おもちゃを大事にしない子供にモノの大切さを教える4つのヒント。

こんにちは。

 

子供にせっかく買ってあげたおもちゃなのに、乱暴に扱ったり、雑に扱ったりする姿を見ると、とても心が痛みます。

子供は楽しそうに遊んでいますが、親としてはもっとおもちゃを大事にして欲しい。そしてあわよくば、物を大事にする子に育って欲しい。

そう願う親も多のではないでしょうか。

 

子供の中に物を大事にする心を育てるには、どうしたらいいのか?

おもちゃを大切にしてもらうには、どうしたらいいのか?

 

4歳と2歳の男の子を育児している私は、次のようなことに気をつけるようにしております。

そのおかげか、息子たちはとてもおもちゃを大切にするようになりましたよ。

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子供におもちゃを大事にさせるには?

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かわいらしく遊んでいると思ったら、買ってあげたばかりのトミカをぶん投げてしまう子供たち。

エンジェル・スマイルを振りまきながら、やっていることは完全にデビルでございます。

では子供に、おもちゃを大事にする心はどうやって伝えたらいいのでしょうか?

私は4歳のと2歳の次男に、おもちゃを大事にするように、次のようなことを伝えるようにしております。

 

おもちゃを買うことに、ストーリーを持たせる。

おもちゃを大事にすることは、それがいかに大切なおもちゃなのか、認識させるところからスタートします。

ただ単におもちゃを買ってあげるだけでは、ダメなのです。

おもちゃを買ってあげるときに、このおもちゃがいかに大切なおもちゃなのか、よく分からせてあげる工夫が必要です。

 

よく持ちいる手段として、私はおもちゃを買うまでにストーリーを作ります。

「ストーリーを作る」と聞くと難しく聞こえますが、何も難しいことはありません。

ストーリーを作るのに最適なのは、

・子供の誕生日

・クリスマスプレゼント

・お正月

・入園、入学、運動会などの学校行事

・その他、子供が頑張ったイベントなど

節目となる日にプレゼントを渡すことで、ストーリーは作りやすくなります。

 

おもちゃにストーリー性をもたせるには、ただ渡すだけでなく、「どうして買ってもらえたのか?」を子供にきちんと伝えることがポイントです。

お誕生日、おめでとう!!ほら、君がずっと欲しがってた仮面ライダーベルトだぞ!

これは君が4歳になったらか、パパとママからのプレゼントだよ。大切にしてね。

パパ、パパ、かっくいい!しゅわっち!

私は誕生日の3か月前から「欲しいものはなに?」とヒアリングを重ねます。

それは子供の欲しいものを理解する意味もありますが、誕生日プレゼントの期待値をあげるためでもあります。

またプレゼントは、当日まで極秘にします。

プレゼントにストーリー性を持たせることで、おもちゃに意味と思い出が生まれます。

単なるおもちゃではなく、意味のあるおもちゃに変わったとき、子供は宝物のように大切に扱いますよ。

 

捨てる前に修理。捨てる前に保管。

子供におもちゃを大事にして欲しいと思うならば、買ってあげる以上に、捨てることに気をつけないといけません。

古くなったり、壊れたおもちゃを簡単に捨ててしまうのは、おもちゃを大切にする心によろしくありません。

(おもちゃは古くなったら捨てる。また新しいおもちゃを買ってもらおう・・・)

おもちゃを大切にする心を育てるには、古いおもちゃも大切にする必要があります。

 

これは親自身の行動にも言えることで、古くなったモノでも大切にしなくてはいけません。

子供は親の行動をスナイパーのようにじっと観察しています。そしてすぐに親の行動を覚えます。

 

「その言葉どこで覚えたの?」

「そのしぐさは誰のマネ?」

 

子供は見てないようで、しっかり見てるんですよねえ・・・。あのかわいいおめめで。

 

ですので、古くなった、壊れたからと言って、おもちゃは簡単に捨てない方がいいですよ。

古くなったおもちゃは、キレイに掃除する。壊れたおもちゃは、修理することが大切なのです。

・・・よ。さすがにこのおもちゃは、もう修理できません。残念ですが、捨てましょう。
イヤだもん、まだ使えるもん!しゅたたたた・・・(おもちゃを持って逃走した)

ボロボロなおもちゃでも、子供にとっては思い出の詰まった大切なおもちゃかもしれません。

 

また、一時的に遊ばなくなったおもちゃは、スペースが許す限りとっておきたいものですね。

昔は遊んでいたけど、今は遊んでいない。おもちゃ箱に無造作に放り込まれたおもちゃは、山のようにありませんか?

