こんにちは。
かわいい私の次男は、2歳になりますが、まだ言葉をしゃべりません。
が2歳のときは、片言ですが、かなりの単語数をしゃべっていた記憶があるだけに、
と、不安になったりもします。
ですが、ふと冷静に「と次男の育った環境」について、胸に手を当てて考えてみると私はとあることに気が付きました。
それは、「次男はしゃべらなくても、生活に不自由しない生活環境」だったということです。
そこでこの記事では、2歳でもしゃべれない、言葉が遅いときの原因・対応方法について、具体例に沿って解説させて頂きたいと思います。
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この記事の概要
同じ2歳でも、と次男で言葉の差が大きい。
同じ遺伝子を持って生まれたはずのと次男ですが、言葉の発達では差が大きかったです。
はものすごく早くて、次男はどうやら遅いようでした。
ペラペラしゃべる。
の言葉は早かったと記憶しています。
一般的には、男の子は言葉が遅いと言われるにも関わらず、2歳になった頃のは片言ではありながら、ペラペラしゃべる男の子でした。
たどたどしい言葉、発音でしたが、パパ、ママとの日常会話ができるレベルでございます。
一人称(ボク・ワタシ)も言えるし、2語文も完璧。「これは?」の疑問文も言えるし、歌を歌う(トトロのさんぽ)こともできました。
「まだボクはおやつが食べたいんだ!!」と、強烈にダダをこねる証拠動画も残されております。
しかもそれだけでなく、意味は分からないけど、親の言葉をマネして発音することも上手でした。当時の動画には、
※バーンナックルの図
と、餓狼伝説のテリーの必殺技「バーン・ナックル」まで完璧にコピーする2歳児だったのだ。神童ですね。
単語すらしゃべらない次男。
それに対して、次男の言葉は遅いのです。
兄弟で比べるのはよくないですが、比べるまでもなく遅い。明らかに遅いのですよ。
がペラペラしゃべっていたのに対し、次男は未だ単語すら満足に発音できません。
日本語の単語として聞きとれるものは、「パパ」「ママ」・・・ぐらいでしょうか?
それ以外は単語にもならない言葉。「かー」だったり、「ふー」だったり、「パー」だったり。
あと次男の大好きなものは、単語の一部が言えます。救急車のことは、「きゅーきゅー」。バスのことは、「バー」。
しかしそれ以外は単語にならないのですよ。
だから次男が一生懸命何かを指さしながら、私に教えてくれようとしても、
ごめんよー、パパ分からんわー(涙)
と、悲しくも親子の会話が成立しないときが頻発してしまいます。・・・ごめんよ、次男。
が育った環境。
兄弟なのにここまで言葉の発達に差が出た原因は何なのか?
冷静に考えてみると、と次男で育った環境が全然違うことに気が付きました。
が語りかけながら育児して育った。
は、第一子ということで私もも、ものすごーーく丁寧に丁寧に子育てした記憶がございます。
は初めての出産、子育てで、すごく真剣でした。
色んな育児書読んで、なりにいいと思ったことは全部実践してたみたいです。
振り返って思うのですが、あの頃のは、ずーーーっとに向かって語りかけていたですよ。
と、まだ語りかけても全く反応しない(生後2、3カ月)にずーーっと語りかけながら育児していらっしゃいました。
それは読んだ育児書の中に、「積極的に語りかけましょう」と書いてあったから実践してみたそうな。(語りかけ育児)
熱心に子育てしていたですが、「それは行き過ぎでは!?」と思う場面もありました。
寝静まる夜中でも、ずーーっと語りながらお世話をしていらっしゃったのです。
・・・薄暗い電気のつく部屋の中で。
・・・とにかく、は一生懸命だったのですね(涙)。
にとっては、「ママが全て」の空間。
の愛情を独占する羨ましい環境で育ったにとっては、まさに「ママが全て」の空間で育ったのです。
私はととの3人暮らしでしたので、私が日中仕事で家に居ない間は、ずっとはと二人っきりの生活。
が2歳になって、次男が生まれるまでずっとその環境で育ってきました。
つまりにとって、コミュニケーションする相手はママしかいなかったのですね。
幼いころより「ママが全て、ママのことが大好き!」として育ったには、きっと「早くママとコミュニケーションが取りたい!」って気持ちが強かったのではないでしょうか?
それゆえに、言葉を覚えるのも早く、おしゃべりが上手になったのではないでしょうか。
次男の育った環境。
では2歳になっても言葉が遅い次男は、どんな環境で育ったのでしょうか?
