こんにちは。ヤリイカ(@calmarJP)です。
「マイホームを購入したけど、住み替えしたくなってしまった。」
思い切って購入した、夢のマイホーム。それでも誰しも一度は、ブルーな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
私も同じ気持ちになった一人であり、そして実際に住み替えをした一人でもあります。
「住み替えって大変そう…」
「せっかく買ったマイホームを手放すなんてやめるべきなのかな…」
「売却と購入をうまく同時に進められるだろうか…」
など、さまざまな不安が浮かんできます。私もそうでした。
この記事ではそんな不安をどう乗り越えて、住み替えを成功させるか?私の経験談をもとにまとめました。
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この記事の概要
住み替えで大変なこと1:いま住んでいる家の売却。
まず考える不安はこちらで間違いないでしょう。「現在住んでいる家がうまく売却できるか?」です。
住み替えにあたって大きなアクションは2つあります。
・いま住んでいる家の売却。
・新しく住む家の購入。
二重ローンなどの複雑な状況を除いて、後者の「新しく住む家の購入」はそれほど難しくはありません。
住み替えを検討からには、何か住み替えしたい理由(=解決したいポイント)があるはずで、その解決したいポイントを満たす物件を探せばいいからです。
物件情報は今の時代インターネットでいくらでも探すことができますし、間取りや値段もすべて公開されているので、不確定要素はほとんどありません。自分で購入する物件を選ぶことができます。
しかし「いま住んでいる家の売却」は、それとはまったく違います。
自分がいま住んでいる家は、
「いつ売れるのか?」
「いくらで売れるのか?」
これが売却活動が終わるまで、まったくわかりません。不確定要素だらけなのです。
住み替えという大きな決断をしたあとに、いつ終わるかわからない売却活動を続けるのは相当な精神的ストレスになります。
もちろん場合によっては、数百万円単位で売却金額を下げなければならないこともあり、金銭的な影響も大きいです。
しかし、不確定要素をゼロにすることはできませんが、少しでも売却を成功させる確率を上げる方法がないわけではありません。
売却を成功させる秘訣に関しては、別の記事でまとめていますのでぜひご覧いただければと思います。
住み替えで大変なこと2: 住み替えに対するネガティブな周囲の反応
悩んだ末に住み替えを決断し、前向きに物事を進めようとした矢先、親族や友人に住み替えの話をするとネガティブな反応をされて、一気に萎えてしまうことも多いです。
「住み替えなんて何考えてるの?!一生住むと決めて買った家でしょう?!」
「そんなにすぐに住み替えるようじゃ、どうせ次の家にも満足できないよ。」
「服や日用品じゃあるまいし、そんなホイホイ住み替えなんておかしいでしょ!」
せっかく前向きになったところでこうした反応をされると、
「やっぱりやめておくか…」
となりそうになります。
しかし必要以上にこうした周囲の反応に惑わされてはいけません。
まず、これらの反応はだいたいぼんやりした概念的なものでしかありません。
「一生住むと決めて買ったら、いやでも住み続けなければならない」
などは「ただの価値観の押し付け」でしかありません。
ネガティブな反応に惑わされないためには、自分の中で「なぜ住み替えをしたいのか」しっかりと軸をもっておくことです。
住み替えを決断したからには、その裏側に色々な事情があったはずです。
・騒音がひどいので、静かな地域に住み替えたかった。
・通勤の満員電車が耐えられないので、勤務地の徒歩圏内に住み替えたかった。
・子供のことを考えて、セキュリティのしっかりしているマンションに住み替えたかった。
などなど、人それぞれ事情があると思います。
変な価値観をおしつけられて、自分が本来持っていた「住み替えたい理由」を忘れてしまわないようにしましょう。
こうした否定的な反応をする人は、ほぼ間違いなく住み替えをしたことのない人です(特に親世代が多いです)。