しかし使わないおもちゃを捨ててしまうのは、それはつまり、おもちゃと一緒に子供の思い出も捨ててしまうことです。

パパ、パパ。ボクが赤ちゃんだった頃のおもちゃ、また使いたい!
あ、あれか・・・あ、あれは・・・捨ててしまった・・・ご、ごめんよ・・・
しょぼーん

保管スペースに余裕がなかった頃、何度このやり取りを繰り返しをしたことか。

今はスペースに余裕ができたので、できる限りおもちゃは捨てないで大事に保管しておりますよ。

そのせいか、も次男も時折忘れた頃に、「あのおもちゃ、使いたい!」と言ってきます。

 

「昔のおもちゃを今も使う。」

 

この行動を見るたびに、おもちゃを大切にする心が育っているなと感じる今日この頃です。

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楽しそうに遊んでいても、雑な扱いなら注意。

子供がおもちゃを使っている姿は、なんとも微笑ましいものがあります。

しかし楽しさのあまりに、せっかく買ってあげたおもちゃを雑に扱うことはありませんか?

 

「子供のことだから、多少のことは仕方ない。」

「子供は自由に遊ばせるべきだ。」

 

子供の数だけ育児のやり方がありますので、正解を1つに限定することはできません。

しかし私は、子供のたちの雑な扱いが目に余るときは、ビシバシと注意させて頂いております。

こら、大事に使え。
ぴぎぃぃぃ・・・

おもちゃで遊ぶ子供を注意するのは、多少の後ろめたさがあります。

しかしやはり私は、「物を大事に使って欲しい」想いを子供たちに伝えたいのです。

 

私は子供たちの笑顔がみたい一心で、一生懸命働き、おもちゃを真剣に選んで買っています。

どのおもちゃにも、子供の手に渡るまでストーリーがあって、惰性で買ってあげたおもちゃは1つとてありません。私にとっても、どのおもちゃも大切なのです。

だから多少きびしく聞こえても、やはり「大事に使え」と、口を酸っぱくして言ってしまいます。

・・・ぶんぶん・・・がしがし・・・がんがん・・・
次男
・・・ごんごん・・・ぼかん・・・ぽいっ・・・

まあ、何回言ったところで、雑に扱うときは雑に扱うんですけどね。でも親の気持ちを伝えるって、大切だと思いますよ。

 

親もモノを大切にする習慣を。

と、ここまで私が、子供がおもちゃを大事にさせるためにしていることを書いてきました。

ですが、やはりそれ以上に重要なのは、「親自身が物を大切にする習慣」ではないでしょうか。

これは非常にお耳の痛い話でありますが、親が何度「おもちゃを大事にしろ」と言うよりも、親が物を大事にしている背中の方が説得力があるというものでございます。

口では「おもちゃを大事にしろ」と言っていても、親自身が「買っては捨てる」を繰り返したり、壊れたら簡単に捨てていれば、それは説得力が欠けてしまいます。

おもちゃは大事にしなさい。大切に使いなさい。

・・・え?私のうしろにある山積みにされたゲームは何ですかと?

そ、それは・・・買っただけで満足してしまったゲームでございます・・・。

親が物を大切にしているなら、子供は親の背中を見て、自然とおもちゃを大切に使うようになりますよ。

 

まとめ:おもちゃにストーリーを持たせてあげて。

それでは、まとめましょう。

子供におもちゃを大事させるには、次のコツを試してみましょう。

1・おもちゃを買うことに、ストーリーを持たせる。

2・古くなった、壊れたおもちゃは、清掃・修理する。

3・保管するスペースが許すなら、使わなくなったおもちゃも保管する。

4・楽しそうに遊んでいても、雑な扱いなら注意する。

5・何よりも親自身が物を大切にすること。

子供がおもちゃで遊ぶ姿は、見ていて心から癒されます。仕事ですさんだ魂が、きれいに浄化されますよね。

しかし買ってあげたおもちゃを雑にされると、胸が切り刻まれる思いがします。

せっかく買ってあげたおもちゃですから、どうか大事に使って欲しいと願うのが親心です。そしてあわよくば、物を大事にする心も育てたいですね。

おすすめなのは、おもちゃにストーリーを持たせてあげることです。

買ってあげるまでのプロセスも大切にしたいですね。

それでは、また!

 

 

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