布をしなければ、そこは虫たちのパラダイスとなってしまいます。

また食べきれなかった果実は自然と落下して、時間と共に腐っていきます。

落ちた果実に虫が集まる・・・うう・・・想像しただけで無理でございます。

虫嫌いなら、シンボルツリーは果実のならない木がおすすめでございます。

 

落葉樹は初心者でもメンテしやすい。

虫嫌いな園芸初心者におすすめしたいのは、冬になると葉っぱがなくなる「落葉樹」です。

落葉樹がおすすめなのは、初心者でもメンテがしやすいからです。

だってほら、木に葉っぱが生い茂っていると、うかつに近づけないじゃないですか。死角からふいに虫が襲ってきたら怖すぎますよ。

む、虫っ!!虫っ!!虫っ!!

もうそれだけでパニックでございます。

 

しかし、落葉樹なら安心です。なぜなら冬になったら葉っぱが落ちて、枝だけになるのですから。

葉っぱのない木なんて何も怖くありません。どこに虫がいるのか、よーく見えますからね。

落葉樹は葉っぱが落ちた冬に剪定します。だから初心者でもメンテが楽で、おすすめなのでございます。

 

枝垂れ(しだれ)は上級者向け。

間違っても買うことはないとは思いますが、枝垂れ(しだれ)る木は、上級者向きですよ。初心者が手を出すと、痛い思いをします。

枝垂れる木とは、その名の通り、枝が下に向かって伸びる木のことです。

有名な木として、枝垂れ桜、柳などがあります。

 

しかしご注意下さいませ。

枝垂れる木は、枝が下に向かって伸びるので、ほっといても木は上に伸びませんから。

木は枝が上に向かって伸びるから、木として成り立つのです。

しかし枝垂れる品種では、枝が重力に逆らうことなく地面に向かって伸びるので、手の施しようがないのですよ、初心者には。

 

かくいう私は、最初にシンボルツリーを買って来たとき、間違えて「枝垂れもみじ」を買ってしまいました。

いや、これがですね、大変でしたよ。枝が下に向かって伸びるので。

 

あまりにも枝が地面に向かって伸びるので、地面に届いた枝を剪定してたら、枝がなくなったこともありました。枯れたかと思いました。

園芸初心者は、放っておいても成長するシンボルツリーがおすすめです。枝垂れる木は、上級者向けであります。

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花が咲かない木は管理が楽。

そして最後に、これは好みが分かれるところですが、花が咲かない木の方が管理は楽なので、初心者におすすめです。

花が咲いてキレイなのは分かりますが、花が咲くことによるデメリットも考えねばなりません。

・花の匂いに誘われて、虫が集まる。

・花が枯れる。

・枯れた花が落ちて腐る。

虫が嫌いで、管理が苦手。それならば、シンボルツリーは、シンプルで花も控えめな方がおすすめです。

シンボルツリーは大きく成長するので、咲く花の数もハンパないですからね。

 

虫嫌いな園芸初心者なら、花が咲かない木がベターでしょう。

木は一度植えたら抜くのが大変なので、ここら辺も慎重に決めたいところです。

 

つまり、楓(もみじ)がおすすめ。

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さて、ここまで虫嫌いな園芸初心がシンボルツリーを選ぶポイントを書いて参りましたが、結局のところ私が選んだのは、「楓(もみじ)」でございます。

もみじは虫嫌いな園芸初心者にぴったりなシンボルツリーです。

・果実がない。

・花もない。

・しかし紅葉がとても美しい。

・それでいて冬には葉っぱがなくなるので、剪定もやりやすい。

・病気や害虫が少ない

これほど園芸初心者に優しいシンボルツリーはほかにないでしょう。

素晴らしい。実に素晴らしいであります。

・・・そうだ、この家を楓がたくさんの家にしましょう。そうしましょう。

・・・やれやれ・・・

シンボルツリーが楓(もみじ)。

花が咲かないので派手さはないですが、秋の紅葉がとても美しく、いぶし銀のような魅力のあるシンボルツリーです。

 

まとめ:シンボルツリーを選ぶときは、慎重に!

それでは、まとめましょう。

虫嫌いな園芸初心者がシンボルツリーを選ぶポイントは、次の通りでございます。

1・果実がない。

2・落葉樹である。

3・枝垂れ(しだれ)る木でない。

4・花が咲かない。

5・つまり楓(もみじ)がおすすめ。

虫が嫌いで園芸初心者でも、シンボルツリーは植えたいものです。

しかしシンボルツリーは、一度植えたら抜くのが大変なので、慎重に選びたいところです。

 

虫嫌いのあなたがシンボルツリーを選ぶときは、こちらのポイントを参照くださいませ。虫を寄せ付けず、純粋に「木」だけを楽しむことができます。

もちろん、私の植えた楓(もみじ)もとってもおすすめですよ!

それでは、また!

 

 

シンボルツリーには剪定が欠かせません。

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