こんにちは、ザク男爵でございます。
宇都宮で毎年開催されている、陸上自衛隊の航空ショーがあることをご存じでしょうか?
その名も「陸上自衛隊北宇都宮駐屯地 開設○○周年記念行事」でございます。
陸上自衛隊という名前がついておりますが、メインとなるのはヘリコプターです。
ヘリコプターによる航空ショーは、軍隊マニアでない方でも感動モノでございますよ。
こちらのイベントは、大人がいっても楽しいのですが、小さい子連れのファミリー世帯にもおすすめですよ。
特に乗り物大好きな男の子は、大喜び間違いなしでございます。
今回、私は5歳と3歳の息子たちを連れていってきましたので、その様子と魅力をたっぷりお伝えさせて頂きたいと思います!
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この記事の概要
「陸上自衛隊北宇都宮駐屯地 記念行事」の基本情報
漢字ばかりの見出しとなしましたが、陸上自衛隊北宇都宮駐屯地の記念行事の基本情報は次の通りでございます。
基本情報・アクセス・開催時期・駐車場
正式名称:陸上自衛隊北宇都宮駐屯地 開設43周年記念行事(2016年)
開催場所:北宇都宮駐屯地(宇都宮市上横田町1360)
※横川西小学校近く
時間(開門):8:00(平成28年)
開催時期:例年6月頃
※開催時期は年によって異なります。
駐車場:無料
※私は9時に到着しましたが、その時点ですでに車は結構来ていらっしゃいました。
「宇都宮駐屯地」と「北宇都宮駐屯地」、2か所あるので注意!
実は宇都宮市には、自衛隊の基地が2か所ございます。
それは「宇都宮駐屯地」と「北宇都宮駐屯地」でございます。
非常に紛らわしいのですが、2つの基地はとても近くにあり、しかもどちらも宇都宮の南部にあります。

北宇都宮駐屯地も、「北」の方角がついている割には、宇都宮市の南のはずれにあるのですよね。

間違いやすいのですが、
宇都宮駐屯地:うつのみや病院(旧社会保険病院)近く
北宇都宮駐屯地:横川西小学校、コジマ電気宇都宮南店(宮環 国道121沿い)
が、目印になります。
また似たような場所に、似たような名前で2つの基地がありますが、2つの基地のイベントはそれぞれ内容が異なります。
宇都宮駐屯地:戦車、装甲車中心のイベント(4月頃)
北宇都宮駐屯地:ヘリコプターが中心の航空ショー(6月頃)
どちらのショーも楽しいですが、今回ご紹介させて頂くのは、ヘリコプターの航空ショーの方でございます。
戦車が中心の宇都宮駐屯地のイベントの様子はこちらになりますよ。
北宇都宮駐屯地に子連れで行ってきた!
北宇都宮駐屯地は閑静な住宅街の中にありますが、普段は高い壁に囲まれているので、中の様子はまったく見えません。
そこに基地があることも、注意してみないと分かりません。
しかし少し路地を進んだ先にある門(自衛官が警護している)を入ると、そこには心がワクワクする非日常空間が広がっているのであります。
宇都宮の住宅地にある、非日常空間。
「宇都宮」と聞くと、どんなものをイメージしますでしょうか?
栃木?餃子?日光?(それは宇都宮ではない)
まぁ総じて、「あまり知らんがな」、というイメージではないでしょうか。
しかし宇都宮の住宅地の中に、地元民でもあまり知られていませんが、こんな滑走路があるのですよ。

見て下さい、この果てまで続く地平線を。
水平線なら海が見える場所ならどこでも見えますが、逆に地平線って、そうそう見えるものではないですよ。(海なし県の嫉妬ではありません)
この長い滑走路には、航空ショーで活躍するヘリコプターが待機しております。

遠くからでも強そうですね。

こちらはアクロバット用のヘリコプター、ブルーホーネットです。
飛行機は空港に行けば見ることができますが、ヘリコプターを見る機会って、そうそうないですからね。
生のヘリコプターを初めて見た息子たちは、終始「乗りたい!」騒ぎでございました。
会場にはヘリコプターの展示がたくさん!
陸上自衛隊でありますが、北宇都宮駐屯地のイベントはヘリコプターが展示されております。
それはもう圧倒的なヘリコプターでございますよ。

こちらは先程、滑走路で待機していたブルーホーネットでございますね。
さすがにアクロバット用だけあって、スマートなデザインであります。
ですがヘリコプターって、飛行機に比べて地味とか、弱いってイメージ持ってませんか?
なんとなくですが、ヘリコプターって脇役みたいなイメージもありますよね。
でもこちらのヘリコプターを見たら、イメージ変わりますよ。

どどん!!どどどん!!!


