こんにちは。
「遠距離恋愛」
この言葉を聞いただけで、どうして涙がこぼれ落ちてしまうのでしょうか・・・。
大好きな人と一緒にいたいのに、なぜそれが叶えられないのでしょうか。これではまさに、現代のロミオとジュリエットではありませんか。
そのためか遠距離恋愛は、成功しないジンクスがあります。
しかし私は、今のとは3年間の遠距離恋愛(九州と長野)を経て、結婚することになりました。奇跡は起きるものですね。
そこでこの記事では遠距離恋愛を3年間続け、そして結婚できた秘訣について語っていこうと思います。
遠距離恋愛での結婚は、奇跡ではありません。涙ぐましい努力の結果なのでございます。
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この記事の概要
遠距離恋愛の難しさ。
遠距離恋愛で検索すると、出るわ出るわの悲しいエピソード。私も思わず貰い泣きしそうになりました。
そうなのです。遠距離恋愛ほど難しい恋はないと言われる通り、遠距離恋愛を続けるのはとても難しいことなのです。
私も3年間経験したので、そこはキレイごと抜きに語っていきたいと思います。
皆様、どうかハンカチ片手に読み進め下さいませ。
距離が生む、不信感。
遠距離恋愛の難しさは、お互いの住んでいる距離がそのまま「心の距離」となってしまうことではないでしょうか。
大好きで、信頼している人なはずなのに、遠距離恋愛になると、どういうことか不信感が募るのですよね。
会いたいけど、会えない。どうして会えないの?
連絡してもすぐに繋がらない。どこで何してるの?
会いに行くのにお金と時間がかかる。もう無理なんじゃないかな・・・。
これはもちろん、お付き合いしている相手が悪い訳ではありません。悪いのは、全て距離なのです。
しかしそう頭では分かっていても、「どうして分かってくれないの?」「本当に好きなの?」と不信感が募り、別れ話に発展してしまうケースが後を絶ちません。
私もとは遠距離中に、何度も別れ話をしました。
お互いのことが大好きで、信頼しあっていたはずなのに、どうしてこうも別れ話になってしまうのか。
「遠い」というだけで、崩れてしまう人間関係の弱さを常に感じておりました。
経済的負担が重い。
また距離による不信感とは別に、お互いの距離が遠ければ遠いほど、会いにいくのに必要なお金も増えていきます。
私は九州と長野(周辺)を愛で結んでましたので、1回往復するだけで10万円かかっていました。
もうですね、マジで財布が悲鳴を上げておりましたよ。
当時はそこそこ景気もよくて、ボーナスもがっつり出ていた時期でした。
同期たちはブランド品を買ったりしておりました。周囲が浮かれる中でも、私は節約に励み、飛行機のチケット代を捻出していました。
遠距離恋愛は、続ければ続けるほど、経済的負担が重くのしかかります。
経済的負担が重くなると、心の中に芽生えてくるのが「罪の意識」です。
無理してまで付き合う必要があるのだろうか?
どうしてここまで無理して付き合っているのか?
自分の首を締める自問自答が始まってしまうのです。
3年間の遠距離恋愛を成功させた3つの秘訣。
遠距離恋愛を3年間続けていた私は、まさに愛の戦士だったでしょう。
愛の為に戦うのは生きがいでもあり、そして同時に辛かった。ただそれだけであります。
しかし私は一度釣った魚は死んでも逃したくない性格なので、なんとしても遠距離恋愛を成功させたいと目論んでいました。
愛に燃える私が遠距離恋愛を成功させる為に、ひそかに実施していた秘訣は次の3つです。
1・マメな連絡が必須。
遠距離恋愛を成功させる秘訣は、ずばり「マメな連絡」でございます。
マメな連絡こそ、正義。マメな連絡こそ、成功への唯一の道のりでございます。
・・・え?そんな話は知っているとおっしゃるのですか?ははー、なるほどですね。しかしですよ、
当時はLINEのなかった時代ですので、100通と書きましたが、100回でも、100往復でも、100送信でもいいんです。
大切なのは、息をするように連絡をし続ける、ということです。
朝起きたらすぐメール。
仕事の準備をしながらメール。
出勤しながらメール。
仕事しながらメール。
ご飯を食べながらメール。
イエス、一日中メールであります。
なぜにここまで小まめな連絡が大切なのかと言えば、それは「相手を感じられない時間=不信感が募る時間」だからですよ。
遠距離恋愛は、ただでさえ会えないし、しゃべれません。
だから、どこで何しているか分からない時間が続いてしまうと、それは相手への不信感に繋がってしまうのです。
ですので、遠距離恋愛で不信感を抱かせないためには、常に相手に「自分はいつも側にいるよ」「自分はいつもあなたのことを考えているよ」ということを、行動で示す必要があります。
