こんにちは。
あなたは年上の部下が思い通りに動かなくて、ストレスを溜めておりませんか?
部下が年上だと、ものすごくやり辛いですよね。
私も年上の部下をもつ上司として、頭皮が深刻なダメージを受けるほど悩みましたよ。
しかし年上の部下を動かす方法は、実は意外とシンプルだったります。
「部下が結果を出せる指示を出し続けること」
これが1番効果があります。
年上の部下を意のままに操る指示の出し方とは?
この記事では、言うことを聞かない年上の部下に頭を抱えるあなたのために、年上の部下を意のままに操る指示の出し方について解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
年上の部下は可愛くない問題。
年上の部下をもつ最大のハードルは、ずばり「かわいくない」ことではないでしょうか。
だってほら、同じ部下でも、年下の部下なら生意気なことしても、
と、大目に見れますよね。
ですが、これが年上の部下が同じ生意気なことをすると、
と、マジでイラッとして終わるのです。
これは私の狭すぎる心の器の問題かもしれませぬが、年上の部下はかわいくないのです。つまるところ。
だから何かに付けて、「年上の部下は、扱いづらい」と思ってしまうのですよね。
人生経験では勝てない問題。
私だって、せっかく上司になったのだもの、ちょっとぐらい上司っぽいことしてみたいですよ。
しかし残念ながら年上の部下の場合、逆にこちらが教えられることが多いから困ってしまうのですよ。
特に人生経験・ライフイベント(就職、転職、結婚、子育て)の経験値では、年上の部下には勝てません。
だって部下とは言え、年上ですからね、それは山あり谷あり、色々経験してきたことでしょう。
だから上司っぽく、
的な展開はあり得ない訳で。むしろ、
みたいな、ね。ああ、私の出る幕ないね、みたいな。
と、私の狭い心の中は、なんとも言えない感情でさらに狭くなってしまうのであります。
専門知識、キャリアでも勝てないかもしれない・・・。
しかもやっかいなことに、年上の部下と言えども、専門知識、キャリアでも勝てない場合があります。
それはそうですよね、部下とは言っても、きちんとキャリア積んで転職してきた人だっていますからね。
もしもキャリアを積んだ年上の部下の場合、上司であるあなたのプライドはズタボロになる可能性があります。
あなたが親切心で部下に教えてあげようと思っても、
と、なる訳でございますよ。
カタログの読み方なんて些細なことですが、小さな針穴から空気がどんどん漏れてしまい、私はトイレにダッシュして号泣したくなるのです。
年上の部下が指示を聞かない問題。
そんな年上の部下。扱いづらいだけで、ちゃんとこちらの指示を聞いて動いてくれるなら、まだマシだと思いませんか?
しかしちょっと厳しい話をしますが、世の人すべてがいい人、という訳ではないのですよね。
つまり、悪意を持ってあなたの支持を聞かない年上の部下もいる、ということでございますよ。
と、思っているかどうかは本人に聞かねば分かりません。
ですが、年下の上司の指示には納得いかないようで、自分の考えを優先したい部下もいるのです。
まあ、お気持ちは分かりますとも。私だって10歳も年下のやつに、あれこれ小うるさく指示出されたくないですからね。
それにその道のキャリアを積んできたら、なおさら。プライドだってありますしね。
キャリアで負けても、引け目を感じない。年上の部下に引け目を感じると、指示が鈍る。
年下の部下は、キャリアでは私よりも上かもしれません。
履歴書の職務経歴を書いたら、年上の部下の方がきっとたくさん書けますよ。
しかも私の場合は「経験者」として転職してきた年上の部下でしたので、業界の知識と経験もありましたね。イエス、私の出る幕ナッシングでございます。
そうなると、いくら私が上司であっても、どこか引け目を感じてしまい、堂々と振る舞えないのですよ。
自信を失うと、年上の部下への指示も鈍ってしまいます。
その結果、
との悪循環が生まれてしまう訳でして。
だから大切なのは、相手が年上だろうが、キャリアが上だろうが、仕事の知識が豊富だろうが、まずは引け目を感じないことです。
堂々としよう。まずはここからがスタートであります。
経験者と言っても、全てを知っている訳ではない。
年上の部下が経験者とは言っても、その業界の全ての経験をしている訳ではありません。
年上で、キャリア持ちの経験者でも、まだまだ知らないことも、やったこともないこともあるのです。
経験者としてキャリアがあって、年下の上司であるあなたよりも、優れている部分は多いかもしれません。
しかし全てにおいて、あなたより優れている訳ではないのです。
特定の分野ではあなたよりも詳しいかもしれませんが、「別の分野ではあなたの方がスキルが上」、ということもあります。
ちなみにですが私の場合、「新規開拓」という分野については、どうやら私の方がキャリアなようでした。
年上の部下と肩を並べると、どうしても自分の劣っている(ような)ところが目立つ気がしてしまう。
だから引け目も感じてしまう。
しかし実際にはそれだけではないのですよ。ちゃんとあなたにしかできない仕事があるってことですよ。
きっとあなたを上司として任命した背景には、そんな意図があったに違いません。(と、思いたい。)
だから自信をもって、上司として胸を張りましょう!
