兄弟平等に育てられますか?男の子兄弟(2歳差)育児で気をつけたい5つのこと。

こんにちは。

 

男の子兄弟を育児していると、兄弟の扱い方に悩むことはありませんか?

 

に我慢をさせている気がする・・・。

次男に愛情を注げてない気がする・・・。

 

2人とも最愛の息子ですもの、同じように溺愛して育てたいですよ?

しかし現実には、兄弟間での扱いに差が出てしまってないか、とても心配になります。

もちろん、二人の男の子を溺愛で育てている私も、その一人でございます。常に「本当にこれでいいのか?」と思い悩む日々でございます。

そこでこの記事では、悩みながらにも掴みかけた、男の子兄弟の育児のコツについてまとめていきます。

私と同じように兄弟の扱い方に悩む方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

本当に兄弟は平等なのか?

ほら、よく言うじゃないですか、「兄弟は平等に育てましょう」と。

おっしゃる通り、兄弟平等に育てられたら、兄弟の扱い方に悩まなくてもよさそうですよね。

ですが、思いませんか?

 

「本当に兄弟って平等なのか?」と。

 

結論を言わせて頂きますが、私は兄弟は平等ではないと思います。

生まれた順番で、育つ環境はぜんぜん違いますよ。

 

平等に育てたいけど、生まれた環境が平等ではない。

私だって、も次男も同じように平等に溺愛したいです。2人ともほっぺにチュウチュウして育てたいですよ。

しかしでござます。私は思う訳であります。

兄弟平等に育てたいけど、生まれた環境が2人とも違うから、平等になりませんよ・・・?

2人とも同じように同じ条件で育ててあげたい。

しかし現実には、同じ親、家庭に生まれたとは言え、と次男とは生まれた環境が違うので、平等にすることができないのです。

 

お兄ちゃんが損するとき。

同じ親に生まれた兄弟でも、生まれた順番で育つ環境は大きく違ってきます。

先に生まれたお兄ちゃん()が損をするときは、次のようなときではないですか?

・親の愛を独占していたのに、ある日突然、次男に親を盗られる。

・親が若いときに生まれるので、収入が少ない。おもちゃを買ってもらえない。

・初めての育児で、間違った方法を実践しがち。

・次男はまだ小さいからと言って、イライラしたときのターゲットになりやすい。

・育児用品が不足している場合が多い。

・弟に比べて習い事など初体験が遅い。

 

弟が損するとき。

一方で、弟は生まれながらにして、お兄ちゃんと違う環境で育ちます。

弟が損をするときは、次のような状況ではないでしょうか。

・生まれたときから、親の愛情を独占できない。

・生まれながらにして、お兄ちゃんというライバルとの生存競争に巻き込まれる。

・初孫になれない。(祖父母の初孫の扱いは格別。)

・お兄ちゃんのお下がりに囲まれて育つ。

どちらが得なのか、明確に答えを出すことはできません。

しかし兄と弟で、同じ親の同じ家庭に生まれたのに、育つ環境はずいぶん違うのですね。

 

不平等を上手に利用する育児方法。

ce9abf74b251aa434f0a559c168f4b6c_sそうなんですよ、「兄弟平等」とは言っても、それは理想なんですよね。現実には生まれた順番で、育つ環境は大きく違ってくるのです。

兄弟は生まれた環境がぜんぜん違います。

それならば、いっそのこと不平等を上手に利用できないものでしょうか・・・?

不平等なものを平等にしようとするから、無理が生まれます。

だから不平等な環境なのですから、それを上手に利用しようと工夫してみました。

 

お兄ちゃんに我慢させる代わりに、「特権」を与える。

「お兄ちゃんなんだから、我慢しなさい!」

これは兄弟がいる家庭では、とても聞きなれたフレーズではありませんか?

 

「先に生まれたお兄ちゃんの方が大人だから、我慢しなさい。弟に譲りなさい。」

というニュアンスで使われますよね。

 

このフレーズは、つい私も口から出そうになることがあります。しかし言葉にするとがかわいそうなので、いつも寸でのところで飲み込んでいる言葉です。

 

しかし育児をしていると、「お兄ちゃんなんだから我慢してよ!」的なシーンが多々あるのですよね。

でもお兄ちゃんにだけ我慢させるのもかわいそうです。

かわいい2人の天使の間に心が揺れたときは、お兄ちゃんに我慢させる代わりに、「特権」を与えてはいかがでしょうか

お兄ちゃんなんだから、弟に優しくできるよな?
・・・うん(涙目)
よし、偉いぞ。お兄ちゃんだから、このお菓子を特別にあげよう。

・・・お兄ちゃんだけだぞ?

エサで釣る訳ではありませんが、頑張った先に獲得できるもの(特権)があるからこそ、立派にお兄ちゃんを務めることができるものです。

今のところこの作戦で、はお兄ちゃんとしての自覚と職務を果たすようになりましたよ。

 

不平等だからこそ、平等に扱っているパフォーマンスを。

生まれた順番が違うから、育つ環境が違います。

それだけで不平等が生まてしまいますが、不平等な育児を露骨にすれば、いくら純粋な子供と言えどやさぐれてしまいますよね?