そのため、もしこうした否定的な反応によって心が揺らいでしまった場合は、実際に住み替えをした人に話を聞くといいと思います。
実際に住み替えした人は、きっと住み替えによって得た新しい生活をポジティブに過ごしていると思います。
そうした人たちの意見を聞くことで、「自分の決断は間違っていないんだ」と再確認することができます。
住み替えで大変なこと3:煩雑な手続き
もう少し実務的なポイントになりますが、住み替えに伴う煩雑な手続きも大変です。
ざっと思いつくだけでも以下のようなものが挙げられます。
・各種銀行やクレジットカード会社の住所変更
・水道やガスなどの利用停止・開始手続き
・駐輪場や駐車場の利用停止・開始手続き
・マンションの管理組合の手続き
・住宅保険の解約・契約手続き
・住宅ローン手続き(売却・購入ともに)
・自治体での手続き(転入届や印鑑証明など)
・引っ越しの手続き
特に住み替えで一番大事となる住宅ローン手続きに関しては、かなり煩雑な手続きになることを覚悟しましょう。
売却での住宅ローン完済の手続きと、購入での新たな住宅ローン契約を同時に進める必要があるからです。完済しないでダブルローンを予定している場合にも、その手続きが必要となります。
これらの手続きを簡単に終わらせるテクニックは、残念ながらありません。地道に一つ一つ片付けていくしかないです。
私も手続きでたびたび役所や不動産仲介業者に足を運んでいましたが、よく「こんなときお手伝いさんや秘書さんがいて、全部お願いできたらどれだけ楽だろう…」と考えていました。
お手伝いさんや秘書さんを雇うことは無理でも、あなたの頼もしい味方になってくれる人がいます。それは不動産仲介業者の担当者です。
売却のコツの記事でも書いたとおり、不動産会社仲介業者の担当者と良い関係性を築くのはとても重要です。
なぜなら彼らは数々の住み替えを担当してきているので、住み替えの経験と知識があるからです。
煩雑な手続きを一人でしていると、ミスやモレが起きてしまいます。
それらを防ぐために不動産仲介業者の担当者と密に連絡をとり、手続きの進捗を報告しておくことをおすすめします。
私もよく、
「今これとこれが終わりました。ほかにやらないといけないことはありますか?」
と、アドバイスを求めていました。
彼らは経験がたくさんあるので、「これが抜けていますよ」とすぐに教えてくれます。
また管理組合や自治体などに、電話で必要な手続きを聞いてくれたこともありました。あれは助かりました。
もちろんできる限り自分で調べるのも大事です。しかし一番大事なのは、ミスとモレなくスムーズに手続きを進めることです。
彼らも手続きが滞りなく進んで売買が成立しないと困るので、同じ方向を向いて協力してくれます。
手続きは大変ですが、最後の一歩でもあります。
すべて手続きを終わらせれば住み替え先での新しい生活がいよいよはじまります。不動産仲介業者の担当者と連携して前向きに取り組みましょう。
まとめ:住み替え後の新しい自分を想像して乗り切る!
今回の記事では住み替えにあたって大変なこと3点とそれぞれの解決策についてまとめました。
1・今住んでいる家の売却。
2・住み替えに対するネガティブな周囲の反応。
3・煩雑な手続き。
住み替えにはいろいろ大変なこともありますが、一番大事なのは「住み替えた後の新しい生活を楽しんでいる自分」をイメージして、前向きでいることだと思います。
たった一度の人生。自分で決めた「住み替え」という決断を信じて、人に何を言われようと、面倒な手続きがあろうと、新しい生活のために頑張りましょう!
きっとその先には、素晴らしい生活が待っています。
ヤリイカさんのほかの執筆記事は、こちら。
ヤリイカさんのブログ:フランス駐在員 ヤリイカのブログ
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▽住み替えで後悔しないためには、こちらもチェック!
「新しい生活を楽しんでいる自分を想像する」、とてもいい言葉ですね!
今回はブロガーのヤリイカさんに寄稿頂きました!ありがとうございます!