こんにちは。
中古マンションを購入する方の多くが、購入時にマンションをリフォームします。
間取りから変更する、リノベーションをする方も多いです。
人気の高まるリフォームですが・・・、ではここで問題でございます。
リフォーム会社は、どうやって選べばいいのでしょうか?
大変失礼ですが、適当な判断基準でリフォーム会社を選ぶと、「こんなはずではなかった・・・」と後悔してしまいますよ。
そこでこの記事では、絶対に失敗しないリフォーム会社の選び方について解説させて頂きます。
中にはゲスなリフォーム会社もいますので、ご注意くださいませ。
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この記事の概要
リフォーム会社の選び方 7つのポイント
通常、私たちの日常生活ではリフォーム会社との接点はありません。看板ぐらいは見たことはありますが、どんな仕事をしているのかは分かりません。
ですので、圧倒的に情報が足りないのですよね。
リフォーム会社を選ぶときは、次の7つのポイントを参考にしてください。
1・リフォーム会社の施行事例、実績を確認する。
まず確認すべきなのは、リフォーム会社が「どんなリフォームを得意としているか?」です。
中古マンションをリフォームする場合、当然ながら中古マンションのリフォームに強いリフォーム会社を選ばなくてはいけません。
「いや、リフォームするだから、どの会社も同じでしょ?まったくカバだなぁ・・・」
あなたはもしや心の中で、私のことをカバ扱いしませんでしたか?
イエス、いいんですよ、私がカバだろうとロバであろうと。あなたがリフォーム会社選びで失敗しなければそれでいいのです。
しかしお言葉ですが、「リフォーム」と一口に言っても、リフォームの範囲はとても広いのですよ。
・一軒家の水回りだけ変更する、小規模のリフォーム。
・一軒家を解体して、間取りの変更までする大規模リフォーム。
・マンションの水回りだけ変更する、小規模リフォーム。
・マンションの室内を解体し、間取りの変更までする大規模リフォーム(リノベーション)
同じリフォームとは言え、一軒家のリフォームとマンションのリフォームではノウハウが違います。
また小規模リフォームと大規模リフォームでも、求められるもの(ノウハウ・スキル・資金力など)が違います。
ですのでその会社が「何が得意なのか?」、よく調べる必要があります。
いや、もうすでに前金30万円も払っているのですが・・・。
リフォーム会社の得意分野を確認するには、HPで会社の施行事例・実績をよくチェックしましょう。
中古マンションのリフォームであれば、中古マンションの実績が豊富にある会社を選ぶべきです。
2・どんな社員がいるのか?建設業の許可は受けているか?
HPで確認できることはまだあります。
次はそのリフォーム会社にどんな社員がいるのかチェックしましょう。
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター
・宅建保持者
「資格は死格」と、転職の格言もありますが、リフォーム会社を選ぶときは資格は大切な判断材料になります。
「社員数、20人。現在、一級建築士になるべく勉強中です☆」・・・これは完全に無資格ですね・・・
リフォーム業に国家資格はありません。「リフォームマイスター☆」なら誰でも名乗ることができます。
しかも500万円未満の工事であれば、建設業の許可すら必要ありません。
開業届さえ出せば、腐れ素人でも「リフォーム屋さん」です。
だからこそ、厳しい試験に合格した国家資格が大切なのです。
だからこそ、しっかり建設業の許可を受けていることが大切なのです。
客観的な証明こそ、その会社の確かな実力でございます。
3・見積の明細がしっかりしている会社を選ぶ。
また見積書の明細がない会社は、候補から外した方がいいでしょう。
なぜならリフォーム工事の見積書に明細がなければ、どんな工事をされるのか分からないからです。
「リフォーム工事一式 50万円なり」だけでは、情報が足りなすぎます。
・どんな材料を使うのか?
・どんな工法で施行するのか?
・どのメーカーのどの商品を使うのか?
これでは工事内容がまったく分かりません。
これでは手抜き工事をされても気がつきませんし、リフォームした後に「依頼したかったのは、これじゃない!」と後悔してしまいます。
また見積書の明細がなければ、他社との比較もできません。
イエス、A社の方が安いので、A社に依頼しましょう。
安いA社に心ひかれますが、しかしご注意くださいませ。
確かにA社の方が見積書は安いですが、それは質の悪い材料を使っているからかもしれませんよ。
ですが見積書に明細がなければ、それすら判断できません。
最低でも見積書には、
・メーカー名
・商品名、型式
・単価
の記載は必須でしょう。
これなら素人の私にも手に取るように分かりますぞぉ!