弟ばっかり甘やかされてる。ずるい。

ボクはパパとママから愛されていないのかな・・・。ぐすん

次男
あくーーーっ!(お兄ちゃんばっかり!ずるい!)

そこで大切になのが、「平等に接している」というパフォーマンスでございます。

 

「パパもママも、2人とも大好きだよ。」

「愛しているよ、平等に扱っているよ。」

 

というパフォーマンスが必要であります。

 

例えば子供と遊ぶとき、どちらか一方を抱っこすれば、必ずもう1人が「ボクも!」と言いませんか?

順番に抱っこしてもいいですが、私はパフォーマンスの意味も込めて、2人まとめて抱っこしております。

さあ、2人とも。パパがまとめて抱っこしてあげよう!がっはっはっは・・・(そろそろ腰がヤバい)

2人一緒に抱っこする。

これなら、見た目にも精神的にも「平等」ですよね。子供にとっても、分かりやすい「平等の愛」ってうれしいものではないでしょうか。

 

生まれた順番が違うから、不平等な環境は仕方ありません。ですが、だからこそ「平等に育てている」パフォーマンスは必要でありますよね。

 

の「孤独」、次男の「仲間に入りたい」を理解してあげる。

育つ環境が違うのは仕方ありませんが、それでも「違う環境で育つ境遇」を理解してあげることは大切ですよね。

先に生まれたは、

・それまで親の愛を一人占めしていたのに、弟に盗られた。

・自分よりも小さくて弱い存在がいるから、親の愛が弟に注がれている気がする。

「どうせボクなんて・・・」とヤサグレて育っているかもしれません。

 

あとから生まれて来た弟も、

・生まれた瞬間からお兄ちゃんというライバルがいて、生存競争に巻き込まれた。

・体格差があって、お兄ちゃんには勝てない。

・お兄ちゃんとパパ、ママが遊んでいる姿が羨ましい。ボクも仲間に入れて欲しい。

「お兄ちゃんが羨ましい」と思いながら育っているのかもしれませんね。

 

平等に同じ条件で育ててあげられないからこそ、2人の抱える想いを理解してあげることが大切ではないでしょうか。

 

多少のケンカは見て見ぬふりを。

不平等な世界で育つ2人は、ときに仲良く遊ぶこともありますが、基本的にはケンカばかりしていませんか?

愛する子供たちがケンカする姿は、見るも辛い光景であります。

ですがなるべくケンカの仲裁はしないで、「見て見ぬふり」がいいかもしれませんよ。

それは子供なりに、ケンカをして学んでいく姿が見られるからです。

・が作ったオモチャを、次男が壊した。

・次男が遊んでいたオモチャを、が横取りした。

私の家でも、本当に下らないことで毎日飽きもせずケンカが繰り返されます。

しかし、下らぬ争いを繰り返しながらも、二人の成長が感じられるのです。

 

えげつなくのオモチャを放り投げていた次男も、のオモチャは大切に使うようになりました。

容赦なく次男のオモチャを奪っていたも、次男がオモチャで遊んでいるときは、少し我慢できるようになりました。

2人とも大きくなったねえ・・・涙。

ときおり見せる兄弟愛は、私の涙腺を崩壊させます。やはりケンカをしても、兄弟っていいものですね。

 

まとめ:兄弟不平等だからこそ、2人まとめて愛してあげたい。

それでは、まとめましょう。

男の子兄弟を育児するときは、次のポイントに注意してみてはいかがでしょうか。

1・生まれた順番による育つ環境の違いは仕方のないこと。

2・育つ環境の違いを上手に活用して育児をする。

3・お兄ちゃんには我慢する代わりに「特権」を。

4・不平等だからこそ、平等に扱っているパフォーマンスを。

5・、次男のお互いの境遇を理解してあげる。

6・多少のケンカは見て見ぬふりを。

毎日ケンカばかりしている姿を見ると、「仲が悪いのか?育て方を間違えたのか?」と不安になります。

「兄弟は平等に育てるべき」とは言うものの、現実には育つ環境がまったく違います。それでも無理に平等を貫くと、どこかで無理が出てしまいます。

 

兄弟は不平等の中で育っているもの。

だからこそ、お互いの境遇を理解してあげ、「2人とも大好き、2人とも平等に育てているよ(条件は違うけど)」とパフォーマンスすることが大切ではないでしょうか。

ですが、これだけは断言できます。

イエス、子供たち。

君たちは生まれる順番こそ違いますが、2人とも最愛の息子でございますよ。

2人とも溺愛しましょう、溺愛を。

それでは、また!

 

 

次の記事はこちらです。

パパが仮面ライダーにハマったワケを子供たちは知らない。

2018.04.27

5年間息子を溺愛で子育てして分かった、幼少期における父親の役割とは?

2017.07.05

こちらの記事もお勧めです。