年上の部下でも、指示には妥協しない!
年上の部下を意のままに動かすためには、相手が年上だろうとも、仕事の指示には一切妥協しないことです。
できるだけ細かく、具体的に、期限を指定して指示を出す事がポイントであります。
指示を出すときは次のことに注意してみましょう。
細かく、具体的に、期限を指定する。
年上の部下の心のどこかには、年下の上司のことを舐めているフシがあるはずです。
命令口調で、タメ口で、ガンガン指示出せば、舐めらることはないのでしょうが、年下の上司にはそれができません。
それをカバーする為には、「指示する力」を見せつける必要があります。
ポイントは、
「何を」
「どうやって」
「いつまでに」やるか
を、明確に伝えることです。
もし年上の部下が
と、顔に書いているようなら、「どうしてやる必要があるのか」まで丁寧にご説明してあげましょう。
親切丁寧な指示は、受け手にとってはストレスが溜まるものですが、ここを乗り越えられると、部下を手下のようにコントロールできるようになります。
指示は依頼する形で。
また年上の部下に指示する場合は、依頼する形で指示するのが大切です。
部下とは言え、相手は年上です。自分よりも若い人間に、アレコレ指示を出されていい気持ちになるはずがありません。
あなたの指示がいくら的確で素晴らしくても、伝え方は重要です。伝える相手によって言葉を選ぶべきでしょう。
ですので、相手が年上の部下の場合、「やってくれますか」「してもらえますか」と、依頼する形をとる必要があります。
部下に結果を出させることが、上司としての信頼になる。
言葉に出さずとも分かりますよ、だって顔に書いてありますもの。
年下の部下を思い通りに動かしたいなら、いち早く上司として信頼されることが必要です。
そのためには、「部下に結果を出させること」。これが1番大切であります。
部下に抜かされるのが怖い?
せっかく部下ができて嬉しい反面、あなたは思いませんか?
私は小心者ですから、ドキドキぶるぶるですよ。
部下に嫉妬して、部下が結果を出すことを恐れると、核心をついた指示・アドバイスを出し惜しみしがちです。
だってあなたが築き上げた成果を、いとも簡単に飛び越えられえたらイヤじゃないですか。
ですが、あなたが指示やアドバイスを出し惜しみしていると、部下はあなたのことを信頼してくれませんし、指示も聞いてくれません。
・・・それはなぜでしょうか?
それはですね、あなたの指示を聞いても、結果を出す事ができないからですよ。
つまり、あなたの指示を聞く意味がないのです。
部下の成長を恐れてしまうと、部下への指示が甘くなります。
本当はここをぐっと攻めたら、必ず結果は出るのに、肝心なところでそれをさせない。重要なポイントを教えない。わざと苦労させる。
苦労したところで、
しかし部下は思います。
年上の部下を意のままに動かす為には、自分の出す指示がいかに「効果があるか」を分からせることが重要です。
そのためには、「結果の出る、親切で的確な指示」を出す事が大切なのです。
部下が結果を出せるような、絶妙なパス(指示)を出さないと、いつまでたっても部下の心はついてきません。
いくら何本も缶コーヒーおごったって、表面的に上司っぽくしてもダメですよ!
まとめ:年上だからと言って、妥協しない!
それでは、まとめましょう!
年上の部下の取り扱うときの注意は次の通りであります。
1・年上、キャリアがあるからと言って、ビビらない。
2・タメ口、呼び捨て厳禁。指示は依頼する形で。
3・年上の部下を思い通りに動かすには、上司としての信頼を積み重ねることが必要。
4・部下が結果を出せる指示(絶妙なパス)を出す事が重要。
私は上司をやり始めの頃は、
と、思っていました。
だってそうですよ。
部下に気をつかって指示を出して、絶妙なパスを出して、結果を出させてあげて。
しかも自分の売上にはならないし。あげ句には自分の仕事が終わらなくなるし。
しかし、少しずつ上司としての信頼を積み重ねていくと、まったくかわいくなかった年上の部下がちょっぴりかわいく見えるではありませんか!
やはり全力で出した指示に、全力で部下が動いて、部下が結果を出すって、嬉しいことなのですねえ。
「年下の部下が思い通りに動かない!」
そう悩むのなら、まずは全力でいい指示(いいパス)を出して、部下に結果を出させてあげることが先決です。
そうすれば、自ずと部下が付いてきてくれるようになりますよ。
それでは、また!
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