リフォーム会社にとって、見積書の作成は煩わしいものです。
だからこそ、その会社の営業姿勢が垣間見えるのですね。
リフォーム会社を選ぶとき、見積書をしっかり書いてくれる会社を選びましょう。見積書の丁寧さは、そのまま工事の丁寧さにつながりますよ。
4・見積書が安すぎる会社はダメ。
リフォーム会社を選ぶとき、見積書が安すぎる会社は要注意です。
なぜなら契約後に
「追加工事が発生した!あと20万円かかります!」
「すみません、この見積書では対応できません。では、ごきげんよう・・・」
と言われる可能性があるからです。
これは行ってしまえば悪徳業者の部類に含まれるのですが、リフォーム会社の中には一定数ゲスい会社もいるので注意が必要です。
そのためにも、やはり見積書の明細がしっかりしている会社が望ましいですね。
5・契約書を取り交わさない会社もダメ。
リフォーム会社を選ぶとき、契約書を取り交わさない会社も避けましょう。
「え?契約書を取り交わさない会社がある?そんなまさか・・・?」
と思ったあなた。
・・・それがあるんですよ。
・知人から紹介してもらったリフォーム会社。
・個人で請け負っているリフォーム会社。
・訪問販売スタイルで、最初から詐欺の匂いがする会社。
・昔ながらの信用取引で契約書の存在を知らない会社。
リフォーム会社はいろいろです。いろんな会社があります。
ですので、あなたが選んだ会社が契約書を取り交わさない会社である可能性は、十分あります。
ですがご注意くださいませ。
契約書がないのはトラブルのもとです。なぜならトラブルが起きたときに、責任の範囲が分からないからです。
いや、でも契約書にちゃんと・・・しまった、契約書がないんだった・・・
契約書がなければ、「言った言わない」の水掛け論を終わりなく続けるだけです。
泥沼のトラブルにならないためにも、めんどうでも契約書は取り交わしましょう。
余談ですが、かたくなに契約書を拒む会社は完全に「黒」ですので、お早めにお帰り頂きましょう。
6・完成後の保証期間が長い会社を選ぶ。
リフォーム会社を選ぶときに大切なのは、リフォームが完成したあとの保証期間です。
リフォーム工事には法的な保証期間がなく、完全に会社任せとなっております。
そのため、
・保証なし
・保証3か月
・3年間保証!
・ラブ&ピース、永久に変わらぬ愛を保証!
会社によって対応が違いますので、しっかり長期保証してくれる会社を選びましょう。
またリフォーム工事には、リフォーム会社が加入する保証制度(リフォーム瑕疵保険)があります。
リフォーム会社が保証制度に加入していれば、長期保証を受けることができます。
7・訪問販売のリフォーム会社はやめておく。
リフォーム工事は元手のかからない商売ですので、独立開業する人が後を絶ちません。
独立開業間もない方は、事務所を持たずに訪問販売スタイルをすることが多いです。
訪問販売そのものは悪くないのですが、リフォーム会社で訪問販売をしている会社は辞めておきましょう。
なぜなら悪徳詐欺業者も、訪問販売スタイルだからですよ。
あなたはテレビで見たことはありませんか?
高齢のおばあさんが悲しい顔で、
「突然押し掛けてきた、強引なリフォームの営業が断れなくて・・・」
と言っている映像を。
訪問販売のリフォームはトラブルが多いです。
私は営業の仕事をやっているので思いますが、リフォームは訪問販売するような商品ではないかと思います。
ですので、最初から訪問販売のリフォーム会社は選択肢から外しておいた方が賢明です。
自宅のポストに素敵なチラシが入っていても、訪問販売スタイルならやめておきましょう。
まとめ:リフォーム会社は玉石混合
リフォーム工事は500万円未満なら建設業の許可が必要ありません。
ですので、リフォーム会社は玉石混合、悪徳会社もゲスな会社もいるのです。
だからこそ、リフォーム会社は7つの基準にしたがって選びましょう。
1・リフォームの施行事例・実績を確認する。
2・どんな資格を持っている社員がいるか?建設業の許可は受けているか?
3・見積書に明細が書いてない会社はやめておく。
4・見積書が安すぎる会社もやめておく。
5・契約書を取り交わさない会社はトラブルのもと。
6・完成後の保証期間が長い会社を選ぶ。
7・訪問販売スタイルのリフォーム会社はやめておく。
中古マンションを購入するときのリフォームが、人生ではじめてのリフォームかもしれません。
ぜひしっかり選んで後悔しないようにしましょう!
ぜひ素敵な住宅購入を。それでは、また!
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