それはつまり、24時間メールすることであります。
小まめに連絡をすることで、離れていても常に相手の側にいる、常に相手のことを想っていることを、行動で表現することができるのです。
2・全てを相手のために捧げる覚悟。
遠距離恋愛を成功させるには、自分の持っているものを全て相手に捧げる覚悟が必要です。
自分の持っているモノとは、
・お金
・プライベート
・時間
・自分の将来
これら全てでございます。
こう書くと、「え、何それ?いいすぎ!キモすw」という声がちらほら聞こえてきそうですが、実際そうなんですよ。甘いこと抜きでね。
だってですよ、お互いの距離が遠いというだけで、その恋愛はかなり危機的な状況なのですよ。
ちょっと「会いに行くのめんどくさい」と思えば、もう2度と会わないかもしれません。
会いに行くお金がもったいないと思えば、会いに行くのが億劫になるかもしれません。
相手の近くに恋のライバルが現れたら、相手を信じる(または疑う)ことしかできません。
あなたが相手のことをどんなに大好きであっても、遠いというだけで、これだけ危機的な状況になってしまうのです。
ですので、遠距離恋愛を成功させるには、もったいぶっている余裕はないのです。
持っているモノ、全てぶつける覚悟でなければ続きませんよ。
・・・しかし普段は100円のレトルトカレーで生活しているとは、口が裂けても言えません。
途中で夢破れるぐらいなら、最初から最後まで本気(マジ)で恋愛したいところ。
自分のものを全て捧げる覚悟があれば、必ずや遠距離恋愛は成功するでしょう。
3・「この人しかいない!」という信念。
遠距離恋愛を成功させる秘訣は、「この人しかいない!」という信念を持つことです。
「自分にはこの人しかいない!」
それが本当かどうかは分かりません。
しかし、遠距離恋愛ではそう自分を信じ込ませないと、そもそも続かないのですよ。
だって、ただでさえ遠いじゃないですか。普通に会えないじゃないですか。連絡してもすぐに返ってこなかったら「う、浮気か!?」って思うじゃないですか。
・・・心に隙だらけなんですよね、遠距離恋愛は。
ちょっとしたことで、すぐ相手への信頼なんてなくなってしまうのですよ。
もちろん、それはあなたが悪い訳でも相手が悪い訳でもありません。悪いのは距離であります。
しかしだからこそ、「自分にはこの人しかいない!」とマインドコントロールする必要があるのです。
その信念こそが、相手への信頼をより強固なものにし、結果的に遠距離恋愛を成功に導いてくれるのです。
相手も同じように苦しんでいることを忘れずに。
と、ここまで私が遠距離恋愛を経て結婚した中で、感じた秘訣を書かせて頂きました。
私はとにかく一生懸命でした。200%必死でした。
しかし実は遠距離恋愛中に、から言われて反省したことがあります。
私はなんとかして遠距離恋愛を続けようと必死になったばっかりに、の気持ちが見えなくなったときがありました。
私が遠距離恋愛が続くようにやっているのに、「どうしては反応してくれないの?」、と思うときもありました。
しかしのその言葉を聞いて、私は大切なことを忘れていたことに気がつきました。
それは「相手も同じように苦しんでいること」です。
はなりに、の感性で、の環境で、遠距離恋愛に苦しんでいたのです。・・・私と同じようにね。
遠距離恋愛を続けようと必死になると、相手にも同じことを求めがちです。
そして相手が同じことをしてくれないと、「どうして?」と不快感を感じてしまいます。
しかしでございます。相手もやはり辛いのですよ、あなたと同じように。
遠距離恋愛を成功させる秘訣。それは相手を思いやる心でございますよ。
まとめ:遠距離恋愛でも諦めないで!
それでは、まとめましょう!
遠距離恋愛を成功させた秘訣は、次の4つ通りでございます。
1・マメな連絡。
2・全てを相手の為に捧げる、覚悟。
3・「この人しかいない!」という、信念。
4・相手のことを思う、思いやりの心。
遠距離恋愛で悲しい結末にならないか不安だ。そも気持ちは痛いほど分かります。
しかし結論を申せば、その結末は「あなた次第」なのであります。
「わざわざ遠くまで会いにいくのもちょっとな・・・」
と、思えばそこまでですし、
「自分にはこの人しかいないから!」
と、思えば、いつまでも続いていくものなのです。
遠距離恋愛で大切なのは、覚悟、信念、そして相手を思う思いやりの心です。
あなたの遠距離恋愛、心から応援しておりますよ。
それでは、また!
遠距離恋愛を経て、26歳で結婚しました。やはり早く結婚するって、いいものですね。
その後8年間零細企業に勤めた後、独立しました。
遠距離恋愛→無職で結婚→独立、と迷惑をかけてばかりだったので、をディズニーランドへ連れていきました!
・・・うう、思い出しただけで辛い・・・。