私は軍隊マニアではないので、この機関銃が・・・とか、この装備が・・・とか、全くもって分かりません。
が、しびれるのですよ。このカッコよさに。理由ですか?いやいや、かっこいいに理由なんてありませんよ。

操縦席を見て頂ければ分かりますが、このヘリコプター、結構大きいのです。
羽の長さを含めると、かなりの迫力でございますよ。



こんな男たちにお付き合い頂いて、妻には感謝の言葉しかありません。いつもありがとうございます。
ちなみにですが、ヘリコプターの中に入れる機体もありますよ。(ただし飛びません)

大人気のため、既に長蛇の列でございました。
小さな息子たちを連れて並ぶのは難しいので諦めましたが、内心めっちゃ悔しいです。


ヘリコプターをこんな至近距離で見られる機会は、そうそうありません。
きっと子供たちにもいい刺激になっていると、密かに確信しております。
メインの航空ショーは見逃せない!
イベント会場で展示されたヘリコプターを見ているだけでも相当楽しいのですが、このイベントのメインはやはり「航空ショー」です。
ヘリコプター(しかも戦闘用)が宇都宮の空を飛び交う勇姿は、必見でございますよ!
航空ショーは10時スタート!
2016年に開催された開設43周年記念行事の航空ショーは、10時スタートでした。結構早い時間からスタートになります。(ただし開催年によって異なります)
今回私は初めての参加でしたが、常連さんはレジャーグッズ(シート、レジャーチェアーなど)を広げて、早々によく見える席を確保してましたよ。
航空ショーは空を飛びまわるので、基本的には基地のどこからでも見ることができます。
ですが、あえてお勧めするなら、「第2・第3格納庫」の中がお勧めでありますよ。
北宇都宮駐屯地のイベントは6月開催ということもあって、かなり暑いのですよ。特に日差しが。
しかも基地には木陰がない(木が少ない)ので、直射日光による頭皮へのダメージが深刻なのです。

だから、格納庫で観覧しましょう。格納庫は日陰で涼しく、風通しもいいので快適です。
しかし欲を言えば、ちょっと迫力が足りないかもしれませんね。早めにいい場所を確保するが吉でございますな。
涙腺崩壊のヘリコプターショー!
10時。
定刻になると、どこからともなくヘリコプターの羽音が聞こえてきます。・・・しかしこの数、相当な数であります。
なんということでしょうか。大好きなヘリコプターが、編隊を組んで飛んでくるではありませんか。
なんですか、これは。控え目に言っても、クソ最高なんですが。
ブルーホーネットによるアクロバット、マジでヤバいですよ。ほんと。
また戦闘用ヘリコプター「ブラックホーク飛龍」、「コブラ」は、すごい重厚感あるフライトでございます。地面すれすれを飛ぶときの、土埃がハンパないです。
あんな巨体が機敏に動くとか、どんだけパイロットは凄腕なのでしょうか。
さらに映画にもなった「アパッチ」も登場しましたよ。アパッチは戦車よりも強いヘリコプターだとか。文句なしに最高にカッコよかったであります。



この航空ショーを一言で言うならば、「すげーカッコいい」です。
語彙力が瀕死の表現で申し訳ないですが、これは絶対見なきゃ損であります。
出店、飲食ブースもある!

北宇都宮駐屯地でのイベントでは、出店があるので手ぶらで来ても、おいしいご飯を食べることができます。
からあげ、フライドポテトなどの定番から、そばやカレーなどのご飯系まで幅広く出店されております。
お値段も良心的なものが多く、子連れできたファミリーにも優しいお祭りでございます。
滑走路周辺は芝生となっておりますので、レジャーシート、レジャーチェアーなどを持参して、ピクニックを楽しむのもおすすめです。
まとめ:これは絶対見ないと損なイベントだ!
いかがでしょうか、北宇都宮駐屯地でのイベントは。
「自衛隊」と聞くとちょっぴり怖い印象がありますが、北宇都宮駐屯地でのイベントは、全然怖くないです。むしろ、カッコいいです。ただひたすらにカッコいいです。
大人だけでも楽しめますが、小さい子連れでも十分に楽しめるイベントになってますよ。
また身近に自衛隊の存在を感じるのは、とても心強いことだと思いますね。
自衛隊の人たちが、日々訓練に励んでいるからこその平和なのでありますよ。当たり前の平和なんてないのです。
北宇都宮駐屯地でのイベントは、例年6月頃に実施されてます。お近くの方も、遠方の方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
それでは、また!
例年4月に開催されている、宇都宮駐屯地のイベントレポはこちらの記事です!