もちろん次男が生まれた時だって、私ももと同じように育ててあげようと思いましたとも・・・。
けれど私とがいくら同じように育てようと思っても、全く同じ育児条件にはなりませんでした。
お兄ちゃんという、強力なライバルがいる。
その最大の理由はこちら、「お兄ちゃんという、強力なライバルがいる」からです。
これはですね、年の近い、同性の兄弟(姉妹)なら仕方ありませんよ。
・おもちゃの取った取られた。
・おやつを食べた食べられた。
・ママを取った取られた。
・・・キリがありません!!
生まれながらにして、強力なライバルのいる環境に生まれてしまった次男。
次男が生き延びる為に必要なのは「言葉」ではなく、「行動力」だったのではないでしょうか。
じ・・・(のおもちゃを見つめる)
しゅたたた・・・ぱしっ・・・てててて・・・(逃げ去る)
言葉よりも先に手が出る。まさに次男はこのタイプであります。
お兄ちゃんという、大の仲良しがいる。
しかしお兄ちゃんという存在はライバルでもあり、同時に「大の仲良し」でもあります。
次男はのことが大好きすぎるのですよ。
それは次男の輝く目を見ればすぐに分かりますよ。キラキラしてますもの。
本気でお兄ちゃんのことリスペクトしているのでしょう。
お兄ちゃんとの遊びはいつだって刺激的で楽しいのです。パパやママと遊ぶことより、次男はお兄ちゃんと遊ぶ方が楽しそうですから。
そしてパパとママと遊ぶのと決定的に違うのは、お兄ちゃんと遊ぶときは「言葉がいらない」ことです。
言葉がなくても子供同士だと、ここまで楽しそうに遊べるのか・・・。
こんなに楽しそうな次男を見ると、私は思ってしまいます。
なるほど、次男が生きているのは、「しゃべらなくても、十分楽しく遊べる環境」だったのだと。
言葉をしゃべらない次男を見て、親は心配しますが、当の本人は言葉をしゃべらなくても十分に楽しんでいるのですね。
お兄ちゃんという大の仲良しがいるからこそ、しゃべらなくても次男の心は満ちているのでありますな(涙目)。
生まれた環境に上手く順応して育ってる。
確かに「言葉の早い・遅い」という側面を見れば、が早くて、次男が遅かったと結論付け出来ます。。
ですがそれは結局、生まれた環境に上手く順応して育ってきた、という結果なだけだったのです。
ママと二人っきりで育ってきたは、いち早くママのマネをして、コミュニケーションを取る必要があった。
そうしなければ、は孤独だったのかもしれませんね。
対して次男は、生まれながらお兄ちゃんと言う強力なライバルであり、大の仲良しがいる環境に育ってきた。
だから言葉よりも先に手を出さなくちゃいけなかった。そうでもしないと、自分のおもちゃすらない状況だった。
さらに言えばお兄ちゃんと無邪気に遊ぶのには、言葉はまったく必要なかった。
そんな環境で育った次男は、言葉を覚える必要性が少なかったのかもしれませんね。
でも二人とも、生まれた環境によく順応して育ってきてくれています。かわいい天使が二人、私は感無量でございますよ。
子の成長は、色んな意味で「バランス悪く」育つもの。気長に待ちましょう!
まとめ:言葉が遅くても、必要以上に心配しないで!
それでは、まとめよう!
2歳でもしゃべらない原因、対処方法は次の通りです。
1・同じ兄弟でも、言葉の発達は全然違う。
2・物静かな環境で育ったは言葉が早く、お兄ちゃんというライバルがいる環境で育った次男は言葉が遅かった。
3・子供は生まれた環境に順応して成長してきているだけ。
4・子供はバランス悪く成長するもの。気長に待ちましょう!
あと次男が言える言葉(単語)がございましたよ!
「俺が欲しいのはこれじゃない、甘いチョコレートが食べたいんじゃー!!」
って言いたい時に、一生懸命「ちがうっ!!ちがうっ!!」って言うのです。マジかわいい。
子供が言葉が遅い、しゃべれないと親としてはものすごく不安になります。
ですが、子供は今の環境に合わせて頑張って成長しておりますよ。
今成長しているのが、「たまたま」言葉ではないというだけです。
だから大丈夫、いつか言葉も話せるようになります。
不安な気持ちを抑えて、長い目で見てあげましょう。
それでは、また!
【追記】2017.12月
次男は無事に3歳になりました。おかげさまで、言葉はペラペラになりましたよ。
今となっては当時の「かー」だけで、すべてのコミュニケーションを取ろうとしていた次男の姿が愛おしく思えます。